【奄美大島 旅行記ブログ】奄美のおすすめ観光スポットを半日で巡る旅

奄美大島旅行記

現在、新型コロナウイルス感染症の拡大防止の観点から、不要不急の帰省や旅行などの自粛が求められています。

奄美大島5市町村長(奄美市長、大和村長、宇検村長、瀬戸内町長、龍郷町長)からも不要不急の帰省や旅行は避けて欲しいという「緊急共同メッセージ」も発表されています。
事態が収束してから旅行を楽しみましょうね。[2020年4月]

4月中旬に行った鹿児島県・奄美大島を半日(4時間)で巡った時の旅行記ブログをお届けします。

そのままの自然が数多く残っている奄美大島。
今回は、そんな奄美大島の大自然をたっぷり満喫した旅行でした。

この記事では、奄美大島旅行を考えている方が参考にしやすいように、効率よく奄美大島の観光地をめぐる半日(4時間)観光プランを写真と共にご紹介しています。
また実際に発生した費用などもレポートしています。

それでは、とっておきの奄美大島観光へどうぞ!

 

奄美大島の半日観光プランの概要

今回は日本発着クルーズの途中で奄美大島に寄港しました。
(その時の旅行記は「横浜発着クルーズ旅行記・ブログ|飛行機を使わずに海外へ!」

船が奄美大島の名瀬新港に到着したのが12時、出港が19時30分でしたので、島の滞在時間は7時間30分。
でも7時間30分すべてを観光に費やすわけにはいきません。船の到着が遅れたり、逆に早く出港してしまう可能性もあるからです。

そのため、観光にあてる時間は4時間にすることに。

下記が奄美大島を4時間で観光したプランです。

観光タクシーを使った奄美大島・半日観光プラン

 

奄美大島・半日観光プラン(観光スポット名をクリックすると詳しい説明に飛びます)
No.1 13:00

名瀬新港で下船→半日観光へ出発!

No.2 13:30

モダマ群生地

「ジャックと豆の木」のモデルになったと言われる巨大なマメ科植物のモダマ。
奄美大島で自生しているのはこの場所だけ。
No.3 13:50

マングローブ原生林

日本で2番目に大きいマングローブ群生地。
何と入場料ゼロでマングローブを楽しむことができるのです。
No.4 14:25

赤土山展望台

奄美大島最高峰の湯湾岳を一望できる展望スペース。

No.5 14:35

アランガチのガジュマルと妖怪ケンムン

奄美大島に古くから伝わるガジュマルの木に住む妖怪ケンムン
ここで妖怪ケンムンに会えます。
No.6 14:45

アランガチの滝

湯湾岳を源流とし、下段が2つに分かれている珍しいアランガチの滝。
ベンチなどの休憩する場所もあります。
No.7 15:20

今里

東シナ海側にあるカツオ漁が盛んな今里集落。
神が降り立つ小島・今里立神がシンボル。
No.8 15:35

徳浜の断崖

高さは約170メートルの断崖。
海上に垂直に切り立つ姿は圧巻の一言。
No.9 16:00

群倉

釘を1本も使っていない高床式倉庫の集合体。
奄美大島独自の建造物です。
No.10 16:05

奄美野生生物保護センター

奄美群島の生き物や自然保護のための施設。
施設の中では奄美に生きる生物の展示を見ることができます。
No.11 16:50

大浜海浜公園 見はらし広場

東シナ海に沈む美しい夕陽が見れる絶景スポット。
ビーチやキャンプ場、海洋博物館もあります。
No.12 17:00

名瀬新港

港に戻ってきました。
お疲れさまでした

 

下記が行った場所です。
奄美大島南部を、太平洋側から東シナ海側へとグルリと一周するプランです。

 

その他の観光地 〜残念ながら行けなかった場所〜

奄美大島には多くの観光地があります。

当初、行きたいと思った場所は、
・マングローブ
・金作原原生林
・大浜海浜公園
・ホノボシ海岸
・古仁屋(水中観光船「せと」)
・奄美自然観察の森

ガイドブックやインターネットで、よく「オススメ」している場所ですね。

そしてこれら行きたい場所を地図にプロットしてみたところ、島の南から北まで広範囲にわたることが判明。


さすがに奄美大島に行ったことがない私でもこれらを4時間で周るのは無理だとわかります。

ということで、マングローブと金作原原生林の2つに絞ることにしたのでした。

奄美大島での移動手段

行きたい場所をピックアップしたので、次は島内の移動手段について考えました。

島内には路線バスが運行しているのですが、どうやら本数が少なそう。
奄美大島に滞在する時間が長ければ、路線バスでのんびり観光しても良いのですが、万が一、船に乗り遅れたら大変!!

