「ユナイテッド ポラリス ラウンジ(UNITED POLARIS LOUNGE)」は、2016年からユナイテッド航空が導入を進めているビジネスクラス/ファーストクラス乗客専用のラウンジです。
機内での上質な睡眠を提供する新ビジネスクラスの「ユナイテッド ポラリス」と同じコンセプトで開発され、オーダーができるレストランタイプの食事や、シャワー、仮眠スペースなど搭乗する前から快適な体験ができるようになっています。
このユナイテッド ポラリス ラウンジは、2016年にシカゴ・オヘア国際空港で第一号がオープンした後、ヒューストン・インターコンチネンタル、ロサンゼルス、ニューヨーク/ニューアーク、サンフランシスコなどアメリカの主要な空港に展開し、今後は成田や香港などのアメリカ以外にもオープンする予定となっています。
私たちはフロリダ・フォートローダーデールからシカゴを経由し日本に帰る時にユナイテッド ポラリス ラウンジ(シカゴ)を利用しました。
この記事では、私たちが利用したシカゴ・オヘア国際空港のユナイテッド ポラリス ラウンジをレポートします。
急なトラブルなど英語で困ったら?グローバル通信SIM内蔵ですぐに使えるAI翻訳機「ポケトーク」があれば大丈夫!
ポケトークの詳しい内容を見てみる
ユナイテッド ポラリス ラウンジ概要
シカゴ・オヘア国際空港にあるユナイテッド ポラリス ラウンジの概要は以下の通りです。
場所 | コンコースC、ゲートC18付近 |
営業時間 | 7:15-21:00 |
サービス | テーブルサービスでの食事、ビュッフェ、バー、シャワー、Wi-Fi |
ユナイテッド ポラリス ラウンジの場所
シカゴ・オヘア国際空港は7本の滑走路を持つ巨大な空港で、シカゴに本社を持つユナイテッド航空のハブ空港でもあります。
シカゴ・オヘア国際空港にあるユナイテッド ポラリス ラウンジは、ユナイテッド航空やANA(全日空)などのスターアライアンス加盟航空会社が利用する第1ターミナル・コンコースC-18番搭乗口付近にあります。
ANAの成田行き(NH011)や羽田行き(NH111)の場合、C-10番搭乗口から出発しますので、ユナイテッド ポラリス ラウンジから搭乗口までは約3分くらいです。
![シカゴ・オヘアにあるポラリスラウンジの場所](https://wdwguide.net/wp/wp-content/uploads/2022/08/640_480-5-4-1-1.png)
ユナイテッド ポラリス ラウンジの利用資格
ユナイテッド ポラリス ラウンジを利用できるのは以下の通りです。
- 長距離国際路線のフライトのユナイテッド・ポラリス・ビジネスクラス搭乗者
- スターアライアンス加盟航空会社の長距離国際線ファーストクラス搭乗者(同伴者1名も可能)
- スターアライアンス加盟航空会社の長距離国際線ビジネスクラス搭乗者
つまりANAの長距離国際線の場合、ファーストクラスまたはビジネスクラス搭乗者であればユナイテッド ポラリス ラウンジを利用できるわけです。
また、同伴者が可能なのはファーストクラス利用の場合だけに限ります。
ユナイテッド ポラリス ラウンジの室内の様子
![ユナイテッドポラリスラウンジの入り口](https://wdwguide.net/wp/wp-content/uploads/2022/08/1-5.jpg)
ラウンジに入るとエントランスはまるで高級ホテルと見紛うかのようなゴージャスな雰囲気。
そしてポラリスの意味にふさわしい星のようなシャンデリアが輝いています。
![ユナイテッドポラリスラウンジの室内](https://wdwguide.net/wp/wp-content/uploads/2022/08/2-5.jpg)
![ユナイテッドポラリスラウンジの一人がけのシート](https://wdwguide.net/wp/wp-content/uploads/2022/08/3-4.jpg)
ラウンジ内にはまるでビジネスクラスのような1人席があったり、
![ユナイテッドポラリスラウンジのソファー](https://wdwguide.net/wp/wp-content/uploads/2022/08/4-4.jpg)
またカップル席は隣席と一定の距離があるのであまりストレスを感じません。
![ユナイテッドポラリスラウンジのバー](https://wdwguide.net/wp/wp-content/uploads/2022/08/5-4.jpg)
とてもお洒落なバーもありますが、残念ながらアルコールドリンクは有料です。
ユナイテッド ポラリス ラウンジの食事
![ユナイテッドポラリスラウンジのビュッフェ](https://wdwguide.net/wp/wp-content/uploads/2022/08/6-2.jpg)
![ユナイテッドポラリスラウンジのビュッフェ](https://wdwguide.net/wp/wp-content/uploads/2022/08/7-2.jpg)
ユナイテッド ポラリス ラウンジでの食事は、レストランスタイルの Polaris Dining と、ビュッフェスタイルの2種類があります。
私たちは時間がなかったためビュッフェを利用しました。
![ユナイテッドポラリスラウンジの料理](https://wdwguide.net/wp/wp-content/uploads/2022/08/8-1.jpg)
![ユナイテッドポラリスラウンジの料理](https://wdwguide.net/wp/wp-content/uploads/2022/08/9-1.jpg)
驚いたのが、料理の種類の多さとクォリティの高さ!
