ダイヤモンドプリンセス旅行記ブログ 〜旅行概要・乗船準備・チェックイン・客室編〜

この記事では9月に乗船したダイヤモンドプリンセス「北海道と九州・韓国 10日間」についてご紹介しています。

ダイヤモンドプリンセスでのクルーズ旅行は今回で3回目。
それもコロナ禍の3年間はクルーズ旅行に行くことができなかったため、クルーズ再開後の半年で3回目のクルーズ旅となります!

この旅行記ブログでは、乗船前の準備やダイヤモンドプリンセスの船内ライフ、各寄港地の観光やグルメなどを紹介していきますが、ボリュームが多くなってしまったので複数の記事にわけてお届けします。
今回は旅行概要、乗船準備、乗船チェックイン、客室についてご紹介します。

クルーズ旅行の参考にしてくださいね。

本記事の内容は2023年9月のクルーズ旅行時点の情報です。
情報は最新とは限りませんのでご了承ください。

目次

ダイヤモンドプリンセス クルーズ旅行概要

日程2023年9月19日(火)〜 2023年9月29日(金)10泊11日
(クルーズのみ:2023年9月20日(水)〜 2023年9月29日(金)9泊10日)
乗船したクルーズ会社プリンセスクルーズ(Princess Cruise)
 クルーズ名北海道と九州・韓国 10日間 (M335)
 クルーズ船ダイヤモンドプリンセス(Diamond Princess)
 客室海側C101号室 
出港・帰港地大さん橋(横浜)
寄港地鹿児島
釜山(韓国)
青森
小樽
函館
ホテル(前泊)JR東日本ホテルメッツ 横浜桜木町

クルーズ航路

日時寄港地入港出港ドレスコード
9/20(水)横浜ーーー17:00スマートカジュアル
9/21(木)終日航海 ーーーーーーフォーマル
9/22(金)鹿児島7:0016:00スマートカジュアル
9/23(土)釜山10:0018:00スマートカジュアル
9/24(日)終日航海 ーーーーーーフォーマル
9/25(月)青森8:0017:00スマートカジュアル
9/26(火)小樽8:0018:00スマートカジュアル
9/27(水)函館8:0021:00スマートカジュアル
9/28(木)終日航海 ーーーーーースマートカジュアル
9/29(金)横浜6:30ーーーーーー
上記の入港/出港時間は当初の予定のものです。

横浜を出港し、日本を南回りで一周して、再び横浜に戻っている9泊10日の日本発着クルーズです。

太平洋を黒潮に逆らって南下するコースは以前にも船が大揺れしたので、船酔い持ちの私としては不安な航路。
実際に鹿児島に向かう時に加え、最後の終日航海日も悪天候のため揺れました!
でも船酔いになることはなかったのです。

4月や6月にダイヤモンドプリンセスに乗船した時も酔うことはなかったので、ダイプリとの相性は良いのかな?

乗船した船「ダイヤモンドプリンセス」について

総トン数115,875トン乗客定員2,706名
デッキ19層乗組員数1,100名
就航年2004年客室数1,337室

2014年から日本発着クルーズを行い、日本でのクルーズ人気を牽引してきたクルーズ船「ダイヤモンドプリンセス」。

三菱重工株式会社長崎造船所で建造された日本生まれの客船であることに加え、展望浴場や寿司バーなど日本市場向けに大規模改修を行うなど、日本人にとって馴染みのあるクルーズ船です。

日本語と英語による船内の案内、また日本語ができるクルーが多い、和食メニューがあるなど、外国の雰囲気を味わいつつも、日本人にとって快適で安心感のあるクルーズを楽しめるのが嬉しいですよね。

クルーズ旅行の準備

クルーズ旅行の申し込み

今回のクルーズ申し込みは、5ヶ月前の2023年4月にダイヤモンドプリンセスに乗船した時に船上で行いました。(その時の乗船記はこちら

申し込み時の内容は以下の通り。

  • 客室タイプは「海側」
  • 料金プランはプリンセススタンダード

このキャンペーンでは申し込み時に客室番号も指定できるので、6月と9月は同じ客室「C101号室」を選びました。
C101号室はデッキ10の船首、まさしく先頭にある進行方向に向かっている部屋です。
また「海側」とはベランダはなく、窓は付いているけど開けることができない客室タイプになります。