また、レンタカーという方法もありますが、旅行先では旦那が運転したがらないので却下。(私はゴールドペーパードライバーです ^^;)

そんな私たちが選択したのは、タクシーを貸し切って観光地を周ってもらう「観光タクシー」です。

奄美大島の観光タクシー
私たちが利用した観光タクシーは、時間制で希望の場所に連れて行ってくれるというもの。

ですので、事前にメールで行きたい場所(マングローブ)と時間(4時間くらい)を伝えておきました。
マングローブと金作原原生林の2ヶ所を4時間でまわるのは厳しいということだったので、希望はマングローブのみとし、それ以外の場所は運転手さんのお任せとしました。

結果として、観光タクシーを選んで大正解!!

有名な観光地から穴場まで、各場所の説明付きで4時間たっぷり案内してくれました。
地元の運転手さんならではです。

特に限られた時間内に観光スポットを巡るのであれば、観光タクシーはとても有効な手段です。
レンタカーであれば、自分たちの思い通り自由気ままに旅行ができますが、知らない土地を運転するのは神経を使いますし、何と言っても事故などを起こしてしまっては旅行そのものを中止しなくてはいけない事態になってしまいます。

 

 奄美大島の旅行プラン作りに役立つ、奄美大島の「交通手段」をまとめて解説
【奄美大島でおすすめの観光タクシー】車なしでもOKのおすすめ交通手段

 

奄美大島観光での費用

観光タクシー代

4,000円×4時間=16,000円

観光タクシーは小型車両(定員4名)タイプです。
料金体系は、時間制で1時間4,000円となっています。

総額:16,000円

今回支払ったのは観光タクシーの料金だけで、各観光地では費用はかかっていません。
2人で利用したので、1名分8,000円となります。

*上記の料金は私たちが利用した時点(2018年)のものです。

それでは、ここからは私たちが行った観光スポットを詳しくご紹介していきます。

奄美大島おすすめ観光スポット

モダマ群生地

奄美大島に自生するモダマ
モダマは、アフリカからアジアまでの熱帯や亜熱帯のマングローブや海岸近くの常緑樹林に生っているツル性のマメ科植物です。

奄美大島五市町村で保護指定されている希少野生植物の一つで、国のレッドリスト絶滅危惧種(ごく近い将来において絶滅の危険性が極めて高い種)にも指定されています。

ですので、もちろんモダマの持ち帰り、採取などは厳禁です。
ここはじっくりと見るだけにしましょう。

奄美大島に自生するモダマ
さやは大きなもので、長さ1m~1.5m、幅10cm~15cmにもなります。
種子も直径5cmくらいあり、浮力があるので海流に運ばれて遠方に漂着することもあるそうです。

「ジャックと豆の木」のモデルになったと言われるのも納得の巨大な枝豆です。

奄美大島に自生するモダマ群
よーく見るとあちこちにモダマが。
奄美大島で自生しているのはこの場所だけだそうです。

なおモダマの開花時期は5月頃。
もう少し訪問時期が遅ければ、モダマの花を見ることができたのに、残念!

モダマ群生地
〒894-1114 鹿児島県奄美市住用町大字東仲間

 

マングローブ原生林

奄美大島のマングローブ
次は今回の奄美大島観光で一番楽しみにしていたマングローブを見に行きます。

マングローブを一望できる展望台やカヌー体験ができる施設「マングロープパーク」に行くのかと思っていたら、マングローブパークには行かない、ということ。
ええ〜?

奄美大島のマングローブ
その代わりに行ったのが、自動車道の脇にあるマングローブのすぐ近くまで行ける場所でした。

ここ住用町マングローブ原生林は、国定国立公園特別保護地区に指定されており、日本で2番目に大きいマングローブ林です。
(日本最大のマングローブ林は西表島にあります)

「マングローブ」は植物の名前ではなく、海水と淡水が混じる海外線の加工域に生育する植物群の総称です。
マングローブの種は数多くあり、ここのマングローブはオヒルギとメヒルギで構成されています。

