この記事では沖縄県・石垣島の観光スポットを半日で巡った時の旅行記ブログです。
沖縄本島の那覇から南西へ約410kmの位置にある石垣島の魅力は、透明度の高いエメラルドの海や亜熱帯の大自然。
この旅行記では、私たちが石垣島の魅力であるエメラルドの海や大自然を満喫した石垣島旅行を基に、特に初めて石垣島に行く方向けに、まずは押さえておきたい定番観光スポットを効率よくめぐる半日(4時間)観光プランを、写真と共に紹介しています。
また旅行記内では実際に使った費用などもレポートしています。
石垣島旅行の到着日や帰る日など少し時間が空いてしまった時や、クルーズでの石垣島に行く時などにこの旅行記を参考にしてくださいね。
それでは、美しい海と大自然を満喫する石垣島の旅へどうぞ!
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沖縄観光の前に見てみてくださいね。
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「おすすめ観光スポットを巡る半日観光」の概要 〜石垣島 旅行記ブログ〜
今回は日本発着クルーズの途中で石垣島に寄港しました。
(その時の旅行記は「2019年ウエステルダムで行く日本発着クルーズ旅行記」)
船が石垣島の港に到着したのが8時、出港が18時00分でしたので、島の滞在時間は10時間。
10時間もあればゆっくりと観光できると思えますが、10時間すべてを観光に費やすわけにはいきません。船の到着が遅れたり、逆に早く出港してしまう可能性もあるからです。
また翌日は台湾に寄港するために、出国の手続きを行わなくてはならず、15時くらいまでには船に戻りたいと思っていました。
そのため、観光にあてる時間は4時間にすることにしたのでした。
石垣島・半日(4時間)観光プラン
石垣島・半日観光プラン
石垣新港で下船→半日観光へ出発!
石垣島で一番大きなバンナ公園の中にある展望台。
エメラルド色の海と共に竹富島や西表島など八重山諸島の島々を見ることができます。
八重山の家並みを再現したテーマパーク。
リスザル園や小動物園もあり、琉球衣装やシーサー絵付け体験なども体験できます。
「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」で三つ星を獲得した有名な景勝地。
グラスボートに乗って世界有数の透明度を誇る海を堪能します。
100店以上がお店が立ち並ぶ日本最南端の商店街。
石垣市公設市場もあります。
沖縄での「車は右側通行」とから「左側通行」となったのを記念して建てられた「730記念碑」がある交差点。
下記が行った場所です。
石垣島の南西側を周ったことになります。
石垣島での移動手段
石垣島には多くの観光スポットがあります。
ですが、それらを効率よくまわるには車が必須!
石垣島ではレンタカーで観光するのがポピュラーのようですが、旅行先では旦那が運転したがらないので却下。(私は長年のゴールドペーパードライバー ^^;)
そんな私たちが選択したのは、タクシーを貸し切って観光地を周ってもらう「観光タクシー」です。
事前に調べたところ、石垣島では観光タクシーを運営している会社は数社ありました。
その中からメールでのやり取りを通じて1社にお願いしました。
いずれの会社も時間制で、石垣島の観光スポットを巡るモデルコースが用意されています。
私たちがお願いしたのは4時間のコースです。
石垣島観光にかかった費用
観光タクシー代(小型車:3,500円 × 4時間) | 14,000円 |
石垣島鍾乳洞 入場料(1,100円 × 2人) | 2,200円 |
石垣やいま村 入場料(1,000円 × 2人) | 2,000円 |
川平湾グラスボート 料金(1,050円 × 2人) | 2,100円 |
総計(2人分) | 20,300円 |
*観光タクシーは小型車(定員4名)です。
*川平湾グラスボート料金は、2020年4月から1,200円になっています。
それでは、次に私たちが行った観光スポットを詳しくご紹介します。
石垣島おすすめ観光スポット 〜石垣島 旅行記ブログ〜
石垣島鍾乳洞
最初に訪れたのは、石垣島鍾乳洞です。
鍾乳洞へ続く入り口には、亜熱帯の花々が。
色とりどりの花を見ると南国に来たんだと実感します。
花だけではなく、亜熱帯の果物もなっています。
パイナップルの他にもパパイヤ、ドラゴンフルーツ、マンゴー、バナナなどもあるそうです。
きらきらと黄金に輝くオオゴマダラのさなぎもありました。
日本で最大の蝶と言われていて、石垣市の市蝶でもあります。
オオゴマダラが亜熱帯植物の間を優雅に舞っていましたよ。
さあ、この階段を下って、鍾乳洞内に入っていきましょう。
海底のサンゴ礁が地殻変動などによって隆起して生まれた日本最南端の石垣島鍾乳洞は、全長3.2km の内、約660mが公開されています。
見学にかかる時間は30分ほどです。
鍾乳洞というと中はひんやりして涼しいというイメージがありますが、石垣島鍾乳洞は蒸し暑いです。
また途中、通路が狭かったり、水が垂れてきたりして足元が濡れて滑りやすい場所もあるので、歩行は注意が必要です。
透き通ったきれいな地下水が神秘的な長寿の湖。
その他にも洞窟内では珍しい形の鍾乳石を楽しめます。
また、イルミネーションで幻想的に飾られた鍾乳石もあります。
これはトトロに似ていると話題になった鍾乳石です。
似てる?
