ダイヤモンドプリンセスの客室紹介|プリンセスクルーズ客船ツアー

ダイヤモンドプリンセス

クルーズを選ぶ際に気になる要素の一つが「客室」。
「客室は寝るだけだから」と言っても、やはり数日間過ごすのだから快適な部屋であってほしいもの。

この記事では2023年に乗船したダイヤモンドプリンセスの客室の様子や、客室備品、アメニティなどをご紹介します。
また実際に利用した感想や使い心地などもお伝えします。

それではダイヤモンドプリンセスの客室へどうぞ!

ダイヤモンドプリンセスでのクルーズ乗船記はこちら↓
ダイヤモンドプリンセス旅行記ブログ

目次

ダイヤモンドプリンセスの客室について

ダイヤモンドプリンセスの客室の種類

ダイヤモンドプリンセスの客室には以下のカテゴリーがあります。

  • スイート
  • リザーブコレクション・ジュニアスイート
  • 海側バルコニー
  • 海側(視界不良を含む)
  • 内側

各カテゴリーの違いは以下の通り。

客室カテゴリー広さ特徴
スイート約49~124m²・海側、プライベート・バルコニー付き
・リビングエリア、ソファベッド付き
・バスタブ、シャワー付き
リザーブコレクション・ジュニアスイート約33m²・海側、プライベート・バルコニー付き
・リビング付き
・バスタブ、シャワー付き
海側バルコニー約22~29m²・海側、プライベート・バルコニー付き(*1)
・シャワー付き
海側(視界不良含む)約17~19m²・海側、窓付き(*1)
・シャワー付き
内側約16~17m²・シャワー付き
(*1)一部カテゴリーは視界が遮られます

スイートはその広さなどにより、さらにいくつかの種類にわかれています。
なお多くの日本人が好むバスタブが付いている客室はスイート、またはジュニアスイートのみとなっています。

一番広いスイートの部屋は100m²以上!
我が家より広いです・・・。

ダイヤモンドプリンセスの客室番号

ダイヤモンドプリンセスの客室番号は「アルファベット+数字3桁」で表されています。
アルファベットはデッキ階数、数字が部屋の場所です。

上記写真は客室入り口にあるパネルで、部屋番号、名前が表示されています。
客室番号は「E423」となります。

ダイヤモンドプリンセスは各デッキに名前がつけられていて、デッキ4は「Emerald」、デッキ9は「Dolphin」、デッキ10は「Caribe」などとなっています。
その名前の頭文字のアルファベットが客室番号に付いているのです。

初めてダイヤモンドプリンセスに乗船した時がこの「E423」だったのですが、「デッキ4の23号室」と勘違いしてデッキ4に向かったら客室がなく焦った!!

ちなみにメダリオンには客室番号は記載されていませんので、忘れないように!

実際に宿泊したダイヤモンドプリンセスの客室の紹介

客室の設備

ここからは私たちが宿泊したのはデッキ10(カリブデッキ)の「C101」をご紹介します。
客室カテゴリは「海側」です。

「C101」は船の一番前にある進行方向に向かっている部屋です。
船首にあるので、泉の湯やメインダイニングなど船の後方にある施設に行く場合にはかなり歩かなくてはいけません。

また「前方は揺れる可能性がある」と予約時にクルーから言われました。
船酔い持ちの私としては揺れる部屋は避けたかったのですが、この場所が気に入った旦那に押し切られてしまったのです。

でもクルーズ中に揺れることはありましたが、幸い船酔いすることはありませんでした。

ただし船が波(縦波)を正面から乗り越えたと思う時にすごい音がしました!

メダリオンを持って客室に近づくと、ドアが自動で開錠します。
またドアから離れるとロックもしてくれるので、荷物などを持っている時には大変便利!

今までドアノブにかけていた「Privacy Please」や「Service Stateroom」の札は、このディスプレイで操作するようになっています。
画面上の「Privacy Please」または「Service Stateroom」をタッチすればOK。

さあ、客室に入ってみましょう!