奄美大島のマングローブ
観察していると小さなカニを発見!
カニも数種類が生息しているそうです。

甲殻類、魚類、貝類などさまざまな生物を見ることができるマングローブは、生き物にとって大切な場所となっています。

奄美大島のマングローブ
この細長いのが種子でしょうか。

看板には
「種子は果実が樹上に着生したまま発芽し、枝から落ちると泥につきささり、葉を出して生長する。」
と書かれていました。


奄美大島のマングローブ
近くの展望台から見たマングローブ原生林。
遠くまでマングローブが広がっているのがよくわかりますね。
展望台からはこんな絶景を見ることができるのです。

入場料などの費用をかけずにマングローブを堪能できました。

マングローブ原生林
〒894-1201 鹿児島県 奄美市住用町石原
 

赤土山展望台

奄美大島の赤土山展望台


次は住用から宇検村に向かう道沿いにある赤土山展望台です。
マングローブから20分弱ほど行った場所にあります。

奄美大島の赤土山展望台から見た湯湾岳
赤土山展望台からは奄美大島最高峰の湯湾岳を一望できます。
(一番奥に見えるのが標高694mの湯湾岳)

4月のこの時期は、湯湾岳を含めてあたり一面が鮮やかな緑のグラデーションに覆われていて、清々しい気持ちになります。

奄美大島の赤土山展望台から見た湯湾岳
国定公園特別保護地区に指定されている湯湾岳山頂付近は、亜熱帯広葉樹林が広がり、アマミノクロウサギやルリカケスなど珍しい動植物の生息地になっています。

クロウサギは奄美大島と徳之島にだけ生息する固有種で、さらに絶滅危惧種に指定されてます。

赤土山展望台
〒894-3301 鹿児島県大島郡宇検村
 

アランガチのガジュマルと妖怪ケンムン

奄美大島の道端
赤土山展望台から10分弱走った後、木々がうっそうと生い茂る道端に車を停めます。

「宇検村に伝わるケンムンのおはなし」看板
木々の下には「宇検村に伝わるケンムンのおはなし」という看板。

ケンムンとは奄美大島に古くから伝わるガジュマルの木に住む妖怪です。
運転手さんは「カッパのようなもの」と話してくれましたが、その姿は子どものように小さく、顔は赤く、全身が毛に覆われ、手足が異様に長いと言われているそうです。

ガジュマルの大木


周囲にはガジュマルの大木。
そしてガジュマルの木の後ろからこちらを見ているのが、

奄美大島のケンムン
ケンムンです。

妖怪ということですが、昨今のゆるキャラブームにあやかっているのか可愛い姿になっていますね。

アランガチのガジュマルとケンムン
〒894-3301 鹿児島県大島郡宇検村大字湯湾
 

アランガチの滝

奄美大島のアランガチの滝
ケンムンから車を10分ほど走らせ、細い道に入っていきます。
到着したのは、宇検村の入り口にあたる集落にある落差30mのアランガチの滝。

アランガチの滝の水源は先ほど赤土山展望台から見た湯湾岳で、下段が2つに分かれている珍しい滝です。
滝の近くまで行けるので、マイナスイオンをたっぷり浴びることができますよ。

近くに休憩する場所もあり、旦那はベンチで一服していました。

アランガチの滝
〒894-3301 鹿児島県大島郡宇検村湯湾1835

 

今里

奄美大島の今里集落
タクシーは峠を越えて東シナ海側にでました。

車を降りて、高台から海を眺めます。
下った先にあるのはカツオ漁が盛んな今里集落です。

そして今里集落の先に立つ島は集落のシンボルの今里立神(タチガミ)。
神が降り立つ小島で、集落の路地はこの立神に向かっているそうです。

今里
〒894-3214 鹿児島県大島郡大和村大字今里

 

徳浜の断崖

奄美大島の徳浜の断崖
海沿いの道を名瀬方面に向かうと現れるのが徳浜の断崖です。

高さは約170メートルで、その下を大和村の名音と戸円を結ぶトンネルが貫通しています。
約800年前の鎌倉時代の大地震で現れたと言われているそうです。

奄美大島の徳浜の断崖
海上に垂直に切り立つ断崖は圧巻です。

トンネルの横には大きな洞窟もあります。

徳浜の断崖
〒894-3212 鹿児島県大島郡大和村大字名音30


奄美大島の戸円にあるロウソク岩


徳浜の断崖から数分行った場所にある戸円集落。

「戸円ふれあいパーク」という展望スペースから海をみると、海から突き出している岩があります。
秋の一定の期間、沈む太陽の位置のタイミングによって、この岩の先に陽があたりロウソクの灯がともったような幻想的な光景を作るそうです。

