ダイヤモンドプリンセスの展望大浴場「泉の湯」体験レポート|設備や料金・予約方法を紹介

ダイヤモンドプリンセス「泉の湯」の看板

この記事ではダイヤモンドプリンセスの展望浴場「泉の湯」を紹介します。

日本発着クルーズを行なっているダイヤモンドプリンセスには、外国船でありながら、まるで温泉旅館のような趣の展望浴場「泉の湯」があります。

大海原を眺めながらゆったりお湯につかることができるだけではなく、サウナや打たせ湯、スパプール、足湯なども揃っているので、寄港地観光などで疲れた身体を癒すのにピッタリ!
私たちは毎日通っていました。

この記事では、2023年4月・6月・9月のダイヤモンドプリンセス乗船時に利用した「泉の湯」について、料金や予約方法、設備などを詳しく紹介します。

目次

ダイヤモンドプリンセス「泉の湯」とは

ダイヤモンドプリンセス「泉の湯」の展望浴場

「泉の湯」は、ダイヤモンドプリンセスの日本発着クルーズだけの展望浴場です。

屋内にはオーシャンビューの「岩の湯」や「糸杉の湯」の大浴場、ドライサウナ、ミストサウナ、打たせ湯、屋外には水着で入る男女共用のスパプール、足湯、ビーチチェア(カウチソファ)が完備されています。

船上でありながら、雄大な絶景をお風呂の中から楽しめる贅沢な空間です。

泉の湯の利用料金と利用時間制限

泉の湯の料金は以下の通りです。

  • 25ドル(1回)
  • 75ドル(5回分)
  • 129 99ドル(毎日利用可能)

2023年9月には、9泊10日クルーズで毎日利用可能パスが129ドルに値上がりしていました

4月に行った9泊10日クルーズでは、クルーズ中に毎日2回利用できるパス(99ドル/人)を購入しました。(2023年6月時には1日に4回利用可能となっていました)
99ドルのパスは乗船日のみ販売している特別料金で、上記写真のような案内は出ていませんでした。

乗船前は話の種に1〜2回くらい利用できれば良いかなと思っていたのですが、客室のシャワーブースが思った以上に狭いので、毎日使えるパスを購入したわけです。

なお1回の利用時間制限は90分までとなっています。
(といってもクルーが正確に時間を計っているようには見えませんでしたが)

毎日大きなお風呂に入れるのは嬉しかったですね。
特に寄港地観光で歩き回った日には疲れをリセットしてくれますよ!

泉の湯の予約方法と利用方法

泉の湯は予約制で、乗船後に以下の方法で予約ができます。
(乗船前にプリンセスクルーズのアプリやWebなどから予約を入れることはできません)

  • 泉の湯のフロント
  • 客室からの電話

私たちは横浜でダイヤモンドプリンセスに乗船した後、直接泉の湯のフロントに行き、予約をしました。

4月に乗船した時は初めての利用ということもあり、見学もお願いしたところ、ジャマイカ出身の女性が施設を案内してくれました。(もちろんすべて英語)

一通り見学が終わった後フロントに戻り、実際に申し込み手続きをする時には日本語が堪能なクルーが対応してくれましたので不明な点なども確認できてひと安心。

初めて泉の湯を利用する時には、乗船日に見学(ツアー)を行なっているので、実際に見てみるのも良いですよ。

プリンセスクルーズのメダリオン

クルーズ中すべての日で利用できるパスを購入するとメダリオンの裏にシールを貼ってくれます。
初日のみ利用する時間を決めて予約しましたが、その後は時間を決めず、利用する時にフロントでこのシールを見せればOKでした。

泉の湯の営業時間

泉の湯の営業・受付時間は以下の通りです。

  • 6:00am〜10:00pm(営業時間)
  • 6:00am〜8:30pm(受付時間)

夜10時までというのが少し早い感じがしますが、朝から夜まで一日中お風呂を利用できるわけですね。

泉の湯の屋内設備について

ダイヤモンドプリンセス「泉の湯」のフロント

ダイヤモンドプリンセスの「泉の湯」はデッキ15(サン・デッキ)の後方にあります。
エレベーターホールのすぐ横にフロントがあるので、すぐにわかりますよ。

船の右舷(スターボードサイド)と、左舷(ポート再度)の2か所に、それぞれ「糸杉の湯」「岩の湯」という名前の大浴場があり、男女で日替わりになっています。

中に入ると下駄箱があります。
私は履いてきた靴を下駄箱において、置いてあるサンダルに履き替えていました。

なお下駄箱に番号などは振られておらず、自由に使うことができます。

下駄箱の先には休憩できるエリアがあります。

ここには体重計もあったのですが、怖くて乗れませんでした・・・。

また水着を乾かす脱水機も置いてありました。

ダイヤモンドプリンセス「泉の湯」の洗面台

こちらは洗面台。
3人が使えるようになっています。

このドライヤーが掃除機のホースのようで使いづらかった・・・。

また写真の反対側にも髪を乾かせる場所があります。
嬉しいことに、このドライヤーは自宅でも使っている吹き出し口が細長くなっているタイプでした。よかった〜。
(写真をとった日は故障で外されていた)

