ダイヤモンドプリンセスの横浜発着8泊9日クルーズに行ってきました!
実は2ヶ月前に同じダイヤモンドプリンセスでクルーズに行ったばかりでしたが(乗船記は こちら )、その時にクルーズ料金が半額になるというキャンペーンが行われており、思わず申し込んでしまったのが今回のクルーズ旅行。
もちろん半額料金だからといって、食事やサービス内容が変わるなんてことは一切ありませんよ。
このクルーズ体験レポートでは、ダイヤモンドプリンセスのクルーズ旅行の概要や準備内容、船内施設、客室、食事、各寄港地での観光の様子、乗船した感想などをお届けします。
ただ記事が長くなったので以下の2回にわけ、この記事ではクルーズの概要、準備の内容を紹介します。
また今回のクルーズ旅行でかかった費用も公開しています!
皆さんのクルーズ旅行の参考にしてくださいね。
- 概要・準備編 ← 本記事はこの部分です
- レポートダイジェスト編
本記事の内容は2023年6月のクルーズ旅行時点の情報です。
情報は最新とは限りませんのでご了承ください。
2023年6月ダイヤモンドプリンセスで行く日本発着クルーズ旅行概要
日程 | 2023年6月12日(月)〜 2023年6月21日(火)9泊10日 (クルーズのみ:2023年6月13日(火)〜 2023年6月21日(火)8泊9日) |
乗船したクルーズ会社 | プリンセスクルーズ(Princess Cruise) |
クルーズ名 | 北海道・九州と韓国 9日間 A (M322) |
クルーズ船 | ダイヤモンドプリンセス(Diamond Princess) |
客室 | 海側C101号室 |
出港・帰港地 | 大さん橋(横浜) |
寄港地 | 長崎(長崎県) 釜山(韓国) 小樽(北海道) 函館(北海道) |
ホテル(前泊) | 横浜ベイホテル東急 |
航路
日時 | 寄港地 | 入港 | 出港 | ドレスコード |
6/13(火) | 横浜 | ーーー | 17:00 | スマートカジュアル |
6/14(水) | 終日航海 | ーーー | ーーー | フォーマル |
6/15(木) | 長崎 | 8:00 | 17:00 | スマートカジュアル |
6/16(金) | 釜山 | 7:00 | 14:00 | スマートカジュアル |
6/17(土) | 終日航海 | ーーー | ーーー | フォーマル |
6/18(日) | 小樽 | 8:00 | 18:00 | スマートカジュアル |
6/19(月) | 函館 | 8:00 | 21:00 | スマートカジュアル |
6/20(火) | 終日航海 | ーーー | ーーー | スマートカジュアル |
6/21(水) | 横浜 | ーーー | ーーー | ーーー |
函館の出港は21:00に変更になりました。
横浜を出港し、日本を南回りで一周して、再び横浜に戻っている8泊9日の日本発着クルーズです。
太平洋を黒潮に逆らって南下するコースは以前にも船が大揺れしたので、船酔い持ち(?)の私としては不安な航路。
でも実際には多少揺れはしましたが、船酔いになることはありませんでした。
(そういえば、4月にダイヤモンドプリンセスに乗船した時も酔うことはなかったです)
乗船した船「ダイヤモンドプリンセス」について
総トン数 | 115,875トン | 乗客定員 | 2,706名 |
デッキ | 19層 | 乗組員数 | 1,100名 |
就航年 | 2004年 | 客室数 | 1,337室 |
2014年から日本発着クルーズを行い、日本でのクルーズ人気を牽引してきたクルーズ船「ダイヤモンドプリンセス」。
三菱重工株式会社長崎造船所で建造された日本生まれの客船であることに加え、展望浴場や寿司バーなど日本市場向けに大規模改修を行うなど、日本人にとって馴染みのあるクルーズ船です。
日本語と英語による船内の案内、また日本語ができるクルーが多い、和食メニューがあるなど、外国の雰囲気を味わいつつも、日本人にとって快適なクルーズを楽しめます。
クルーズ旅行の申し込み
今回のクルーズ申し込みは、2ヶ月前の2023年4月にダイヤモンドプリンセスに乗船した時に船上で行いました。(その時の乗船記はこちら)
今年はこの4月のクルーズが最後かなと思っていたのですが、2023年のすべてのクルーズが半額になるという超魅力的なキャンペーンがあるのを知り、思わず申し込んでしまった私たち。
キャンペーンは船上でしか受け付けない(Webや船を降りてからの申し込みは対象外)、また私たちが乗船しているこのクルーズから開始したということでした。
さらに以下のような利用規約がありました。
- 支払いは予約してから14日以内に旅行代理店に連絡し、予約金(旅行代金の50%)を支払う
- 乗船している予約が日本の旅行会社を利用し、かつ日本円で予約した人のみ適用可能
- 租税、国際観光旅客税、港湾費用などは別途必要
半額!!
