飛鳥Ⅱの客室や施設などを紹介【船内見学会&説明会参加レポート】

飛鳥Ⅱの船体

日本最大のラグジュアリー客船「飛鳥Ⅱ」の「船内見学会&クルーズ説明会」に参加しました!

船内見学会では停泊中の飛鳥Ⅱの船内施設や設備を約1時間かけて見てまわりました。
クルーズ旅行で乗船した場合、自分が利用する客室しか知ることはできませんが、見学会ではほぼすべてのカテゴリの客室を見れるという貴重な体験ができました。

また飛鳥Ⅱといえば、豪華絢爛!というイメージでしたが、実際に見てみると上品で落ち着いた高級旅館といった感じ。
和室や露天風呂など日本人にも嬉しい施設もあり、非日常の時間をのんびりと過ごせるのではないかと感じました。

この記事では船内見学でまわった飛鳥Ⅱの設備や施設など船内の様子を写真と共にお届けします。
それでは飛鳥Ⅱの船内へどうぞ。

目次

飛鳥Ⅱの船内設備や施設の紹介 〜船内見学〜

デッキ5:メインデッキ

まずはデッキ5(メインデッキ)から船内に入ります。
そこは船内の中心でもあるアスカプラザ。

大型船のような広い空間ではありませんが、上質で落ち着いた雰囲気のアトリウムです。

アスカプラザの周囲には、24時間対応のレセプション、ピアノバー、メインダイニングのフォーシーズン・ダイニングルームもあります。

アスカプラザは2階層吹き抜けになっていて、上階から見下ろすとこんな感じ。

デッキ11:リドデッキ

エレベーターでデッキ11(リドデッキ)へ移動。

まずは船の前方にある和室「游仙」。
床の間や広縁もある本格的な和室です。

ここで昼寝をする人もいるとか。
日本人には嬉しい施設ですね。

次は和室の隣にあるパームコート。
窓が広い上に、天窓からも日差しが差し込むとても明るく開放感たっぷりのラウンジです。
窓際のハイバックチェアに座って、のんびり海を眺めるのも良いですね。

パームコートの奥、船首にあるのがビスタラウンジ。
こちらも窓が大きく、270度の展望を楽しめます。

デッキ11の中央部分にあるメインプール「シーホースプール」。

プールの水は海水を使っており、各寄港地で組み上げているそうです。
つまり世界一周クルーズでは、世界各地の海を泳ぐことができるわけです。

こちらはビュッフェレストランの「リドカフェ・リドガーデン」。
今回は見学会なのでお料理は並んでいませんが、きっと美味しいのでしょうね〜。

リドカフェ・リドガーデンのテーブルです。

今までに乗船したクルーズ船のビュッフェレストランのインテリアと比べても、高級感を感じます。

デッキ11には以上で紹介した以外にも、寿司や刺身などがいただけるレストラン「海彦」、上級クラスのゲストが利用できるレストラン「ザ・ベール」もあります。

デッキ12:スカイデッキ

次はデッキ12のグランドスパへ。

海を見ながら入れる展望風呂も気持ち良さそうですが、

なんと言っても飛鳥Ⅱといえば、露天風呂ですよね!
早朝から深夜まで利用できるので、お風呂の中からいろいろな景色を楽しめそうですね。

いや〜、入ってみたい!

ちなみに男女別で、水着を着用する必要はないそうです。

Cスイート(飛鳥Ⅱの客室)

次は客室を見学します。

飛鳥Ⅱの客室はデッキ10からデッキ7に配置されています。

まずはデッキ10にある「Cスイート」から。
広さはバルコニーを含めて33.5㎡です。

スイートというので部屋がリビングとベッドルームの部屋がそれぞれあるのかと思ったら、ベッドとソファは同じ部屋でした。
でも広々しているので、窮屈さはまったく感じませんよ。

和洋スイート(飛鳥Ⅱの客室)

こちらは「和洋スイート」で、船内に2部屋だけのスペシャルな部屋です。
広さはバルコニーを含めて45.8㎡。

ベッドがある部分が畳となっています。

こちらはリビングエリア。
ソファーが大きい!

Sロイヤルスイート(飛鳥Ⅱの客室)

そして飛鳥Ⅱの最上級客室「Sロイヤルスイート」。
バルコニーを含む広さは88.2㎡、我が家よりも広いです!

