この記事では、フォトレボ(PhotoRevo)の「簡単編集ツール」を使い、スマートフォンでフォトブックを作る手順を紹介します。
フォトレボは製本・印刷会社「ダンクセキ株式会社」が運営しているフォトブック作成サービス。
業務用の高画質プリンターを使っており、プロが作ったような美しいフォトブックが作れるのが特徴です。
フォトブックを作成するためのツールは3種類用意されており、その中でもスマホで利用できる「簡単編集ツール」はスマホにアプリをインストールする必要がなくWeb上で編集可能なため、手軽に利用することができます。
この記事では無料で使える「簡単編集ツール」を使ってオリジナルのフォトブックを作成する方法を解説します。
また作成時の注意点や作成ポイントなどもあわせて紹介します。
フォトレボでフォトブックの作ったレビューはこちら
【フォトレボの口コミ】実際にフォトブックを作成した感想・レビュー
フォトレボの「簡単編集ツール」の始め方
フォトレボの「簡単編集ツール」はスマートフォンでフォトブックを作成するための編集ツールです。
スマホ使えるので、操作は簡単。思い立った時にすぐにフォトブックを作ることができます。
まずは、公式サイトのフォトレボ商品一覧 ページから作りたい商品を選択します。
フォトレボ商品には多くのラインアップが揃っています。
各商品の違いは、フォトレボ商品一覧
をご覧ください。
この記事では「ソフトカバー140角サイズ スクエア140」を例にフォトブックを作っていきます。
商品一覧の中から「ソフトカバー140角サイズ スクエア140」をタップします。
フォトレボの中で一番安い商品です!
16ページで1,100円からフォトブックが作れるのです!!
「ソフトカバー140角サイズ スクエア140」の商品概要のページになります。
このページをスクロールして、
「新規作成」のボタンをタップします。
「サインイン」が表示されるので、以下のいずれかを選択します。
- 「ゲストとして続ける」:アカウントを作らずにフォトブックを作成する
- 「サインイン」:既に作成済みのフォトレボのアカウントでフォトブックを作成する
- 「登録」:新規でフォトレボのアカウントを作成する
「ゲストとして続ける」をタップした場合、上記のようにすぐに編集画面に移ります。
アカウントを作らずにフォトブックを作成することはできますが、作ったフォトブックを保存するなどの場合にはアカウントが必要になります。
「登録する」を選んだ場合には、上記のように登録画面となります。
必要事項を入力してアカウントを作成しましょう。
「サインイン」を選んだ場合には、上記のように「メールアドレスまたはユーザー名」と「パスワード」の入力が求められます。
ご自分のアカウントでサインインしてください。
「とりあえず編集ツールの使い勝手を見たい」という時などは、「ゲストとして続ける」で作業を進めれば良いと思います。
フォトレボ「簡単編集ツール」画面の見方と各パーツの説明
簡単編集ツールの画面の構成と役割は以下の通りです。
画面上部(❶) | 「プレビュー」「共有」「サインイン」などのメニュー |
画面上部(❷) | 「保存」ボタン |
画面中央(❸) | ページを編集するエリア |
画面中央(❹) | 編集したいページを選択 |
画面中央(❺) | ページの追加・削除 |
画面下部(❻) | 「画像の取り込み」ボタン |
画面下部(❼) | 「取り込んだ画像の表示」「テンプレート」「テキストボックス」など |
画面下部(❽) | 「カート(注文)」ボタン |
❼ のボタンの役割は次の通りです。
取り込んだ画像の表示 | |
画像ボックスを使ったテンプレートの表示 | |
テキストボックスを使ったテンプレートの表示 | |
背景テンプレートの表示 |
初めて編集画面を開いた時に、「画像を何枚か追加してください」と表示されます。
上記のオレンジ色で囲ったボタンをタップします。
画像を追加する画面になるので、「アップロード」または「既存プロジェクト」をどちらかをタップ。
- アップロード:スマホに入っている画像を使用
- 既存プロジェクト:作成済みのフォトブックで使った画像を使用
まずはスマホに入っている画像を使用する場合からから見ていきます。
「アップロード」をタップします。
スマホに入っている画像が表示されます。
この時にスマホで撮影した写真を使うことも可能です。
フォトブックに使用する画像を選択し、「完了」をタップ。
画面下部にアップロードした写真が表示されます。
次に「プロジェクト」の場合を見てみます。
今までに作成したプロジェクト(フォトブック)一覧が表示されます。
使用したいプロジェクトをタップ。
選択したプロジェクトで使った写真が表示されるので、使用したい写真を選びます。
「アップロード」した時と同じように、画面下部に写真が表示されます。
写真(画像)の配置方法
それでは各ページのレイアウトを決めて写真を置いていきましょう!