ドアを開けると短い廊下があり、奥にベッドが見えます。
ベッドルームの手前の左手にはバスルームとクローゼットがあります。

ベッドが2台、その奥にデスクと棚があります。

事前にプリンセスクルーズのアプリ「OceanReady(オーシャンレディ)」でツインベッドのリクエストを出しておきました。
もちろん2つのベッドをつけてダブルサイズとすることもできます。

サイドテーブルには人感センサー付きのフットライトがついており、夜中にトイレに行く時には便利でした。
ただセンサーの感度が良すぎて(?)、暑くてベッドから足を出しただけでライトが点灯してしまうほど・・。

プリンセスクルーズの「ラグジュアリー・ベッド」マットレスが体にフィットして寝心地が良く、気に入りました!

ベッドサイドにある電気スタンドにはUSBポートが付いています。
就寝中にスマホを充電するのに使っていました。

ベッドの奥には大きなミラーとデスク。
引き出しもあるので、細々としたものを収納できます。

デスク脇にはコンセントもありますが、船の電源は北米標準の交流110ボルトとなっています。

デスク脇にはドライヤーも用意されています。

ただ私にはこの形状は使いづらかった・・。

デスクの向かいには棚。

引き出しの中には冷蔵庫が入っています。

冷蔵庫の中はもちろん空です。
奥行きはあまりないので、そんなに多くのものを入れることはできませんでした。

テレビモニターはベッドの足元側の壁面に。
ベッドに横たわりながら見るのにちょうど良いです。

乗船後、すぐにこのモニターで避難訓練のビデオを見ました。

以前は一箇所に集合して救命胴衣の着用方法などの説明を受けていましたが、コロナによりこのビデオを視聴し、決められた場所(マスターステーション:緊急時の避難場所)にチェックインする方式に変わっていました。

もちろん避難訓練のビデオだけではなく、天候や航路、NHK衛星放送のニュース、映画・ドラマ、船内・寄港地情報、その日のディナーメニューなども見ることができます。

旦那は「トップガン マーヴェリック」が入っていたことが嬉しかったよう。
(というか、すでに何度も見ているはず!)

毎日チェックしていたのは「モーニングショー」。
その日に行く寄港地の観光やグルメ情報、船内イベント情報などを日本人スタッフが紹介する30分ほどの番組です。
クルー専用の食堂やバーなど普段見ることができない場所の紹介もあったりして、毎回楽しみに見ていました。

船内アナウンスも含め、このように日本語での案内もしっかり行ってくれるのがダイヤモンドプリンセスの良さの一つでもありますよね。

こちらはオープンクローゼットです。
ドレスなどの丈の長い洋服も掛けられる十分な高さと広さがあります。
ハンガーも十分な数が用意されていました(40本以上?)

また鏡の部分は開けると中は収納棚になっています。

オープンクローゼット上部にも棚があり、ここにはリュックや帽子などを置いていました。

最初は収納する場所が少ないかなと思いましたが、デスクやベッドサイドテーブルなどの引き出しなども活用したら、持っていった荷物はすべて収納することができました。

なお持参したキャリーバッグはオープンクローゼットに、スーツケース2個はベッドとデスクの間に置けました。

スーツケースはベッドの下にも置けますよ。

鏡の扉を開けたところ。
中は棚で仕切られていて、畳んだ洋服や小物などを収納しました。

セーフティーボックス(金庫)は4桁の数字を設定するタイプです。

鍵をかける時には

  • 4桁の数字を押す
  • ハンドルを の方向に回す

鍵をあける時には

  • 鍵をかけた時に設定した4桁の数字を押す
  • ハンドルを の方向に回す

洗面台・シャワーブース・トイレ

ダイヤモンドプリンセスの客室の洗面台

オープンクローゼットの前がバスルームになっています。

ダイヤモンドプリンセスの客室の洗面台の棚

洗面台の脇にもオープンな棚があり、化粧品などはこの棚に収納できます。

洗面台の向かいにシャワーブースがあります。

でもシャワーブースが狭い!
おまけにカーテンで仕切るだけなので、使ったら水浸しになってしまいそう。

ということで、展望大浴場「泉の湯」を毎日用できるパスを購入し、客室のシャワーブースは一度も使いませんでした。

泉の湯を詳しく紹介した記事はこちら
ダイヤモンドプリンセスの展望大浴場「泉の湯」体験レポート

窓側客室なのにベランダが付いています

私たちが宿泊した「C101」の客室カテゴリは「海側」ですが、なんとベランダが付いていました。

もちろん椅子やテーブルもあります。

ただし航海中はベランダにでることができません。船が港に停泊している間だけベランダを利用することができるという条件付きです。
また操舵に影響がでる可能性があるので、日が落ちてからはカーテンを閉めっぱなしにしておかないといけません。

