7年ぶりに開催されたオランダ王国大使公邸 チューリップガーデン一般公開のイベントを見学してきましたので、その模様をお届けします。
オランダ王国大使公邸 チューリップガーデン一般公開の概要
2022年のオランダ王国大使公邸 チューリップガーデン一般公開イベントが行われているのは、東京・港区にある駐日オランダ大使館です。
前回のイベントが2015年でしたので、7年ぶりの開催となります。
なお見学の際にパスポートやIDなどは必要はありませんでした。
開催日時 | 2022年4月8日(金)10時から16時(最終入館は15時45分) 2022年4月10日(日)10時から16時(最終入館は15時45分) |
開催場所 | 駐日オランダ王国大使館 (東京都港区芝公園3-6-3) |
参加費 | 無料 |
オランダ王国大使公邸の場所・アクセス方法
アクセス方法 | 東京メトロ日比谷線 神谷町駅より徒歩5分 |
住所 | 駐日オランダ王国大使館 〒105-0011 東京都港区芝公園3-6-3 |
東京メトロ日比谷線・神谷町駅3番出口を出て、神谷町交差点を右折して御成門方面に向かいます。
芝学園下交差点を右折し、切通坂を上ります。(この坂が結構キツイです!)
芝学園講堂を左手に見ながら切通坂を道なりに進むと、すぐ右手にオランダ大使館と並んで大使公邸があります。
オランダ大使公邸の隣りは芝給水所や芝給水所公園があります。
また東京タワーもオランダ大使公邸から徒歩で5分強の場所にあります。
オランダ王国大使公邸 チューリップガーデン一般公開の内容
オランダ王国大使公邸 チューリップガーデンの一般公開では、大使公邸内部と庭園を見学することができます。
入り口の脇にはオランダ国の紋章(金獅子)が掲げられています。
入り口には注意事項が掲示されていますので一読しておきましょうね。
1923年に初代の公邸が関東大震災で倒壊し、1928年に再建築されたのが今のオランダ大使公邸です。
約100年経っているわけですね。
大使公邸の建物の前にもチューリップが咲き誇っています。
ホールに入ると右手には、オランダ国王と王妃の写真が飾られています。
マクシマ王妃は、以前乗船したことがあるクルーズ船msコーニングスダムのゴッドマザーでもあり、勝手に親近感を覚えている私たち。
またオランダ国王・王妃の写真の前には、1609年に徳川家康からオランダとの交易の許可を出した朱印状のレプリカが飾られています。
つまり日本とオランダの交流の始まりというわけです。
オランダと日本の交流は長い歴史があるのですね。
大使の旧執務室です。
中に入ることはできませんが、入り口から中を見学することができます。
写真が切れてしまいましたが(涙)、ゴッホの「ひまわり」のレプリカも飾られています。
オランダ人のゴッホは日本の浮世絵にとても影響を受けたらしいです。
その他の部屋も入室はできませんが、入り口から中を見ることができます。
白をベースにして明るい雰囲気の部屋の中に、鮮やかなチューリップが映えますね。
抑えた色合いの家具が配置され、洗練されているけど居心地の良さそうなインテリアです。
大使公邸の奥には庭園が広がっています。
見上げると高層ビルの立ち並んでおり、都会の真ん中にこんな静かな場所があるのかと驚きです。
芝生の周囲にもチューリップが咲いています。
そしてオランダ伝統の木靴も。
芝生の奥ににある回遊式庭園も見学することができます。
東屋や石灯籠など和風なものを見ることができ、和と洋が融合した庭園になっています。
この回遊式庭園は一方通行で順路が決まっており、細い小径を進みます。
そんなに広いわけではありませんが、皆さんあちこち写真を撮って所々で渋滞ができます。(もちろん誰も文句なんか言いませんよ)
オランダ王国大使公邸 チューリップガーデン一般公開の混雑
混雑緩和のため、一般公開では人数を制限し、入館整理券を配布していました。
なお定員になった場合には、最終入館時刻前(15時45分)でも締め切りとなります。
私たちは金曜日の12時過ぎに到着しましたが、2時30分から3時に入場できる整理券をもらうことができました。
最終入館は15時45分(イベント自体は16時まで)ですが、2時30分には整理券配布が終了していたようです。
また整理券を持っていても、入館する際には整理券や体温チェックなどがあり、すぐには入れないこともあります。
(行列ができる時間帯もありました)
整理券に記載された時間までは、近くにある東京タワーや増上寺などを見学しても良いですね。