アメリカで食べる(特にラウンジでの)料理には期待していなかったのですが、どれも美味しかったです。
![ユナイテッドポラリスラウンジのソフトドリンク](https://wdwguide.net/wp/wp-content/uploads/2022/08/10-1.jpg)
アルコールは有料ですが、ソフトドリンクは無料でいただけます。
![ユナイテッドポラリスラウンジの電気スタンド](https://wdwguide.net/wp/wp-content/uploads/2022/08/11.jpg)
サイドテーブル上に置かれたスタンドには電源も備わっています。
![ユナイテッドポラリスラウンジから見た風景](https://wdwguide.net/wp/wp-content/uploads/2022/08/12.jpg)
窓際の席からはゲートに駐機している飛行機を眺めることができますよ。
ユナイテッド ポラリス ラウンジとユナイテッドクラブ
シカゴ・オヘア国際空港にあるユナイテッド航空のラウンジは、このユナイテッド ポラリス ラウンジのほかに、ユナイテッドクラブがあります。
それぞれのラウンジには利用できる条件があります。
2つのラウンジの大きな違いは、ユナイテッド ポラリス ラウンジは長距離の国際線搭乗者向けということです。
そのため利用できる人が限られており、空いているシートを探すのが大変ということもなさそうです。
<ユナイテッド ポラリス ラウンジ>
利用できるクラス | 利用できる場所 |
---|---|
長距離国際路線のユナイテッド・ポラリス・ビジネスクラス | 対象路線の出発空港、乗継空港、到着空港 |
スターアライアンス加盟航空会社の長距離国際線ファーストクラスのフライト | 対象国際線ファーストクラスのフライトの出発空港 |
スターアライアンス加盟航空会社の長距離国際線ビジネスクラス | 国際線ビジネスクラスのフライトの出発空港 |
<ユナイテッド クラブ>
利用できるクラス | 利用できる場所 |
---|---|
ユナイテッド・ポラリス・ビジネスクラス | 対象路線の出発空港、乗継空港、到着空港 |
国際線ユナイテッド・ビジネス | 対象国際線ファーストクラスのフライトの出発空港 |
ユナイテッド・ビジネス (大陸横断プレミアムフライト) | 国際線ビジネスクラスのフライトの出発空港 |
国際線スターアライアンス加盟航空会社のファーストクラス | 国際線ファーストクラスのフライトの出発空港 |
国際線スターアライアンス加盟航空会社のビジネスクラス | 国際線ビジネスクラスのフライトの出発空港 |
ユナイテッド ポラリス ラウンジとユナイテッドクラブの詳しい条件についてはユナイテッドのwebサイトで確認できます。
私たちもユナイテッドクラブも利用したことがありますが、朝の時間帯のせいか座る場所を探すのも大変なほど混雑していました。
またユナイテッドクラブで食べようと思い、無料でついていたホテルの朝食はとらずに行ったのに、食べるものはほとんどありませんでした。。。
![](https://wdwguide.net/wp/wp-content/uploads/2023/07/profile-danna1.png)
室内インテリア、料理などを含めて、すべてユナイテッド ポラリス ラウンジの方がクオリティは高いです!
今までのアメリカの空港ランジの認識を覆すユナイテッド ポラリス ラウンジ。機会があれば、ぜひまた利用してみたい空港ラウンジとなりました。