石垣島鍾乳洞は鍾乳石の成長が本土の鍾乳石より早いそうです。
一般に鍾乳石が1mm成長するには10〜30年かかると言われていますが、石垣島鍾乳洞の場合、3年で1mmというハイスピード。
亜熱帯気候で雨が多く地上の微生物の働きが活発で、多くの二酸化炭素をつくり出していることと、隆起サンゴ礁で石灰岩の密度が粗いのが理由だと言われているそうです。
トトロも数年後には他のキャラクターに変わっているかもしれませんね。(笑)
4月の初旬だというのに最高気温26度です。
さすが南国・沖縄です。
鍾乳洞を出るとお土産の売店とレストラン、トイレがあります。
団体客も受け入れているようでかなり広いです。
エメラルドの海を見る展望台
次に向かったのは石垣島鍾乳洞から車で約15分、「エメラルドの海を見る展望台」。
石垣島で一番大きなバンナ公園の中にある展望台です。
バンナ公園は東京ドーム約60個分もある広大な森林公園です。
5つのエリアにわかれていて、森林散策ができる熱帯植物園や野鳥観察ができるエリア、さらに子供向けのアトラクション、「エメラルドの海を見る展望台」の他にも多くの展望台があります。
エメラルドの海を見る展望台からは、石垣島市街地と共に、エメラルド色の海の向こうには竹富島や西表島など八重山諸島の島々も見ることができます。
運転手さんの出身だという黒島もうっすら見ることができました。
このエメラルドの海を見る展望台からの夜景もステキだそうです。
石垣やいま村
次に訪れたのは、石垣やいま村です。
エメラルドの海を見る展望台から車で約10分、石垣島の南西部に広がる名蔵湾を一望する丘の上にある八重山の家並みを再現したテーマパークです。
赤瓦の古民家だけではなく、リスザル園や水牛がいる小動物園や、琉球衣装やシーサー絵付けの体験、三線ショー等のアトラクションなど八重山のさまざまな文化に触れることができる場所です。
園内では6軒の古民家を見ることができます。
古民家の中には国の有形文化財に登録されたものもあります。
各民家は実際に中に上がることができ、民家の中では体験教室なども開催されています。
今日は日差しがきつく気温も高いので、縁側に座っていると風が通り、とても気持ちよかったです。
へばった旦那は縁側(?)で休憩。
次は「リスザルの森」へ向かいます。
一年を通して暖かい八重山の気候がリスザルに適しているので、中南米原産のボリビアリスザルを飼育しているそうです。
小柄なリスザルは人懐っこく、餌をあげるとすぐに近寄ってきます。
いえ、餌をあげなくても、カバンなどを持っていると、そのチャックを開けようとまでするので、要注意です!
旦那もリュックを開けられそうになってました。
小柄なサルですが、こうなるとちょっと怖い。。。
肩や腕、さらには頭の上にまで登ってきます。
この方はリスザルに大人気?
気持ち良さそうな広場もあります。
ですが、今日は日差しが強く、日焼けが怖い。。。
こちらはアンパル塔です。
八重山各地に残る遠見台の史跡がモチーフになっています。
遠見台は異国船を見張るために設けられた遠くを見渡すための建造物です。
塔に登ってみましょう。
やいま村を一望できるほか、
名蔵湾と、その向こうに島影を見ることができます。
さらにやいま村園内では、名蔵アンパルも見ることができます。
名蔵アンパルは2005年にラムサール条約に登録された干潟とマングローブからなる一帯のことです。
マングローブも見学したかったのですが、残念ながら時間が足りず、断念。
初めは見学時間に40分も必要ないだろうと思ったのですが、全然足りなかったです。
また来る機会があれば、もっとゆっくりと見て回りたいです。
川平湾
石垣やいま村から車で約15分、今回の石垣島観光で一番行きたかった川平湾に来ました。
「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」で三つ星を獲得した石垣島での有名な場所です。
三つ星とは旅行者にとって「わざわざ旅行する価値がある」という意味です。
そんなにおススメするって、どのような場所なのか期待も膨らみます!