船が港に停まっている間だけ利用できるベランダですが、外の空気を感じられるのは嬉しいし、何より「海側」の客室料金でベランダが付いているのはお得ですよね!

ベランダの下はクルーが利用するプールでした。
(でも泳いでいる姿は見たことがありません)

客室に備え付けのアメニティ

部屋に備えられていたアメニティは以下の通りです。

  • ハンドソープ
  • ローション
  • シャワージェル
  • シャンプー&コンディショナー
  • スリッパ
  • 緑茶
  • 湯沸かし器ポット
  • バスローブ

洗面台にあったのはLotus Spaの「ハンドソープ」「ローション」。

シャワーブースに備え付けられたアメニティーは、Lotus Spaの「シャワージェル」「シャンプー&コンディショナー」。「泉の湯」にも同じものがありました。

アメニティは最低限のものしか用意されておらず、歯ブラシなどはありませんので、持参する必要があります。
またメモ帳やボールペンなどの筆記用具も置いてありませんでした。

ダイヤモンドプリンセスの客室のアメニティーのスリッパ

日本発着クルーズならではというところか、スリッパがあるのは嬉しいですね。
プリンセスクルーズの公式サイトには海側客室の場合スリッパはリクエストとなっていたのですが、最初から客室に用意されていました。

ダイヤモンドプリンセスの客室のアメニティーのバスローブ

さらにバスローブもあります。
ただし部屋でシャワーを浴びることはなかったので、このバスローブは使いませんでした。

ダイヤモンドプリンセスの海側客室(視界不良)紹介

次に紹介するのは、同じ「海側」カテゴリでも少し料金が安い「視界不良」の客室です。
窓がある部屋が良いけど、極力費用を抑えたいということで選びました。

設備やアメニティなどは最初にご紹介した「C101」と変わりません。ベッドやデスクのレイアウトなど異なる部分をご紹介します。

客室内の設備

ダイヤモンドプリンセスの客室ドア

利用した客室はデッキ8(エメラルドデッキ)の中央部分にある「E423」です。

船の中央部分にあり、また階段やエレベーターがすぐ近くなので、どこに行くにも便利でした。
階下にはラウンジやショップがありますが、音などはまったく気になりません。

ダイヤモンドプリンセスの客室から見たテンダーボート

窓の外にテンダーボートがあります。
これが「視界不良」というわけですね。

上記の写真は窓の外の様子。
停泊中にクルーの姿を見ることがあったので、着替える時などは注意が必要です!

ダイヤモンドプリンセスの客室内のベッド

部屋の奥に窓がありますが、もちろん開閉することはできません。

なおベッドは2つをくっつけてクイーンサイズにすることもできます。

ダイヤモンドプリンセスの客室にあるデスク

ベッドの足元側にはデスクがあります。

左下の扉の中は冷蔵庫です。
冷蔵庫の中には何も入っていませんでした。

ダイヤモンドプリンセスの客室内のデスクの棚

デスクの脇にはオープンの棚も付いています。

ダイヤモンドプリンセスの客室にあるモニター

デスクの上にはモニター。
こちらもベッドに寝ながら見るのにちょうど良い位置にあります。

ダイヤモンドプリンセスの客室にあるテーブル

部屋には丸テーブルが一つ。
小さいのでルームサービスを頼んでも、食事を乗せることができないかも。

また椅子も一脚しかないので、部屋で食事をすることはないかな。


ダイヤモンドプリンセスの客室はいかがだったでしょうか。
ダイヤモンドプリンセスで快適なクルーズを満喫してくださいね。

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