寒い日本を飛び出し、常夏のカリブ海でカウントダウン!
年末年始をまたいで贅沢な船旅を楽しむ年越しクルーズはまた格別です。
ここではホーランドアメリカのコーニングスダム(Koningsdam)とザイデルダム(Zuiderdam)に乗船中に迎えたカウントダウンをご紹介します。
ホーランドアメリカライン(Holland America Line)は、1873年にアメリカとヨーロッパを結ぶ海運会社として誕生したプレミアムクラスのクルーズ会社です。
10艘以上の船を持ち、1泊から50泊以上のクルーズを年間に500以上提供し、約100カ国/400の港を訪れているそうです。
8万トンクラスの中型船が多く、乗客定員は1,000~2,500人ほど。
大きすぎず、また小さすぎなないゲストやクルーとの距離感が程よい感じのクルーズ会社です。
この記事では、クルーズ中に迎えたカウントダウンディナーやパーティーの様子をお届けします。
コーニングスダムでのカウントダウン
西カリブ海クルーズ中に迎えたコーニングスダムでのカウントダウンをご紹介します。
乗船したその年の春にデビューしたコーニングスダムにとって初めてのカウントダウン。
どのような年越しになるのか楽しみ!
カウントダウン(大晦日)の夜のドレスコードは「Gala(ガーラ)」です。
私たちはメインダイニングでGala Dinner をいただきました。
今回の9泊クルーズの場合、航海中Gala は2回行われます。
普段、ガーラは洋上日(航海日)に行われるのですが、大晦日のように特別な夜の場合は洋上日でなくてもガーラとなります。
この日は出港2日目で昼間はホーランドアメリカのプライベートアイランドのハーフムーンケイ (Half Moon Cay) に帰港していました。まだ出港して2日目、船にもクルーにもまだ慣れていない中、大晦日を迎えてしまいました。
カウントダウンの夜は、女性はヒラヒラが着いたティアラ、男性にはロングハット(どちらも紙製)が配られます。
メインダイニングへ向かう廊下で、このティアラやハットをかぶったゲストを見た時に、どこでこれらは配られているのかと思ったのですが、ダイングテーブルにちゃんと用意されていました。
私たちはいつものガーラと同じ格好で。
旦那はタキシード、私はちょっとオシャレ目のワンピースです。
男性はタキシードを着ている人が結構いましたが、女性はロングドレスの人はほとんどいませんでした。ちょっとオシャレ(派手)なワンピースやスーツの人が多かったです。
この時のクルーズはホーランドアメリカにしてはゲストの年齢層が低めだったためか、ガーラでもカジュアルな装いの人も多かったです。
船や航路によって雰囲気はずいぶんと変わりますね。
こちらが女性用のティアラです。
部屋に戻ってから、エイ にティアラをかぶせてみました。笑
さあ、大晦日のGala ディナーのスタートです。
私の前菜 Smoked Salmon and Caviar on Fingerling Potato
キャビア付き!
旦那の前菜Seafood Cocktail
ジャンプシュリンプにホタテ、クラム、カニのサラダ
メインは二人とも同じ Surf ‘N’ Turf
ロブスターとフィレミニヨンです!
テーブルで、サーバーがロブスターの身を殻から切り分けてくれるのかと思ったら、初めから取り出されていました。
前回乗船した船ではサーバーが切り分けてくれていたのに。
デザートのChocolate Decadence 2017
大晦日なので、このメインダイニングでも何かイベントがあるのかと思ったら、特に何もなく。。。
さらに食事の途中から激しい眠気が襲ってきて。。。
今にも寝てしまいそうになってしましました。
でも別の会場でイベントがあるのです。
カジュアルレストランLido Market でのNew Year’s Resolution Buffet。なんと深夜1時まで!
ディナーを終えたばかりなので食べることはできませんが、どのようなものがあるのか偵察にいきます。
デザートだけではなく、温かいお料理やサラダ、オードブル、パンなど、普通に食事ができます。
そして結構食べている人がいるのです。
でもよく考えたらファーストシーティングの人たちは5時に夕食を食べているので、この時間にはお腹が空いてしまっているのかもしれませんね。
でも夜食には量が多いような。。
イベントはバッフェだけではありません。
New Year’s Eve Party という、音楽に合わせてゲストが踊るというプールサイドがナイトクラブになったような感じです。
もちろん流れる音楽は70&80年代が中心。
ゲストの多くは私たちより年配の方が多いのに、みんな元気に踊っています。
私たちは疲れてしまい、椅子に座ってその様子を見ているだけ。(眠ってしまったりしたけど)
この時間はまだカウントダウンまで1時間30分以上もあるので、まだゲストの数も少なく、ギリギリ椅子を確保できたのでした。
途中、シャンペンがふるまわれました。
なんと、このシャンペンを配っていたのが、一昨年のEurodamで会ったクルーだったのです。彼女も私たちのことを覚えていてくれました。嬉しい再会です!