このグラスボートに乗って川平湾を周遊します。
ボートの船底がガラス張りになっていて、このように海底を見ることができるのです。
でも残念なことに、昨日の大雨で海が濁ってしまったということ。
それでも、珊瑚礁や「ニモ」のモデルになったカクレクマノミなどの魚が泳ぐ姿を見ることができました。
海が濁っているということで、外海まで出てくれました。
結構ボートが揺れて、アトラクションのようで面白かった。^^v
グラスボートの川平湾遊覧は約30分。
私たちが利用したグラスボートは、朝9時から夕方17時まで15分間隔で運航しています。
川平湾ではグラスボート遊覧の他にも、川平湾内の無人島へ渡ったり、カヌーなどのアクティビティも楽しめます。
無人島は夏シーズン限定ですが、ぜひ行ってみたいです!
川平湾の景色を眺められる高台は公園になっていて、遊歩道や展望台があります。
これは、高台から見た川平湾です。
エメラルドグリーンの海がキレイ!
公園にはお土産物屋さん、トイレ、駐車場もあります。
ユーグレナモール
次に寄ったのは「ユーグレナモール」。
ユーグレナモールは、2本の通りからなる総延長265m、100店以上がお店が立ち並ぶ商店街です。
並行する2本の通りはアーケードで覆われており、その中心部には石垣市公設市場があります。
私たちが見たあたりは、観光客向けのお土産物屋さんが並んでいました。
ただ、ユーグレナモールに寄ったのは良いけど、時間がなくすぐにタクシーに戻りました。
飲食店や食料品などを売っているお店もあったので、ゆっくりと見てみたかったです。
以上で約4時間の石垣島観光は終了です。
730交差点
観光タクシーで寄ったのではありませんが、最後に石垣市街中心部にある「730交差点」をご紹介します。
石垣港離島ターミナルのすぐ近く、周辺には飲食店や商店も数多くあり人通りを多い場所です。
730とは、7月30日のことです。
沖縄が本土に復帰して6年後の1978年7月30日に沖縄県下で一斉に交通方法の変更が行なわれ、それまでの沖縄での「車は右側通行」とから「左側通行」となったのを記念してこの「730記念碑」が交差点の側に設置されました。
石垣島の概要
初めて石垣島を訪れる方のために、石垣島がどのような場所なのか簡単にご紹介します。
- 面積:222.25㎢
- 周囲:162.2㎞
- 人口:約49,000人(2020年8月時点)
- 気候:亜熱帯海洋性気候
- 年間平均気温:24.3℃
- 位置:沖縄本島から約410㎞(直行便で約1時間)
東京から約2,000㎞(直行便で約3時間)
台湾から約300㎞(直行便で約1時間)
沖縄県石垣市にある石垣島は、西表島、竹富島など大小23の島からなる八重山諸島のひとつで、沖縄本島、西表島に次ぎ、県内で3番目の大きさの島です。
亜熱帯海洋性気候のため高温多湿。
年間平均気温は24.3℃、湿度は75%です。
冬でも最低気温が15℃を下回ることはありません。
私たちが行った4月初旬でも最高気温が26℃で、日差しが強く、日焼け対策は必須です。
アクセスもよく、石垣島へは東京、大阪のほか、名古屋や福岡から直行便がでています。
また、沖縄本島(那覇空港)からも多くの便が運行しています。
利便性の高さにより日本国内だけではなく、台湾や香港などを中心に海外からの観光客も増えていて、特に近年はクルーズで訪れる人が多く、6年前に比べ400%増となっています。
2019年に石垣港に寄港した外国船クルーズは約150回でしたが、2020年は新型コロナウイルスの影響でほとんどクルーズがキャンセルとなってしまいました。
石垣島旅行のお役立ち情報
桜島への旅行を計画する時に役に立つ情報です。
ぜひ参考にしてくださいね。(外部のサイトに移動します)
石垣島おすすめ観光スポットを半日で巡る旅
この記事で紹介した観光スポットは、
石垣島の魅力である透明度の高い美しい海と亜熱帯の自然、石垣島の歴史を楽しむことができる旅となりました。
また、今回は時間の制限がありましたが、観光タクシーを使うことにより、効率よく短い時間でまわることができたと思います。
特に限られた時間内に観光スポットを巡るのであれば、観光タクシーはとても有効な手段です。
レンタカーであれば、自分たちの思い通り自由気ままに旅行ができますが、知らない土地を運転するのは神経を使いますし、何と言っても事故などを起こしてしまっては旅行そのものを中止しなくてはいけない事態になってしまいます。
タクシーの運転手さんの話では、石垣島ではレンタカーでの事故が増えているそうです。
半日だけの石垣島旅行でしたが、次に行く機会があれば今回行くことができなかった離島めぐりもしてみたいですね。