1人分で2人クルーズに行けちゃうわけです。
半額なら行くでしょ?
ということで申し込んだのがこの6月13日出港の8泊9日クルーズ「北海道と九州・韓国 10 日間」でした。
申し込み時の内容は以下の通り。
- 客室は海側
- 料金プランはプリンセススタンダード
このキャンペーンでは申し込み時に客室も指定できるので、今回は「C101号室」を選びました。
C101号室はデッキ10の船首中央、本当に一番前にある、進行方向に向かっている部屋です。
ただ申し込みした時に担当クルーから「前方は揺れる可能性がある」と言われたのですが、旦那が気に入り押し切られてしまったわけです。
また船の後方にあるメインダイニングや泉の湯などに行くには、かなり歩かなくてはいけません。
でもそんな不便さを上回る魅力的な部屋でした。
客室については別記事でご紹介しますね
ダイヤモンドプリンセス乗船前の準備
4月に乗船した時は新型コロナウイルス感染症に関連する多くの事前準備が必要でした。
でも今回は5類感染症に移行した後でしたので、新型コロナウイルス関連の準備は一切なし。
以下に事前に準備した内容を紹介します。
パスポートのコピー
A4用紙縦向きで、パスポートの顔写真のページを見開きにし、原本と同じ倍率で、中央または左下に揃えてコピーする。必要部数は2部
パスポートのコピーは、チェックイン時・出入国手続時など、その時々によって回収されるタイミングが違うそうですが、結局私たちの場合は回収されることはありませんでした。
オーシャンレディー登録
専用アプリ「メダリオンクラス」内の「オーシャンレディー(Ocean Ready)」に必要事項を登録する
4月クルーズ乗船した時に登録した内容がほぼ残っていました。
再度登録が必要だったのは「支払い方法」に関してのみ。
なお「到着時間」については、「乗船日が近づいたら確認できる」というエラーが出るばかりで登録できず、結局乗船の当日になっても時間指定はできませんでした。
6月21日乗船のクルーズより「チェックイン時間の指定」はなくなりました
またオーシャンレディーの必要事項を入力し、メダリオンのアクセサリも選択し、グリーンレーンになったのに、一向に二次元コード(QRコード)は表示されず。
結局乗船1週間前に表示されました。
オーシャンレディーの登録方法は下記をご覧ください
ダイヤモンドプリンセスのオーシャンレディー操作方法
ディナーの予約(ダインマイウェイ登録)
「メダリオンクラス」の中にある「ダインマイウェイ」機能を使うと、クルーズ料金の取消料が発生するタイミングからディナーの予約ができるようになります。
ダインマイウェイを使うと、メインダイニングの食事時間を20分刻みで指定するだけではなく、レストランも自由に選べます。毎晩、違う時間・レストランで夕食をとることも可能です。
4月に乗船した時はダイヤモンドプリンセスでのクルーズ自体が初めてということもあり、毎晩違うレストランを予約しました。(ただし選択できたのはインターナショナルダイニング・サンタフェ・パシフィックムーンの3カ所)
それぞれのレストランの違いを知りたかったのですが、店内の雰囲気などはどれも同じような感じ。
そもそもどこのレストランで食べてもメニューは共通です。
あまりメインダイニングの場所にこだわる必要はないかなと感じました。
ということで、今回のメインダイニングは4月で行かなかったヴィヴァルディダイニングで予約を入れました。
また有料レストランもダインマイウェイで予約できます。
前回は乗船前にイタリアンレストラン「サバティーニ・イタリアン・トラットリア」の予約を入れたのですが、プリンセスクルーズの場合は、予約時に支払いが発生するため、実際にレストランを利用する前にクレジットカードから料金が引き落とされることに。
これにはちょっと抵抗があるので、今回は事前予約はせず、気が向いたら船内で予約することにしました。
(結局有料レストランは利用せず)
ダインマイウェイの使い方は下記をご覧ください
ダイヤモンドプリンセスのダインマイウェイ(Dine My Way)使い方|レストランの予約方法
バッゲージタグの出力
プリンセスクルーズのオンラインシステム「クルーズパーソナライザー(Cruise Personalizer)」からバッゲージタグを出力する
