上海外灘から見た夜景

横浜を出港し、上海(中国)、釜山(韓国)の他に、奄美大島、那覇、博多、広島、高知、大阪、清水の日本各地を巡るクルーズ旅行記・ブログです。

私たちにとって10回目のクルーズは、今までで最長の14泊15日のクルーズとなりました。

この旅行記ブログでは、外国船による日本発着クルーズの各寄港地の様子を中心にお届けします。

 

横浜発着クルーズ 旅行概要

Holland America Cruise Line : 14day China & Japan Cruise

日程

2018年4月11日(水)〜 4月25日(水)14泊15日

航路

No 日時 寄港地 入港 出港 ドレスコード
1 4月11日(水) 乗船(横浜) 7:00pm Smart Casual
2 4月12日(木) 終日航海   ー  Gala
3 4月13日(金) 奄美大島 12:00nn 7:30pm Smart Casual
4 4月14日(土) 那覇(沖縄) 8:00am 4:00pm Smart Casual
5 4月15日(日) 終日航海   Smart Casual
6 4月16日(月) 上海(中国) 8:00am overnight Smart Casual
7 4月17日(火) 上海(中国) 2:00pm Smart Casual
8 4月18日(水) 終日航海   Gala
9 4月19日(木) 博多 (福岡) 7:00am 6:00pm Smart Casual
10 4月20日(金) 釜山(韓国) 7:00am 5:30pm Smart Casual
11 4月21日(土) 広島 12:00ann 7:00pm Smart Casual
12 4月22日(日) 高知 10:00am 6:30pm Smart Casual
13 4月23日(月) 大阪 8:00am 5:30pm Gala
14 4月24日(火) 清水(静岡) 12:00am 7:30pm Smart Casual
15 4月25日(水) 下船(横浜) 7:00am  

 


横浜港大さん橋を出港し、奄美大島、那覇へと南下し、上海(中国)でオーバーナイト、再び日本の博多に戻り、次に釜山(韓国)へ。
その後は広島、高知、大阪、清水と巡り、再び横浜大さん橋に戻るコースです。

日本の出国・入国を繰り返し、その都度手続きが必要になるというちょっとメンドウなクルーズプランでした。

 

乗船した船について

乗船した船は、ホーランドアメリカライン(HAL)の「ms Volendam(フォーレンダム)」です。

フォーレンダムの概要は以下の通り。

総トン数 61,214トン 乗客定員 1,432名
デッキ 10層 乗組員数 604名
就航年 1999年 客室数 716室

 

ホーランドアメリカラインは、1873年にアメリカとヨーロッパを結ぶ海運会社として誕生したプレミアムクラスのクルーズ会社です。
ホーランドアメリカラインでのクルーズはこれで5回目となります。

上海に停泊するフォーレンダム
フォーレンダム(Volendam)の船体は白と紺色、船内はアンティークや美術品でデコレーションされており、落ち着いた雰囲気の船です。

就航してから20年近くたった古い船ですが、昨年(2017年)改装しており、そんなに古さは感じませんでした。

そして今まで乗船した中で一番小さい船です。
揺れないか心配だ~

 

  クルーズの船酔いについては次の記事で対策法をご紹介しています
 【クルーズでの船酔い対策】船酔いしない予防方法や原因を解説

 

横浜発着クルーズの始まり

2017年12月、ホーランドアメリカラインのザイデルダム(Zuiderdam)でパナマ運河カウントダウンクルーズに行った私たち。
(その時の旅行記「ANAファーストクラスで行くパナマ運河クルーズ旅行記」)

往路は ANAのファーストクラス(「ANA ファーストクラス (FIRST CLASS) 搭乗記 | ANAファーストクラスの機内食やシートを紹介」) で夢のような旅行だったはずなのに、長距離フライトがつらくなってきたのを実感。

そんな中、日本発着のクルーズであれば飛行機に乗る必要がない!ということに気づき(今頃?)、がぜん日本発着が気になってしまいました。

調べると、4月にホーランドアメリカラインのフォーレンダム (Volendam)の横浜発着のクルーズがあるではないですか!?

