- 車がないけど、桜島観光する時の移動手段は?
- 桜島のおすすめ観光スポットは?
- 時間が限られているので、半日で効率よく桜島観光がしたい
<この記事では、このような疑問にお答えします>
この旅行記ブログでは、車なしでも桜島観光を楽しめる半日(3時間程度)観光コースをご紹介しています。
移動手段に利用するのは周遊バス「サクラジマアイランドビュー」。
サクラジマアイランドビューは、桜島の観光スポットを約1時間かけて巡る周遊バスです。
一般の人が桜島に登れる最高地点にある展望所などにも行けるので、車なしでも桜島観光を手軽に楽しむことができるおすすめの移動手段です。
本旅行記ブログでは、私たちが実際に訪れた桜島の観光スポットや、サクライマアイランドビューの運行コースや料金、さらには桜島グルメや必要な費用も紹介しています。
車なしでも桜島を十分に楽しめますよ!
それでは、車なしで巡る桜島観光へどうぞ!
鹿児島の観光地はもちろん、気になるグルメ、イベント、お土産など旅行に役立つ情報が載っている 日本旅行の 鹿児島旅行完全ガイド は鹿児島観光に役立ちますよ。
鹿児島観光の前に見てみてくださいね。
鹿児島旅行完全ガイドを見る
※2019年4月時点での旅行記ブログです。ご旅行の際は事前に最新情報もご確認ください。
桜島の観光バスを探したい方は、桜島観光に便利な観光バスを比較した記事をどうぞ
桜島を走る観光バス「サクラジマアイランドビュー」「かごんまそらバス」などを比較
鹿児島市内のオススメ観光地を知りたい方は次の記事をどうぞ
【鹿児島市内観光にオススメ】徒歩とバスを使い半日で巡る鹿児島市内観光モデルコース
車なしでも楽しめる桜島観光おすすめコースの概要
桜島半日(3時間)観光コース・プラン
今回は日本発着クルーズの途中で鹿児島に寄港しました。
(その時の旅行記は「ウエステルダムで行く日本発着クルーズ旅行記」)
ご紹介する桜島半日(3時間)観光コース・プランは、桜島フェリー下船からスタートします。
桜島観光旅行コース
桜島に到着!
島内を走る周遊バスで車窓から桜島観光。
途中下車して観光するのもOK。
サクラジマアイランドビューで一周した後、道の駅にあるお食事処でランチ。
黒豚チャーシューが入った黒豚ラーメンと桜島小みかんが練りこまれたうどんが美味しかった。
全長約100mの日本最大級の足湯。
錦江湾と桜島を眺めながらのんびり休憩〜。
桜島の噴火と成長の歴史などを紹介する施設。
お土産を買うこともできます。
桜島フェリーに乗って鹿児島港へ戻ります お疲れさま!
桜島観光にかかった費用
サクラジマアイランドビューバス 運賃(大人普通券:440円 × 2人) | 880円 |
ランチ(750円 + 800円) | 1,550円 |
桜島フェリー 運賃(160円 × 2人) | 320円 |
総計(2人分) | 2,750円 |
*桜島フェリーの運賃は、2023年7月から250円(大人)になっています。
*サクラジマアイランドビューの運賃は230円(大人)になっています。(2025年1月現在)
桜島での移動手段 〜サクラジマアイランドビューで車なしでもOK〜
桜島内を走る観光バスには以下があります。(2019年当時)
・サクラジマアイランドビュー(循環バス)
・定期観光バス「桜島自然遊覧コース」
・JR定期観光バス「桜島ぐるっと一周コース」
出発時間や所要時間などを考えて、私たちが選んだのが「サクラジマアイランドビューバス(循環バス)」です。

サクラジマアイランドビュー(循環バス)は、桜島西エリアを約55分かけて周る周遊バスです。
桜島港を発着点とし、道の駅、ビジターセンター、烏島展望所、赤水展望広場、湯之平展望所など11の停留所を巡ります。
約30分間隔で運行しており、途中下車もできます。
桜島観光に便利な観光バスを比較した記事はこちら。自分に合った観光バスが見つかりますよ。
【おすすめ桜島観光バス】桜島を走る観光バス「サクラジマアイランドビュー」「かごんまそらバス」を比較
運行コース
サクラジマアイランドビューで行くことができるのは、桜島の西側エリア(赤い丸の部分)です。