自動で写真を配置する
と言っても、レイアウトを作るのは大変!
サクッと簡単にフォトブックを作りたい!
そんな時には自動で写真を配置してくれる機能を使いましょう。
写真を取り込むと上記画像のオレンジで囲ったボタンが表れます。
このボタンをタップします。
確認画面が表示されます。
このまま進めてよければ「自動配置」をタップします。
画像が配置されました。
なお「ご確認ください」の画面に表示されていたように、自動で配置した後でも画像を変更したり、レイアウトを変えることができます。
画像はアップロードした順に表紙から順番に置かれていきます。
また初期の状態では、各ページに1枚ずつ写真が掲載されるレイアウトになっています。
画像ボックスが配置されていないと自動配置で写真をおくことはできません。
テンプレートを使い写真をレイアウトする
初期設定の状態では1ページに一枚の写真しかありません。
もっと自由にレイアウトしたい!
そんな時にはテンプレートを使いましょう。
オレンジ枠で囲ったボタンをタップします。
画面下部(オレンジで囲った部分)に画像やテキストを表示するためのレイアウトのテンプレートが表示されます。
好きなものを選び編集エリアにドラッグするか、「もしくは現在のページに適用」をタップすると、テンプレートが適用されます。
上記の例は表紙のテンプレートですが、本文の場合には本文用のテンプレートが表示されるようになります。
上記は本文のテンプレートを適用させた画面です。
オレンジ枠の部分には画像を表示させるための画像ボックステンプレートが並んでいるので、好きなテンプレートを編集エリアにドラッグします。
なお右側の画像にあるように「もしくは全ページに適用」をタップすると、選んだテンプレートが全ページに適用されます。
レイアウトを決めたら、次に写真を置いていきます。
画面下部の画像表示のボタンをタップ。
表示された画像をテンプレートの枠内にドラッグしていきます。
このように各ページに写真を配置していきます。
画像のテンプレートを配置した後に、写真を「自動配置」することもできます。
テキストを追加する
ページにテキストを加えたい時には、テキストボックスがあるテンプレートを使います。
画面下部のオレンジ枠で囲った「T」をタップします。
画面下部にテキストボックス付きのテンプレートが表示されるので、好きなテンプレートを編集エリアにドラッグします。
オレンジ枠の「T」と書かれたボックス内にテキストを入れることができます。
「T」をタップすると、
テキストを入力する画面が開きます。
このオレンジ枠内にテキストを入れて、
テキストの書式は以下から変更できます。
❶:スタイル
❷:サイズ
❸:カラー
テキストを入れると上記のような感じになります。
テキストボックスだけを配置する機能はありません。
テキストを入れたい時には、テキストボックス付きの画像テンプレートを使います。
その他の機能(背景・画像オプション)
背景を入れる
各ページに背景を入れることができます。
画面下部のオレンジ枠で囲ったボタンをタップします。
画面下部に背景が表示されるので、好きな画像を編集エリアにドラッグします。
背景をドラッグする前に、画像テンプレートを適用させておきましょう!