いやいや、数ヶ月前にパナマ運河クルーズに行ったばかり、無理だよ!という声をよそに、なんとかやりくりし、何とクルーズ出航の1週間前に滑り込み申し込みしたのでした。

日本発着クルーズとは

日本発着クルーズは、日本の港から乗船し、同じく日本の港で下船するクルーズです。

日本の船(飛鳥II、にっぽん丸、ぱしふぃっくびいなす など)が有名ですが、外国船籍の船も日本を発着するクルーズを行っています。
ただ外国船籍の場合、日本国内だけで完結するクルーズはできないという規制から、韓国や台湾など外国の港に寄港する必要があります。

そのため、外国船籍の日本発着クルーズだと飛行機を使わずに海外に行けるのです。
飛行機を使わないということもあり、出航の1週間前の申し込みも可能になったと言えます。

日本発着クルーズについては 「外国船で巡る身近で楽しい日本発着クルーズ旅行 」の記事で詳しく解説しています。



横浜発着クルーズの準備

まずはクルーズの申し込みです!

クルーズを扱っている代理店はいろいろあります。

大きくわけると、

  • 添乗員付きでいろいろとお世話してくれるツアー型

  • 申し込みだけを代理店を通し、あとはすべて自分で行う個人手配


私たちの旅行はほとんど個人手配です。

今回もいつもお願いしている代理店へオーシャンビューのギャランティで申し込みしました。

さすがに出航1週間前ということで、申し込み時にクルーズ代金全額を支払いました。また同時にキャンセル料が100%発生するということでした。

実はこのクルーズは以前より気になっていて料金をチェックしていたのです。

出航2ヶ月前に大幅に下がり、下がった料金ままかと思っていたら、出航直前(私たちが申し込んだ頃)には少し上がってしまっていました。
よく出航直前には料金が下がると聞いていましたが、必ずしもそうなるとは限らないようですね。

個人手配とは

クルーズの申し込みのみ代理店を通し、海外発着であれば飛行機やホテルの手配、エクスカーションや有料レストラン、スパなどはすべて自分で手配、クルーズターミナルまでの移動、チェックインも自分で行います。

海外発着や外国船籍のクルーズの場合、ある程度の英語が必要になります。
自分で手配する分、ツアーに比べて料金を抑えることができます。

希望のクルーズを見つける

どうやって希望のクルーズを見つけるのか。

既に乗りたい船や船会社が決まっていれば、その会社のWebサイトで検索すれば良いですよね。

私たちも当初はディズニークルーズのみ、今はホーランドアメリカラインが気に入っているので、乗船時に次のクルーズを予約するか、クルーズ会社のWebサイトで探します。

乗船時に次の予約を行うと特典が付く場合があります。
またクルーズ会社が行っているキャンペーンなどが適用されることもあります。

乗りたい船や船会社は決まっていない、でもクルーズに行きたい!という場合、多くのクルーズが掲載されている cruise critic などで検索しています。



横浜発着クルーズ旅行記・ブログ

横浜

【乗船手続き】

船が出港するのは横浜港 大桟橋埠頭です。

スーツケースなどの荷物の預け入れは10時過ぎに開始、チェックインは12時から。
荷物を預け入れた時にBoarding Card(乗船順番のカード)をもらうことができました。

セキュリティを受けた後、チェックイン。
チェックインが終われば、そのまま乗船することができました。

 

  横浜大桟橋へのアクセス方法はこちら
大桟橋・横浜港大さん橋国際客船ターミナルへのアクセス方法

 

横浜大桟橋


【出港】

7時出港。
出航時、和太鼓の演奏による見送りがありました。

 

名瀬(奄美大島:鹿児島県)

【入港】

船は予定通り12時に名瀬港へ入港。

ターミナルビルなどはなく、船の前に大型のテントが設営され、そこに観光案内やお土産物屋さんがでていました。

奄美大島・名瀬港

 

 

【シャトルバス】

港と町中を結ぶ無料のシャトルバスサービスがありました。船が到着した直後は、長蛇の列ができていました。

【出港】

7時30分出港。
出航時、奄美の歌と踊りによる見送りがありました。

 