サクラジマアイランドビューにはAコースとBコース2つのルートがあります。

Aコースは上記コース図の⑦〜⑨には行かず、⑦〜⑨へはBコースのみ運行しています。
私たちが乗車したのは Aコースです。
アイランドビューの運賃(2025年1月現在)
大人230円 / 小児120円(1回乗車あたり)
サクラジマアイランドビューは乗車するごとに230円の運賃が必要になります。
そのため途中下車をすると、乗車のたびに運賃がかかってしまいます。
一日乗車券(2025年1月現在)
大人500円 / 小児250円
各停留所で乗り降り自由な一日乗車券もあります。
もし途中下車を2回以上するのであれば、一日乗車券を買ったほうがお得になります。
私たちが乗車した時には、多くの方が途中のバス停で下車し、周辺を観光しているようでした。
たとえば、桜島港から乗車、途中の停留所「赤水展望広場」で下車、再び乗車して次に「湯之平展望所」で下車、再び乗車して桜島港まで戻ってくるの運賃は、
・桜島港 ー 赤水展望広場:230円
・赤水展望広場 ー 湯之平展望所:230円
・湯之平展望所 ー 桜島港:230円
合計:690円
このように途中下車する場合には、その都度料金を支払うのではなく、一日乗車券(500円)を購入した方がお得になります。
一日乗車券の販売所
サクラジマアイランドビューの一日乗車券は以下の場所で購入することができます。
・サクラジマ アイランドビュー車内
・鹿児島中央駅総合観光案内所(099-253-2500) 地図を見る
・鹿児島中央駅東口駅前広場観光案内所(099-253-2500)地図を見る
・桜島港観光案内所(099-293-4333)
・観光交流センター(099-298-5111) 地図を見る
・鹿児島港乗船券発売所(099-223-7271) 地図を見る
・桜島港船舶局営業課窓口(099-293-2525) 地図を見る
・桜島ビジターセンター(099-293-2443) 地図を見る
・国民宿舎レインボー桜島(099-293-2323) 地図を見る
・交通局乗車券発売所(099-257-2101) 地図を見る
・交通局桜島営業所(099-293-4220) 地図を見る
次にサクラジマアイランドビューに乗って、桜島の観光スポットをご紹介します。
桜島の観光スポット 〜桜島旅行ブログ〜
サクラジマアイランドビュー(循環バス)

サクラジマアイランドビューのバス停は、フェリー乗り場からすぐの場所にあります。地図を見る
私たちが訪れた時には、バス停にはすでに多くの人がバス待ちをしていました。
バスの座席数は18席、乗車定員は約30人。
一時間も立ちっぱなしはつらいので、何とか座りたいな〜。
と思ったら、運良く一番前の席に座ることができました。^^v
11時、出発です!

2番目の停留所「火の鳥 めぐみ館」。
ここは道の駅で、観光案内の他にお食事処やお土産物を買える物産館(物産直売所)が入っています。
桜島港から徒歩で5分程度の場所にあります。

3番目の停留所「レインボー桜島」。
国民宿舎のレインボー桜島では、宿泊はもちろん、温泉、レストラン、カフェが併設されています。
火山がある所には温泉がある!
ということで、桜島にもいくつかの温泉があり、この桜島マグマ温泉は地下1,000メートルの泉源から湧き上がった鉄分を多く含んでいるそうです。
宿泊施設ですが、日帰り入浴も可能。
浴場からは、錦江湾や鹿児島市街地が一望できます。(日帰り入浴は大人390円)

6番目の停留所「赤水展望広場」。
2004年8月に桜島で行われた長渕剛のオールナイトコンサートの会場の跡地だった場所を整備してできた展望広場です。
このモニュメント「叫びの肖像」は桜島溶岩を使って作られています。
オールナイトコンサートには約75,000人も訪れたとか。
桜島の人口は約6,000人だったそうですから、その13倍もの人が桜島を訪れたのですね。

これはお墓です。
火山灰から守るために屋根がついているそうです。桜島ならではですね

車内からの風景です。
鹿児島湾が見えますね。

桜島の荒々しい姿も間近に見ることができます。
11番目の停留所「湯之平展望所」は火口に一番近く、また鹿児島湾も見えるなどとても眺めの良い場所で、桜島でも人気の観光地です。
標高373mにあり、一般の人が立ち入りできる最高地点の展望所です。
なお2019年3月31日までは、「烏島展望所」「赤水展望広場」「湯之平展望所」の各停留所において時間調整のため数分間停車していましたが、4月1日以降は時間調整は行わなくなりました。
以前は停車時間中に車外に出て、記念撮影などもできていたようですが、私たちが乗車した時には乗降のための停車だけになっていました。
約1時間のサクラジマアイランドビュー乗車を楽しみ、再び桜島港に戻ってきました。
時刻はお昼時。
さあ、ランチにしましょう!
道の駅 桜島 火の鳥めぐみ館