船の後方にあるメインダイニングや泉の湯などに行くには、かなり歩かなくてはいけません。
また予約時に「前方は揺れる可能性がある」と言われたのですが、旦那が気に入り押し切られてしまったわけです。

でもそんな不便さを上回る&大変お得な客室でした。

客室については別記事でご紹介しますね

ダイヤモンドプリンセス乗船前の準備

乗船するために準備したことは以下の通りです。

  • パスポートのコピー(2部)
  • オーシャンレディー登録(専用アプリ「メダリオンクラス」内の「オーシャンレディー(Ocean Ready)」に必要事項を登録)
  • ディナーの予約(ダインマイウェイ登録)
  • バッゲージタグの出力
  • 海外旅行保険の加入
  • 荷物の配送手続き
  • 荷造り・パッキング

各準備の詳細は2023年6月乗船時と同じなので、その記事を参照ください。

ダイヤモンドプリンセス旅行記ブログ

横浜出港のクルーズに選んだ前泊ホテル

2023年9月19日(火)
ダイヤモンドプリンセスのクルーズ旅行の始まりです!

といっても出港は明日20日。

船が出港する大さん橋までは当日の朝に自宅を出ても十分間に合う場所に住んでいるのですが、以前に大きなスーツケースを2個持って朝から電車に乗ったら旦那が体調を崩してしまったのです。
そのため余裕を持って乗船するために、前々回のクルーズ旅行から横浜で一泊するようにしているのです。
せっかくのクルーズ、体調を崩したらもったいないですからね。

前泊に選んだホテルはJR桜木町駅から徒歩1分の場所にある「JR東日本ホテルメッツ 横浜桜木町」。
2020年6月に開業した新しいホテルです。

前泊ホテルの条件は、船が出港する大さん橋へのアクセスが良いこと。
大さん橋に一番近いホテルは2023年4月クルーズの前泊で宿泊した「ホテルニューグランド」だと思うのですが、ホテルニューグランドから大きなスーツケースを転がしながら歩いて行くのは無理だと判断し、結局タクシーを使ったのでした。(荷物がなければ余裕で歩ける範囲ですが)

一番近いホテルからでもタクシーが必要になるのであれば、もう少し選択範囲を広げてみようと思い選んだのがこの「JR東日本ホテルメッツ 横浜桜木町」です。
ただしホテル前からタクシーに乗ることはできず、桜木町駅のタクシー乗り場まで移動する必要があります。そこから大さん橋まではタクシーで約1,000円、10分程度です。

さらに9月は台風シーズンなので、駅から雨に濡れずにホテルにアクセスできるというのも選んだポイントです。

今回の客室タイプは「スーペリア ツインルーム」。

おもしろいのは、幅140cm × 長さ195cmのベッドが1台と、幅120cm × 長さ195cmのベッドが1台というベッドの大きさが違うこと。
定員が3名までとなっているので、大きい方のベッドには2名が寝るという設定なのですね。

私たちは2名利用なので、広い方のベッドは旦那に譲ってあげました^^

なおホテルのすぐ近くを電車が走っていますが、音はまったく気になりませんでした。

このホテルで特に気に入ったのが浴室です。

バスルームはトイレと分かれており、さらにホテルでは珍しく洗い場があるのです。
足が伸ばせるバスタブでのんびりとお風呂に入ることができます。

ダイヤモンドプリンセスのチェックインから乗船まで

2023年9月20日(水)
ダイヤモンドプリンセスへの乗船の日。

ホテルのチェックアウトをすませ、タクシーで大さん橋に向かいます。

大さん橋クルーズターミナルに入ると、すぐにスーツケースなどの荷物を預けるカウンターがあるので、タグをつけた荷物を預けます。

これで重いスーツケースとはサヨナラ!
荷物は客室まで運んでもらえます。

次に荷物カウンターの近くにあるデスクでチェックイン整理券を受け取ります。
(上記写真は2023年6月に撮影したものです)

乗船回数が多いエリートやプラチナメンバー、スイート客室を予約している人は優先的にチェックインすることができますが、それ以外の場合はこの整理券の順番に従って手続きを行います。

あとはチェックイン等の乗船手続きが始まるまで待ちます。

この日は11時前に乗船手続きが開始し、私たち(今回のチェックイン整理券は#2)も11時過ぎにはコールされました。
今回は早いぞ!