乗船時にターミナルで荷物を預けると自分の客室まで運んでくれます。
そのためには預ける荷物に付けるタグ(荷札)を自分で印刷しなくてはいけません。
Macからはきれいに出力されないという前回の経験から、Windowsマシンで行いました。
ちなみにタグは2枚印刷して、一枚はホッチキスでとめ、もう一枚は100均で買った防水パックに入れてスーツケースのハンドルに付けました。(紙のタグが剥がれ落ちてしまった時のための安全策)
海外旅行保険の加入
前回も加入したけど保険のお世話になることはなかった海外旅行保険。
でも普段は健康でも、慣れない環境や楽しさのため無理をしてしまうなど、旅行中は体調を崩してしまう可能性が高まります。
そしてまだ新型コロナウイルス感染症のリスクもあるので、今回も海外旅行保険に加入することにしました。
我が家は定期的に通院して薬を服用しているので、既往症の人でも加入できる海外旅行保険の中から「ジェイアイ傷害火災保険 tabiho(たびほ)」を選びました。
クルーズ旅行での海外旅行保険についての記事は下記をどうぞ
クルーズ旅行に保険は必要?加入すべき理由を解説
荷物の配送手続き
ダイヤモンドプリンセスでは荷物の事前配送サービスを行なっています。
これは、自宅からクルーズターミナル(横浜大さん橋)までの配送を佐川急便が担当し、その後プリンセスクルーズのスタッフが客室まで運んでくれるというものです。
帰りも大さん橋(通関後)から自宅まで配送してくれます。
往復で申し込まなくてはいけないのかと思っていましたが、復路(大さん橋から自宅まで)だけでも可能ということで、今回帰りの分をインターネットから申し込みました。
ポイントは以下の通り。
- 申し込みはインターネットのみ
- 支払いはクレジットカード、またはコンビニエンス払い
- 復路は大さん橋の佐川急便のカウンターに自宅住所が記入された送り状が用意されている
前回は事前申し込みせずに大さん橋から自宅までの配送をお願いしたところ、支払いは現金のみでした。
また確か事前申し込みした方が、若干料金が安かったような記憶も。(記憶が曖昧ですみません・・・)
荷物の配送サービスについては 公式サイト を参照してください。
荷造り・パッキング
最後は荷物をスーツケースに詰めるだけ。
2ヶ月前に行ったばかりなので、楽勝!
クルーズに必要な持ち物については下記の記事をどうぞ
【おすすめクルーズ旅行持ち物リスト】クルーズに持っていけばよかったもの・便利グッズ
クルーズ料金と実際にかかった費用
最後に8泊9日クルーズの大人2名分の費用を紹介します。
まずは旅行代理店に支払った金額です。
品名 | 単価 | 人数 | 金額 |
---|---|---|---|
クルーズ代金 | 83,000円 | 2 | 166,000円 |
港湾諸税、国際観光旅客税 | 15,212円 | 2 | 30,424円 |
合計 | 196,424円 |
元々のクルーズ料金は1人あたり166,000円だったのが、その半額の83,000円に。
ただし港湾諸税、国際観光旅客税には割引は適用されません。
また上記の費用以外に船内で利用した費用やチップなどが別途請求されます。
品名 | 単価 | 数量 | 人数 | 金額 |
---|---|---|---|---|
クルーインセンティブ(チップ) | $16.0 | 8 | 2 | $256.0 |
泉の湯利用料 | $99.0 | 1 | 2 | $198.0 |
合計 | $454.0 |
クルーインセンティブ(チップ)は、毎日16ドルが8日分となります。
また今回は大浴場「泉の湯」をクルーズ中毎日利用できるパスを購入したので、その利用料99ドルも支払いました。
ただ今回痛いのは、昨今の円安で454ドルを日本円にすると約6万円にもなること。(1ドルを135円で計算した場合)
以上を合計すると、2人で約256,000円、1人分は約128,000。
一泊あたり約14,000円となります。(泉の湯を利用しなければ、一泊あたり約12,800円)
クルーズ代金には「宿泊+食事+移動+エンターテイメント」の各費用が含まれています。今回は釜山(韓国)を含め、4カ所の寄港地に行きましたので、その移動費も考えると、リーズナブルな旅になったのではないかな。
ダイヤモンドプリンセス最新情報はこちら!