洗面台の隣に脱衣所があります。
こんなにたくさんの人が利用するの?と驚くほどのロッカーが並んでいます。

自分で番号を設定して施錠・解錠を行うキーレスタイプのロッカーで、好きな場所を選んで利用します。

でも調子が悪いロッカーもあるので(うまくロックがかからない)、洋服を脱ぐ前に必ずロックがかかるか確認していました。

なおバスタオル、バスローブ、タオルはこのロッカーに用意されているので、客室から持っていく必要はありません。

使用済みのバスタオル、バスローブ、タオルは、脱衣所の隣にあるカゴに戻します。

ダイヤモンドプリンセス「泉の湯」の展望浴場

大浴場です。
ジェットバスになっていて、寄港地観光で疲れた身体に心地よかった!
(ジェット気流が出ていない時には、浴槽の淵にあるボタンを押すことで、気流が出ます)

なおこの大浴場は裸で入ります。

外国船なのに水着着用でなくても良いのか心配になり、何度もクルーに確認したところ、本当に裸で大丈夫でした。
ただ水着を着て大浴場に入っている外国の方もいました。

ダイヤモンドプリンセス「泉の湯」の半露天の浴場

もう一つ大浴場があり、こちらは屋根がない半露天のようになっています。
風が入ってきて気持ち良い!

旦那はここから海に沈んでいく太陽を眺めていたとか。
時期や場所によっては、そんな絶景をお風呂に入りながら見れるわけです。 

銭湯のような洗い場です。
でも仕切りがあって、隣の人を気にすることなく洗うことができます。

船の上ですが、水(=お湯)の出が悪いということはなく、快適でした。
ただお湯の温度調整に難儀したことが多々ありました。(まったく温かくならなかったり、逆に高温のままだったり)

ダイヤモンドプリンセス「泉の湯」のシャワーブース

上記のようなシャワーブースや、

他にも上記のような打たせ湯やサウナもあります。

泉の湯の屋外設備について

ダイヤモンドプリンセス「泉の湯」の休憩所

フロントの奥にも休憩所があります。
飲料水があるので、お風呂上がりにいただいていました。

そしてこの休憩所の先にあるのが、

ダイヤモンドプリンセス「泉の湯」の屋外スパプール

屋外スパプールです。

ここは男女共用なので水着を着用しなくてはなりません。

私たちも利用したのですが、4月下旬の東北沖だったため、寒くて長居はできませんでした・・・。

ダイヤモンドプリンセス「泉の湯」の足湯

ジャグジーの脇には足湯もあります。

泉の湯についてのよくある質問

泉の湯についての疑問点をまとめてみました。(2023年9月時点)

泉の湯はどこにありますか?

泉の湯はダイヤモンドプリンセスのデッキ15(サン・デッキ)の後方にあります。
後方エレベーターホールのすぐ横が泉の湯のフロントになっています。

泉の湯の料金は?

泉の湯の利用料金は以下の通りです。

  • 25ドル(1回)
  • 75ドル(5回分)
  • 129ドル(毎日利用可能)*9泊10日クルーズの場合
泉の湯の営業時間は?

泉の湯の受付・営業時間は以下の通りです。

  • 6:00am〜10:00pm(営業時間)
  • 6:00am〜8:30pm(受付時間)
泉の湯の予約方法は?

泉の湯は予約制で、乗船後に以下の方法で予約ができます。
なお乗船前にプリンセスクルーズのアプリやWebなどから予約を入れることはできません。

  • 泉の湯のフロントに直接出向いて予約する
  • 客室からの電話で予約する

泉の湯の混雑度合い

私たちが利用した4月は、同時に利用する人数は5人程度に制限しているということでした。

20時過ぎると混雑してくるということ、また私たちはディナーの時間を20時にしていたので、毎日ディナー前の18時から19時頃に利用していました。
この時間は他のゲストも少なく、貸切という日もありました。

コロナ禍後にクルーズが再開してからはディナーの時間は自由に設定できるようになりましたが、やはり18時から19時頃に夕食をとる人が多いのでしょうね。

またクルーズによって混雑度は違うとクルーが言っていましたが、朝に利用する日本の方も多いとか。
日本人は朝風呂が好きなのかな?

ぜひ好きなタイミングで泉の湯を利用してみてくださいね。


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