この記事では羽田空港にある3カ所の展望デッキの違いや、楽しみ方をご紹介します。
羽田空港には、3つのターミナル(第1ターミナル・第2ターミナル・第3ターミナル)のそれぞれに展望デッキが設置されています。これらの展望デッキは飛行機の離発着を間近で見ることができるスポットとして人気を集めています。
各ターミナルの展望デッキには、それぞれ特徴があり、様々な楽しみ方ができます。
第1ターミナルでは、6階と屋上に展望デッキがあり、A滑走路や富士山の眺めを楽しめます。
第2ターミナルの展望デッキは、屋内と屋外の両方にあり、C滑走路や東京ディズニーリゾートまで見渡せる広々とした空間が特徴です。
第3ターミナルの展望デッキは、国際線の飛行機を観察できる24時間利用可能な施設です。
羽田空港の展望デッキは、飛行機好きだけではなく、一般の観光客にも人気のスポットです。
晴れた日には東京スカイツリーや京浜工業地帯の景色も楽しめ、夜には美しい夜景を満喫できます。
また各展望デッキには椅子やテーブルが設置されており、ゆっくりと飛行機を眺めながらくつろぐことができます。
天候や時間帯によって異なる景色を楽しむことができる羽田空港の展望デッキ。
カフェや食事スペースも併設されているため、飛行機を見ながら軽食を楽しむこともできるので、羽田空港を訪れた際は、ぜひ各ターミナルの展望デッキを巡って、それぞれの特徴や魅力を体験してみてください。
私のようにそんなに飛行機に興味がなくても充分に楽しめる場所です!
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羽田空港 第1ターミナル 展望デッキの場所と見どころ
第1ターミナルは、日本航空(JAL)、日本トランスオーシャン航空(JTA)、スターフライヤー、スカイマークの国内線が利用しているターミナルです。
地下1階から6階と屋上からなる建物には、出発・到着ロビーの他に、レストランやショップなども入っています。
そんな第1ターミナルの展望デッキは6階と屋上の2箇所にあります。
まずは6階にある展望デッキから行ってみましょう!
多目的ホール(ギャラクシーホール)を挟んで、展望デッキは左右に2カ所(南側・北側)にあります。
奥に見えるドアの先が展望デッキです。
上記写真の展望デッキ(北側)にはテーブルと椅子が置いてあります。
また屋根があるので、強い日差しや雨の時でも安心ですね。
目の前にはゲートに駐機している飛行機、その先にはA滑走路。
さらに奥に見える建物は第3ターミナルです。
それにしても飛行機が近いですね。
晴れて空気が澄んだ日には第3ターミナルの上に富士山も見えますよ!
上記の写真は6階に2箇所あるもう一方の展望デッキ(南側)です。
北側のデッキと同じように椅子やテーブルもありますが、ほとんどがオープンスペースになっています。
北側より若干狭いかな。
私たちが行った時は営業していませんでしたが、軽食や飲み物をテイクアウトできるスタンドもあるので、飛行機を見ながら軽い食事もできます。
このスタンド付近のみ屋根があります。
屋上の展望デッキに行くには、南・北側の両方にある「GULLIVER’S DECK(ガリバーのデッキ)」と書かれた階段を使います。
小人の世界を旅するガリバーになって、ミニチュアのような東京の街をこの展望デッキから見ることができることから、ガリバーのデッキという名前がついたそうです。
6階に比べて屋上の展望デッキは広々として気持ちが良い!
壁の窪みにすっぽりと収めたようなベンチもあります。
座ってのんびりと飛行機を見るのも良いですね。
もちろん屋上からも富士山見えます。
A滑走路の奥には京浜工業地帯が広がっています。
A滑走路に着陸する飛行機。
距離が近いので迫力があります。
また6階とは違い、反対側の第2ターミナル方面も見ることができます。
すぐ近くには管制塔もありますね。
羽田空港 第2ターミナル 展望デッキの場所と見どころ
第2ターミナルの5階には、屋内デッキとその両側に屋外の展望デッキがあります。
5階に上がると建物の中央に屋内展望フロア「FLIGHT DECK TOKYO」が広がっています。
ここも広々とした空間です。
屋内なので、雨の心配はないし、空調も効いているので快適!