先に背景を置いてから画像テンプレートを適用させると、背景が消えてしまいます。
色付きの斜めボーダーの背景を入れてみました。
なお背景をタップすると上記のように「もしくは全ページに適用」と表示されます。
この文書をタップすると選んだ背景をすべてのページに適用させることができます。
画像オプション
画像をトリミンしたり、回転させることができます。
画像をタップすると、メニューと共に、画像右上に
この をタップすると、画像ボックスと画像が削除されます。
画像は削除したいけど画像ボックスはそのまま残したい、という場合には、メニューに表示されている「画像ボックスをクリア」をタップします。
画像を差し替える時に「画像ボックスをクリア」を使いましょう。
メニューの「クロップおよび水平」をタップすると、
上記のようにトリミングと回転できる画面になります。
右下の矢印を動かすと、
画像をトリミングすることができます。
またオレンジで囲った部分を左右にスライドさせると、画像を回転させることができます。
作成したフォトブックの確認と保存
写真レイアウトやテキスト挿入が完了したら、全体のレイアウトを確認します。
オレンジ枠で囲った
をタップします。メニューの中から「プレビュー」を選択します。
プレビュー画面が表示されるので、写真やテキストの状態を確認します。
編集画面に戻るには上記のオレンジで囲ったボタンをタップします。
作ったフォトブックを保存するには「保存」をクリックします。
作成したフォトブックに名前(プロジェクト名)をつけます。
「プロジェクトが保存されました」と表示されたら完了です。
作成したデータの保存期間は、最後に編集した日から10日間です。
また注文したプロジェクトのデータ保存期間は半年間です。
フォトブックを注文する
全体を確認し問題がなければフォトブックを注文します。
画面右上にあるカートボタンをタップします。
確認画面が表示されます。
「無料画像補正」にチェックを入れると、画像の色やシャープネス、露出が調整され、画像の見栄えが良くなります。ただしすべての画像に補正が入るそうです。
エラーがあると、上記のように表示されます。
編集画面に戻り、該当箇所を修正します。
黄色いエラーは無視しても印刷可能です。
プレビューを見て問題がなければ手続きを進めることができます。
カート画面に移ります。
内容を確認し、購入手続きを行います。
フォトレボの編集ツールとは
フォトレボには「簡単編集ツール」の他にも、Webブラウザ上で使える「アドバンス編集ツール」、多くの編集機能を持つ「こだわり編集ソフト」があります。
それぞれの違いは以下の通りです。
- こだわり編集ソフト:豊富なレイアウトやデザインが自由に調整可能。細部にこだわったフォトブックを作りたい場合に最適
- アドバンス編集ツール:こだわり編集ソフトほどの自由度はないが、多機能で比較的簡単に高品質なフォトブックが作れる
- 簡単編集ツール:シンプルな操作で手早くフォトブック作成が可能
今回紹介した「簡単編集ツール」は、思い立ったらすぐに、かつ手軽にフォトブックが作れるというメリットはありますが、やはり他のツールに比べて機能面では物足りなさを感じました。
またスマホで作業するのは苦手・・・。
やはりPCの方が入力しやすいし、画面も大きいので確認しやすいです。
ということで、私は「こだわり編集ソフト」でフォトブックを作っています。
「こだわったフォトブック、本格的なフォトブックを作りたい」という時には「こだわり編集ソフト」を、「手軽にキレイなフォトブックを作りたい」という時には「アドバンス編集ツール」「簡単編集ツール」をオススメします。
「こだわり編集ソフト」「アドバンス編集ツール」「簡単編集ツール」の機能を確認したい方は下記をどうぞ
フォトレボ編集ツール機能比較表
本格的なフォトブックの作り方を知りたい方はこちらをどうぞ
【フォトレボ(PhotoRevo)使い方ガイド】フォトレボを使ったフォトブック作成方法を解説