お酒を飲んだら、少し目が覚めました。(笑)
12時のカウントダウンが近づくにつれ、ゲストの数が増えてきます。
ゲストだけではなく、クルーもカウントダウンを祝おうとプールデッキにやってきて、デッキは歩くのも難しいほどの多くの人で埋め尽くされています。
あらかじめ椅子を確保して良かった~。
周りでは、激しい椅子取り合戦(?)が繰り広げられています。(笑)
そしてカウントダウン!
でもスクリーンにカウントダウンと花火の映像が流れただけ。
そして結局カウントダウンまでずーっと曲がかかり、そして踊っているだけでした。
特にキャプテンなどからの挨拶などもなし。
それにしても年配の方が多いのに、みんな夜中まで元気だな~。
この時の西カリブ海クルーズの旅行記はこちら
年末年始をカリブ海で|西カリブ海クルーズ旅行記
ザイデルダムでのカウントダウン
2度目のカウントダウンは、ザイデルダムでのパナマ運河クルーズ中です。
パナマ運河11泊クルーズの航海中Gala(ガーラ)は2回行われました。
このクルーズでは、中南米のキュラソーに寄港した夜がガーラとなりました。
ホーランドアメリカの場合、普段の Gala(ガーラ)ではあまりフォーマルな装いのゲストは少ないのですが、この時のクルーズはカウントダウンということもあってかタキシードにロングドレスといったゲストもたくさん見かけました。
カクテルドレスで着飾った年配の女性(=おばあちゃん)たちが首にヒラヒラのストールを巻いて、さらにベネチアンマスクを付けて集団でエレベーターが下りてきた時にはビックリ! 笑
私たちはいつものGala(ガーラ)と同じ格好で。
旦那はタキシード、私はちょっとオシャレ目のワンピースです。
でもワンピースでも特に浮いた感じはしなかったと思います。
さあ、大晦日のGala(ガーラ)ディナーのスタートです。
こちらは前菜の Jump Crab and Jumbo Shrimp Roulade。
エビのフライみたいでした。でもcrab はどこに?
メインの Maine Lobster Tail and Filet Mignon。
待ってました!大好きな組み合わせ!
私のデザートは Tea-Ramisu。なんとスポンジは抹茶味です。
旦那はFresh Strawberries。
今夜のデザートには「2018」のプレートが添えられていました。
メインダイニングでのディナーの後、ビュッフェレストランの Lido (リド) に行くとまだ食事をすることができるよう料理が並んでいました。
普段は11時30分には終了してしまいますが、今夜は1時までやっているそうです。
デザートだけではなく、温かいお料理やサラダ、オードブル、パンなど、普通に食事ができます。
デッキ9の船尾にあるSea View プール脇では、ダンスパーティが行われていました。
また同じくデッキ9のLidoプールサイドでは、ジャズバンドによる生演奏があり、多くのゲストでごったがえし。
よーく見るとキャプテンなど偉い人たちもいます。
12時を前にカウントダウンが始まり、ジャスト12時に船の汽笛が。
これには感動!
さらにクルーズディレクターが氷でできた「2017」の「7」の文字をプールに落とし、「8」の文字を出すという演出もありました。
こちらが「7」を落として、「8」を出したところ。
まさか「7」をプールに落とすとは思いませんでした。
イキな演出ですよね。ゲストも大盛り上がりです。
今夜はLido プールサイドのパーティだけでなく、バーラウンジでもパーティが行われていました。
カウントダウンパーティには参加しなかったリドのクルーたちもノリノリ。
写真にはありませんが、普段は静かなオフィサーもこの夜だけはとても陽気でした。
クルーにとってもカウントダウンは特別なものなのでしょうね。
この時のパナマ運河クルーズの旅行記はこちら
ANAファーストクラスで行くパナマ運河クルーズ旅行記