私たちがランチに選んだのは、「道の駅 桜島 火の島めぐみ館」の中にあるお食事処です。
さきほど乗車したサクラジマアイランドビューの「桜島港」の次の停留所で、桜島港から歩いても5分程度です。
(桜島港からのルートをみる)
入ってすぐの場所にある券売機で食券を買います。

旦那は、黒豚チャーシューが入った黒豚ラーメン(750円)。

私は、小みかんざるうどんセット(800円)。
うどんには、桜島名物の世界一小さい「桜島小みかん」が練りこまれています。
私たちが店内に入った時はまだそれほど混んではいなかったのですが、続々とお客さんがやってきて、あっという間に行列ができていました。
ちょうどお店に入る時に一緒になったおじさんの話では、いつもここは混んでいて必ず並ぶということ。
確かにラーメンもうどんも美味しかったです。^^
「道の駅 桜島 火の島めぐみ館」には物産館(物産直売室)もあります。
桜島だけではなく、鹿児島県内の名産品の野菜、果物、加工品、海産物、工芸品などが売られています。
私が買ったのは、白くまパンケーキ。
鹿児島といえば「白くま」ですよね!
「道の駅 桜島 火の島めぐみ館」にはオンラインショップがあり、桜島グルメをお取り寄せできます。
桜島小みかんを使ったスパイスやドレッシングもありますよ。
スパイスは、桜島小みかんの皮を乾燥させ粉末にしているのですが、うどんとの相性は抜群でしたよ!
桜島溶岩なぎさ公園 足湯

ランチ後に向かったのは桜島マグマ温泉です!
桜島港の停留所から徒歩で10分弱、ランチをとった「道の駅 桜島 火の島めぐみ館」からも10分弱くらいの場所にあります。
サクラジマアイランドビューを利用する場合には、「レインボー桜島」が最寄りの停留所となります。
日帰り入浴も可能ですが、私たちが向かったのは無料で利用できる「溶岩なぎさ公園足湯」です。

日本最大級の足湯で、全長約100mです!

いや〜、気持ちいい!
今日はあまり歩いていませんが、旦那も気持ち良さそう。

こちらの足湯は目の前に錦江湾が広がり、さらに視線をずらすと雄大な桜島も眺めることができる絶景のロケーション。
レインボー桜島でタオルを販売しているので、タオルを持っていなくても大丈夫。

天気が良いので、青空に桜島がクッキリと映えています。

海辺にはゴツゴツした溶岩が広がっています。
この一帯には 約3kmの遊歩道が整備されており、日本の遊歩百選にも選ばれています。
桜島ビジターセンター

足湯の近くには「桜島ビジターセンター」があります。
桜島ビジターセンターでは、桜島の噴火と成長の歴史などを紹介しています。
ショップもあり、ちょっとしたお土産を買うこともできますよ。
下記の地図はランチの後に行った場所です。
道の駅 桜島 火の島めぐみ館、溶岩なぎさ公園足湯、桜島ビジターセンターともに桜島フェリー乗り場から徒歩圏内です。
① :道の駅 桜島 火の島めぐみ館 ②:溶岩なぎさ公園足湯 ③:桜島ビジターセンター
④ :桜島フェリー乗り場
桜島ビジターセンターでお土産を買った後は、徒歩で桜島フェリー乗り場へ。桜島フェリーに乗って鹿児島市内に戻ります。
これで桜島の半日観光は終了です。
桜島旅行のお役立ち情報
桜島への旅行を計画する時に役に立つ情報です。
ぜひ参考にしてくださいね。(外部のサイトに移動します)
車なしでもOKな桜島のおすすめ観光地を巡る旅
桜島での滞在時間が短い場合に有効なのがサクラジマアイランドビュー。
車がないと行くのが厳しい「湯之平展望所」などの桜島の人気観光地を約1時間かけて周遊できます。
私たちが行ったのは金曜日ですが、サクラジマアイランドビューはほぼ満員状態でした。
週末やゴールデンウィークなどはさらに混雑するようです。
運行間隔が30分おきなので、次のバスを待つというのもなかなか難しいところですが。。。
次に桜島に来る機会があれば、島内一周や日帰り温泉なども楽しんでみたいですね。