リビングルームとベッドルームが完全にわかれており、トイレもなんと2箇所あります。

インテリアも重厚感や品格を感じさせるものばかり。

バーカウンターもあります。

こちらはベッドルーム。

さらには洗面はツインボール、ウォークインクロゼット、ジェットバスなど驚きの設備が備わっています。

Aアスカスイート(飛鳥Ⅱの客室)

次は「Aアスカスイート」。
バルコニー付きで45.8㎡の広さです。

ロイヤルスイートのようにベッドルームとリビングが部屋として完全に別れているわけではありませんが、こちらのリビングエリアも広々としています。

Dバルコニー(飛鳥Ⅱの客室)

スイートからちょっとグレードが下がって、次は「Dバルコニー」です。
広さはバルコニーを含めて22.9㎡。

飛鳥Ⅱのバルコニーカテゴリには「Dバルコニー」「Eバルコニー」の2種類があります。
この2つは広さや部屋の作りは同じなのですが、客室があるデッキが違うのです。

「Dバルコニー」はデッキ9、「Eバルコニー」はデッキ8にあり、「Dバルコニー」の方が上階にあるため、その分料金も少し高くなっているそうです。

広さはそれほどではありませんが、ソファーやデスクもあります。

Fステート・Kステート(飛鳥Ⅱの客室)

最後にバルコニーのない「Fステート」。
広さは18.4㎡です。

外国船ではバスタブのない場合も多いですが、飛鳥Ⅱではこのバルコニー無しの客室でもバスタブがついています。

上記の写真は「Kステート」です。

バルコニー無しで、広さや客室設備は「Fステート」と同じですが、窓からの視界が一部遮られる客室です。

デッキ6:プラザデッキ

客室を一通り見学した後はデッキ6「プラザデッキ」へ。

プラザデッキにはカフェやラウンジ、その他いろいろな施設があります。

上記写真は「ザ・ビストロ」というカフェ。
アルコールなど一部の飲み物を除き無料だそうです。

「マージャンサロン」は、麻雀や囲碁などが楽しめる部屋です。

こちらはカジノゲームができる「モンテカルロ」。
日本船なのでチップやコインを現金や記念品に交換することはできません。

船尾には広々としたダンスフロアを持つラウンジ「クラブ2100」。

船尾の屋外デッキにはスポーツエリアがあります。
クルーズ船ではお馴染みのシャッフルボードや卓球台のほか、ゴルフ打ちっぱなし練習場まで揃っています。

上記はテーブルゲームができる「カードルーム」。
カードゲーム、囲碁や将棋、オセロ、チェスなどが用意されているそうです。

カードルームの隣には「ライブラリー」があります。
多くの蔵書が並んでいますね。

寄港地のガイドブックも揃っているそうです。

デッキ6には上記の施設の他に、メインステージの「ギャラクシーラウンジ」、映画が楽しめる「ハリウッドシアター」、ショップなどもあります。

上記はエレベーターホールなどにあった船内イベントや食事時間の案内です。
スマホアプリでも見ることができるようです。

以上で船内見学は終了。
この後はハリウッドシアターで飛鳥Ⅱクルーズの案内などの説明会が行われました。

飛鳥Ⅱ船内見学スケジュール

「船内見学会&クルーズ説明会」のスケジュールは以下の通りです。

10:30  受付開始
11:00  乗船
11:00~12:00 船内見学
12:00~13:15 ハリウッドシアターにて船上説明会
13:15  下船

船内見学は参加者がいくつかのグループに分かれ、それぞれのグループに飛鳥Ⅱのスタッフがついて案内・説明をしてくれました。(私たちのグループは15人強)

飛鳥Ⅱの船内見学会の感想

今回は、通常は1時間30分かけて見学するコースを1時間でまわりました。
そのためかちょっと駆け足ぎみのところも・・・。

とはいえ、乗船しないと見ることができない船内施設、そして乗船したとしても縁がないロイヤルスイート客室などを見学でき、とても貴重な経験になりました。

また今までに乗船した外国船とは違う上質で落ち着いた雰囲気の船内も良かったです。
品のある空間にいると幸せな気分になりますよね〜。


今回の「飛鳥Ⅱ船内見学会&クルーズ説明会」は募集人数は30名となっていましたが、平日にもかかわらず実際にはそれ以上の方が参加していました。(人気がありますね!)
定期的に開催されているわけではないですが、旅行代理店の他に、各地の港でも開催しているので、気になる方はこまめにチェックしてくださいね。

飛鳥Ⅱというと世界一周クルーズのイメージがありますが、2泊3日、3泊4日などの短いクルーズも多くあります。
2泊3日の場合、金曜日の夕方に出港し、日曜日に帰ってくるというプランもあり、これなら現役の方も気軽に参加できますよね。

また「シニア10%(60歳以上は10%割引)」「ミドルエイジ割(40〜50歳代は10%割引)」「初乗船者向け特典(船内で利用できるクーポン付き)」などお得に乗船できる特典がついているクルーズプランもあります。

ぜひ興味のある方は飛鳥Ⅱのクルーズをチェックしてみてくださいね。

よかったらシェアしてね!
目次