荷物をセキュリティに通し、その後にチェックインです。
もう新型コロナウイルス対策としてのワクチン証明や陰性証明などは必要ありません。コロナ禍前にようやく戻りましたね。

チェックインではパスポートを提示し、部屋番号を伝え、顔写真を撮って、メダリオンをもらいます。
スマホアプリ「オーシャンレディ」を提示する必要もありません。(ただし乗船前にオーシャンレディーへ必要な情報はすべて登録済みです)
特に問題がなければ5分程度で手続きは完了!

乗船日のランチは下記の2か所で行われています。

  • ホライゾンコート(ビュッフェレストラン:デッキ14)11時〜17時
  • インターナショナルダイニングルーム(テーブルサービス:デッキ6)12時〜13時30分

いつもは気軽なビュッフェレストランのホライゾンコートに行ってしまうのですが、今回はゆっくりと食事をするためにインターナショナルダイニングルームへ。

メニューは前菜・メインともに2種類の中から選びます。

ここは「シャトーブリアン」でしょ!!

クルーズ中にシャトーブリアンがメニューに出てきたのはこの時だけ。
厚いステーキではなかったかけど、やはりシャトーブリアンは美味しい!

贅沢ランチを堪能しました!

乗船日に忘れてはいけないのは「泉の湯」の予約。

客室のシャワーブースがあまりにも狭いので、クルーズ中毎日利用できるパスを購入します。
でも6月の時から値段が上がってしまっていました・・・。物価高の影響?

泉の湯については次の記事をご覧ください。

船内では乗船日恒例の「鏡割りセレモニー」や「出港パーティー」の他にも、初日からいろいろなイベントが行われています。

さらに出港時には大さん橋屋上(くじらのせなか)で、黄色いタオルの配布やMCによるお見送りのイベントも。

それでは9泊10日のクルーズに行ってきます!

ダイヤモンドプリンセス客室の紹介

ダイヤモンドプリンセスには窓のない内側客室から、バルコニー付き、スイートなどいくつかの客室タイプが用意されています。
今回は6月に乗船した時と同じ海側客室(客室番号「C101」)です。

デッキ10にあるこの部屋は船の一番先頭部分にあります。

客室タイプは「海側」なのですが、

上記の写真を見てわかるでしょうか?
なんとベランダが付いているのです。

もちろん椅子やテーブルもあります。

ただし航海中はベランダにでることができません。船が港に停泊している間だけベランダを利用することができるという条件付きとなります。

でもたとえ停泊中だけとはいえ、外の空気を感じられるのは嬉しい!

嬉しかったのは収納スペースが多いこと。
オープンの洋服がけとクローゼットのおかげで、持って行った衣類はすべて収納することができました。
またハンガーもたくさん用意されていて(40本近く!)、足りないなんてことはありません。

バスルームにはハンドソープ、ローション、シャンプー&コンディショナーなど必要最低限のものしかありません。歯ブラシなどはありませんので、持参する必要があります。

日本発着クルーズならではというところか、スリッパがあるのも嬉しいですね。
プリンセスクルーズの公式サイトには海側客室の場合スリッパはリクエストとなっていたのですが、最初から客室に用意されていました。

部屋に備えられていたアメニティは以下の通りです。

  • ハンドソープ
  • ローション
  • シャワージェル
  • シャンプー&コンディショナー
  • スリッパ
  • 緑茶
  • 湯沸かし器ポット
  • バスローブ

ダイヤモンドプリンセスではスイート以外はバスタブがなく、シャワーのみとなります。
そのシャワーブースがとても狭く使いづらそうだったので、代わりに「泉の湯」の毎日利用できるパスを購入したわけです。

客室モニターでは映画やテレビ番組ほか、船の位置情報、天気、イベント情報、その日のディナーメニューなども見ることができます。

毎日チェックしていたのは「モーニングショー」。
その日に行く寄港地の観光やグルメ情報、船内イベント情報などを日本人スタッフが紹介する30分ほどの番組です。
クルー専用の食堂やバーなど普段見ることができない場所の紹介もあったりして、毎回楽しみに見ていました。

船内アナウンスも含め、このように日本語での案内もしっかり行ってくれるのがダイヤモンドプリンセスの良さの一つでもありますよね。

次回の記事では各寄港地での観光やグルメを紹介します。

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