残念なことに、今は春。そして曇りで今日はほとんど太陽は出ていませんでした。。。

住所
〒894-3211 鹿児島県大島郡大和村大字戸円140

群倉(ボレグラ)

奄美大島の群倉
戸円ふれあいパークから15分ほど走り、次に寄ったのは「群倉(ボレグラ)」です。

高床式倉庫の群倉
群倉は釘を1本も使っていない高床式倉庫の集合体です。

奄美独自の建造物で、風通しが良く、またネズミが上れない構造になっており、穀類を貯蔵するために使われていました。

ここには当時使われていたそのままの姿で保存されており、鹿児島県の有形文化財に指定されています。

群倉
〒894-3105 鹿児島県大島郡大和村大字大和浜84

奄美野生生物保護センター

奄美野生生物保護センター
群倉からわずか数分の場所にある奄美野生生物保護センターへ移動します。

奄美野生生物保護センターは奄美群島の生き物や自然を保護するための環境省の施設で、アマミクロウサギなどの希少生物の調査、研究のほか、マングースの除去なども行っています。

なんと入館料は無料です。

奄美野生生物保護センターのセンター内
奄美群島8島(奄美大島、加計呂麻島、請島、与路島、徳之島、喜界島、沖永良部島、与論島の友人8島)に生息する生き物をそれぞれの島ごとに紹介しています。

奄美野生生物保護センターの展示物
森に住む鳥などの剥製が展示されています。

奄美野生生物保護センターのアマミノクロウサギの剥製
こちらが奄美大島と徳之島にしか生息いない アマミクロウサギの剥製です。

近年マングースや犬や猫に捕獲されてしまったり、交通事故にあったりするなどして減少しているそうです。
2018年には奄美大島と徳之島の2島合わせて30件以上の交通事故が確認されています。

保護活動の一環としてアマミノクロウサギの着ぐるみ「あまくろ」や、歌もあるのですよ。♪

奄美野生生物保護センター
〒894-3104 鹿児島県大島郡大和村思勝字腰ノ畑551

[開館時間] 9:30〜16:30
[休館日] 毎週月曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始
[入館料] 無料
[電話] 0997-55-8620
[web] http://kyushu.env.go.jp/okinawa/awcc

 

大浜海浜公園の見はらし広場

大浜海浜公園の見はらし広場


最後に案内されたのは、大浜海浜公園です。

奄美大島の中心部・名瀬市街地から近い場所にある大浜海浜公園は、海水浴場やキャンプ場や、ウミガメにエサをあげることもできる海洋博物館などから構成される複合施設です。


大浜海浜公園の見はらし広場から見た奄美海洋博物館


眼下に広がるのは東シナ海。

お天気がよければ海に沈む夕日を見ることができるそうですが、この日は残念ながら曇り空。
晴れていれば、最高の景色が見ることができたのに、残念!

奄美大島のビーチ
ビーチに降りてきました。

青い空 碧い海 白い砂!

というわけにはいきませんでしたが、雨が降らなかっただけ良しとしましょう。

大浜海浜公園
〒894-0046 鹿児島県奄美市名瀬小宿大浜701-1

【奄美海洋展示館】
[開館時間] 9:30〜18:00
[休館日] 年末年始
[入館料] 500円(大人)
[電話] 0997-55-6000
[web] https://www.ohama.marutani-amami.com/ocean-exhibition-hall



以上で約4時間の奄美大島観光は終了です。
大浜海浜公園から市街地を通り約20分程度で名瀬新港に戻りました。

大満足の奄美大島・観光地めぐり

今回巡った奄美大島南部は、豊かな山々が広がる自然あふれるエリア。
私たちもこの旅行で奄美大島のすばらしい自然に触れることができました。

時間がなくて実現しませんでしたが、このエリアにはマングローブの中を進むカヤック体験、亜熱帯の原生林の森を散策するトレッキングツアー、クロウサギを観察するナイトツアー、透明度抜群のビーチや雄大な景色を楽しめる離島「加計呂麻島」など、まだまだ見どころはたくさんあります。

観光スポットが点在するので移動するのが大変ですが、観光タクシーを使えば、プロのドライバーの方が案内するので、充実した観光ができます。
また観光地の案内だけではなく、地元の話しなんかも教えてくれたりしますよ。

次は奄美大島の北部にも行ってみたいなあ。

 


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