ちょっとわかりずらいですが、写真右奥はカフェになっています。
とても見晴らしがよく、滑走路から離発着する飛行機を眺めながら、食事やデザートなどをいただくことができます。
屋内なのでガラス越しになりますが、眼下には駐機している飛行機を見ることができます。
この展望デッキの前には羽田では一番長いC滑走路があります。
また滑走路の奥には東京湾とベイエリアが広がっています。
上記は、屋内展望フロア「FLIGHT DECK TOKYO」の北側にある屋外の展望デッキです。
滑走路に並行して広々とした空間が広がり、開放感たっぶり!
第2ターミナルの展望デッキもすぐ下が駐機場となっているため、駐機中の飛行機だけではなく、出発準備の光景や滑走路に向かう姿も見ることができます。
第2ターミナルはANAがメインで利用しているため、見渡す限りANAの飛行機ばかりですね。
天気の良い日には、東京ディズニーリゾートや房総半島まで見えます。
写真の真ん中にうっすらとディズニーシーのシンボル火山「プロメテウス火山」が写っているのがわかりますか?
また東京都心やスカイツリーも見ることができます。
写真右手に見えるように多くのテーブルや椅子が用意されています。
残念ながら屋根は格子状なので、完全に雨や日差しを避けることはできません。
でも椅子に座ってのんびりと飛行機を眺めるのも気持ち良いですよね。
この日はお天気がよかったので、同じ第2ターミナルの2階に入っている空弁工房で空弁を買って、ここでランチをいただきました!
飛行機を見ながら食べるのは一味違いますね!
ここからは屋内展望フロア「FLIGHT DECK TOKYO」の反対側(南側)にある展望デッキに移ります。
こちらも眼前にANAが並んでいますね。
ちょうどC滑走路をデルタ航空機が飛び立つところ。
南側の展望デッキにもテーブルや椅子がありますので、ゆっくりと座りながら飛行機を眺めることができます。
空弁を食べた場所よりは数は少ないのですが、この場所の一画には
テレビでも紹介されたソファーもあります。
座り心地抜群!
でも人気のため、常にどなたかが座っています。
なかなか空くことはないかなあ。
さらに奥には、一画ずつわかれたベンチも。
夜になると写真のようにあかりが灯り、幻想的な雰囲気となります。
そして足元には埋め込まれたLEDが輝き、まるで星屑のようですね。
ロマンチックなデートにピッタリ!
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羽田空港 第3ターミナル 展望デッキの場所と見どころ
第3ターミナルは、2010年に完成したD滑走路に合わせ開業した国際線専用のターミナルです。
江戸の街並みを再現した江戸小路や、日本の和を感じるスポットがあったりと海外からの観光客を意識した作りになっているのが特徴ですよね。
第3ターミナルの展望デッキは5階にあり、ターミナルの屋上部分が展望デッキとなっています。
写真左側に見えるように屋根が少しありますが、ほとんどが屋外なので雨や強い日差しの時にはちょっと辛いですね・・・。
目の前は駐機場、その先にはA滑走路、さらには第1ターミナルや整備エリアも見ることができます。
また左手方向にはB滑走路も見ることができます。
ただし第1ターミナルのように展望デッキからは富士山は見えません。
新型コロナウイルス感染拡大の影響により朝7時から夜8時までの運用となっていましたが、現在は解除され24時間利用できるようになっています。
第3ターミナルは国際線の飛行機が利用するターミナルのため、見慣れない海外の航空会社の飛行機を眺めることができるはずなのですが、コロナの影響(2022年7月時点)でまだ運行状況は以前のようには戻っていないようです。
展望デッキから整備エリアを見たところ。
左からJAL・JAL・スカイマーク・ANAの格納庫です。
JALの格納庫は見学することができますよ!
【JAL工場見学 SKY MUSEUM 口コミ】スカイミュージアムと格納庫見学の体験・感想ブログ
羽田空港の展望デッキの中でも、国際線ターミナルならではの雰囲気と景色を楽しめる第3ターミナルの展望デッキは、飛行機好きにとって見逃せないスポットです。