ドイツのデュッセルドルフ空港(DUS)は、フランクフルト空港、ミュンヘン空港についでドイツ国内で利用客の多い空港です。
全日空(ANA)は2014年からデュッセルドルフに就航しています。
私たちは成田からデンマークのコペンハーゲン・カストロップ国際空港(CPH)へ向かう際に、往路・復路ともにデュッセルドルフ空港で乗り継ぎを行いました。
この記事では、日本から全日空(ANA便)を利用し、シェンゲン協定加盟国へ行く際のデュッセルドルフ空港での乗り継ぎ方法について解説します。
注)古い情報もあります。ご了承ください。
最新情報はご利用各航空会社、空港ウェブサイト等でご確認ください。
デュッセルドルフ空港での乗り継ぎの流れ(往路)
到着 ⇒ 保安検査 ⇒ 入国審査 ⇒ 搭乗口へ
デュッセルドルフ空港は、3つのターミナル(ターミナルA〜C)から構成されています。
ANA便(NH209)は、デュッセルドルフ国際空港(DUS) ターミナルA #76/77番ゲートに到着します。
飛行機を降りた後、エスカレータで上階の入国審査場に向かいます。
デュッセルドルフが最終目的地の方はそのまま進みます。
デュッセルドルフから乗り継ぐ場合は上階に上がり、乗継のためのセキュリティを受けなければなりません。
私たちが利用した2015年8月時点では、セキュリティ前でANA現地係員が日本語での案内があったので迷うことはまったくありませんでした。
セキュリティ通過後は階下の入国審査場に向かいます。
セキュリティ通過後、なんとそこには喫煙所が!!
入国前に早速一服 (^^;
喫煙所で一服した後、入国審査を受けて終了です。
北米(アメリカ/カナダ)は、最初に到着した空港で入国審査とバッゲージ・ピックアップをしなくてはいけませんが、ヨーロッパでは荷物の受け取りが必要ありません。
ある意味、楽ですね。
私たちの最終目的地はコペンハーゲンです。
デュッセルドルフからコペンハーゲンまではスカンジナビア航空(SAS)を利用することになっているのですが、SASもANAと同じターミナルAです。
ターミナルAはそんなに大きくありません。
通路の両側にはショップが並んでいます。
デューティーフリーショップもありますが、そんなに大きくはありません。
ターミナルAにはルフトハンザのビジネスラウンジがあります。
今回はANAのビジネスクラスだったため、このルフトハンザのビジネスラウンジが利用できました。
ルフトハンザのビジネスラウンジについては次の記事で解説しています。
ルフトハンザ ビジネス・ラウンジ(Lufthansa Business Lounge):デュッセルドルフ国際空港 コンコースA
ビジネスラウンジでの休憩後、SASの搭乗口へ向かいます。
と、そこは1階(?!)で、ボーディング・ブリッジは見当たりません。
搭乗時間になるとバスが到着、そのバスで駐機場に向かいコペンハーゲン行の飛行機に乗りました。
デュッセルドルフ(DUS)からコペンハーゲン(CPH)までは、約1時間のフライトです。
コペンハーゲン到着後、まずバッゲージ・クレイムへ向かい、荷物をピックアップします。
なおデンマークはシェンゲン協定加盟国のため、コペンハーゲンでの入国審査はありません。
バッゲージをピックアップした後、税関へ申告する物がない場合はそのまま出口に向かいます。
デュッセルドルフ空港での乗り継ぎの流れ(復路)
次にシェンゲン協定加盟国から日本に帰国する際のデュッセルドルフ空港での乗り継ぎ方法についてご案内します。
往路と同じく、コペンハーゲンからスカンジナビア航空(SAS)を利用し、デュッセルドルフで全日空(ANA)成田行への乗継でデュッセルドルフ空港を利用しました。
コペンハーゲンから約1時間、デュッセルドルフに到着。
飛行機はターミナルビルではなく駐機場へ到着、バスでターミナルへ。
バスを降り Connecting Flights A/B/C の案内表示に従い各ターミナルへ向かいます。
ANA便成田行(NH210)は、ターミナルA #76/77番ゲートから出発します。
デュッセルドルフ国際空港(DUS)はあまり大きな空港ではありませんので、あまり迷うことはないと思います。
出発まではわずかな時間かもしれませんが、ラウンジやショッピングなど楽しんで下さい。
尚、搭乗口に向かう前に出国審査がありますので、ある程度時間に余裕を持つことをお勧めします。
因みに出国審査終了後タバコは吸えません。出国前に心置きなく一服しましょう。 (^^;