  奄美大島の観光スポットを紹介した記事はこちら
 【奄美大島の観光地を巡る旅行記ブログ】初めての奄美におすすめの観光スポット

 

那覇(沖縄県)

【入港】

船は8時に那覇港 泊ふ頭8号岸壁へ入港。

ターミナルビルはとてもきれいです。観光案内のデスクもでており、地図も用意されていました。(ただし日本語はありませんでした)

那覇港の観光案内所


【シャトルバス】

那覇ではシャトルバスのサービスはありませんでした。

クルーズターミナルから「ゆいレール」の「県庁前」駅までは徒歩で約20分。
ターミナルを出ると「龍柱」(写真下)があり、この龍柱の間の道をまっすぐ進めば県庁前駅に出ます。20分程度なので私たちは歩きましたが、この日は晴天で気温も高め。
ゆいレールに乗るまでにかなりの体力を使ってしまいました。

というわけで、帰りは県庁前からターミナルまではタクシーを利用しました。^^

那覇のクルーズターミナル近くにある龍柱


【出国手続き】

次は上海(中国)に向かうため、那覇で出国手続きを行いました。

クルーズゲストが一斉に手続きを行うため、審査を受けるまでかなりの時間がかかりました。
また、審査後にも船に乗るための行列ができていました。

出国審査は2時から4時までに受けるように案内がきていましたが、4時の時点でまだ100人以上が未審査だったそうです。

【出港】

6時出港。
出航時に見送りがあるかなとデッキから眺めていましたが、残念ながら何もありませんでした。

 

上海(中国)

【入港】

上海港国際クルーズターミナルへの予定では8時到着でしたが、早朝には入港していたようです。
目覚めると下記の写真のような風景な目の前に広がっていました。

上海
上海にはクルーズターミナルが2つあります。ひとつは今回利用した上海港国際クルーズターミナルと、もうひとつは上海宝山国際クルーズターミナルです。

上海港国際クルーズターミナルは上海市中心部の外灘(バンド)に近い場所にありますが、上海宝山国際クルーズターミナルは中心部から20km以上離れています。

黄浦江にかかる橋のクリアランスの関係で、7万トン未満の客船は上海港国際クルーズターミナルを、7万トン以上の客船は上海宝山国際クルーズターミナルを利用することになっているとか。
フォーレンダムは 6万トンなので上海港国際クルーズターミナルだったようです。

上海の市街地は、長江の支流である黄浦江を遡ったところにあります。
つまりフォーレンダムは川を遡ってきたことになります。


【入国手続き】

入国審査を受けるためには、まず整理券をもらい、その整理券に記載された番号がコールされたら入国審査を受けます。整理券はすぐもらうことができ、また番号もすぐに呼ばれました。

船の外に出て、ターミナルビルに入り、入国審査を受けます。窓口でパスポートとパスポートコピーを見せただけで、特に質問はありませんでした。
その後、すぐに待機していたクルーにパスポートを没収され、代わりにレシートを受け取ります。
さらに、クルーから「上海に泊まるか、そして電車を使うか」ということを聞かれ、いずれもその予定がなかったので、No と答えました。
それで手続きは終了。無事に中国へ入国!

ちなみに一度船外に出ると、すべてのゲストの入国審査が終了するまで船に戻ることはできないということ。また船外ではパスポートのコピー(審査の時にコピーにもスタンプが押された)を携帯すること。パスポートの原本は船側が預かる、ということでした。

船に戻る時は、ターミナルビルには入らず直接乗船できました。乗船前にパスポートコピーのチェックをするための仮設デスクが設置されていました。

なおビザについては日本人は15日以内の滞在について基本的に不要です。

【シャトルバス】

クルーズターミナルからHuangpu Garden という外灘(バンド)近くにある公園まで無料で運行していました。
歩いても15分程度です。

【出港】

上海はオーバーナイトのため、翌日4時出港。

当初はAll Board は6時の予定だったのですが、前倒しになってしまいました。
理由は “Due to the tidal window…….” とあったので、黄浦江の潮位に関係することらしいです。

出航時に見送り等はありませんでした。

 

博多(福岡県)

【入港】

船は7時に中央ふ頭クルーズセンターへ入港。
ターミナルビル内には観光案内のカウンターがありました。地図も用意されていますが、ここでも日本語版はありませんでした。
クルーズターミナルは、天神や福岡駅から車で約10分程度の場所にあり、路線バスも走っています。

博多のクルーズターミナル


【シャトルバス】

20分間隔でターミナルと福岡市役所を結ぶ無料のシャトルバスが出ていました。

【入国手続き】

パスポートチェック、そして税関申告書を提出してすぐに終了。

【出国手続き】

次は釜山(韓国)へ向かうため、再び出国手続きを行わなくてはいけませんでした。
といってもパスポートにハンコを押すだけ。数日前の沖縄での長蛇の列のような大騒動はなく、すんなり手続きは完了。

【出港】

7時出港。
和太鼓演奏のお見送りがありました。

 

釜山(韓国)

【入港、入国審査】
船は7時には釜山港へ着岸。
上海のように下船するための整理券配布などはなく、好きな時間に外に出ることができました。

私たちは、朝食時に出会った日本人ご夫婦とすっかり話し込んでしまい、下船するのが遅くなってしまいました。
そのため入国審査もガラガラですんなり通過できました。

韓国・釜山のクルーズターミナル
船をおりると、ゆるキャラ?がお出迎えしてくれました。

【シャトルバス】
港とHotel Foret Premier Nampo 前までを結ぶ無料のシャトルバスサービスがありました。
どちらにも日本語が話せるスタッフがいました。

【出国審査】
船に戻る際にターミナルビル内で出国審査を受けました。ただ、入国時のスタンプを確認しただけで、出国のスタンプは押されませんでした。

【出港】
5時30分出港。
出航時の見送りはなかったと思います。(その時間はスパで爆睡中だったので ^^;)

 

広島(広島県)

【入港】
11時過ぎ、広島港五日市埠頭に着岸。
放水や太鼓による歓迎がありました。

広島港での歓迎放水

 

 

広島のクルーズターミナルの中
ターミナルの中には仮設のお店がでていました。
また一角には椅子とテーブルが用意されていて、スマホでメールチェックなどもできました。

【入国審査】
再び入国審査を受けなくてはいけないためか、下船するためにはまず船内でチケットをもらわなくてはいけませんでした。早く下船したかったので、配布開始のアナウンスがある前に配布場所へ行ってみると、すでに行列ができていました。
ただ、入国審査や税関はすんなりと通過できました。

【シャトルバス】
港とJR五日市駅を結ぶ無料のシャトルバスサービスがありました。

【出港】
7時過ぎ出港。
見送りがあったようですが、この時はディナー中で見れず。

 

高知

【入港】
10時過ぎ、高知新港に到着。
港では太鼓の演奏や大漁旗を降っての歓迎がありました。また高知県観光キャラクター 坂本龍馬くん の姿も。
テントが設営され、観光案内や着物の着付け体験なども行われていました。

高知港のクルーズターミナル



【シャトルバス】
港とはりまや橋バスターミナルを結ぶ無料のシャトルバスサービスがありました。港からは約20分。

【出港】
7時過ぎ出港。
再び 坂本龍馬くん が見送りをしてくれていました。

 

  高知の観光スポットを紹介した記事はこちら
 【高知 旅行記ブログ】半日で高知市内のオススメ観光スポットを巡る旅

 

大阪

【入港】
8時過ぎ、大阪港に到着。
大阪でも放水で迎えられました。

大阪港での歓迎放水




【出港】
5時30分過ぎ出港。

清水(静岡県)

【入港】
最後の寄港地 清水には 12時過ぎに到着。
清水による歓迎セレモニーが行われ、清水芸子さんによる花束や記念品贈呈、フォーレンダムキャプテンと清水の方によるスピーチがありました。
清水の広報キャラクター シズラ も参加!

清水港での歓迎
また、船の前では、ご当地グルメやグッズなど清水を紹介するブースが並んでいました。

【シャトルバス】
近くにあるショッピングモールから清水駅までの無料シャトルバスがありました。

【出港】
8時過ぎ出港。
翌日朝7時には横浜港へ到着。

 

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