並ぶの必須!本格だけど格安お寿司ランチ
2019年4月11日(木)クルーズ12日目(その2)
ホーランドアメリカのウェステルダムでのクルーズ12日目は、韓国から日本に戻り、長崎に寄港しています。
市電で出島から長崎新地中華街へ行った私たち。
次にランチをとるために向かったのが、
このクルーズで知り合った長崎在住の I 夫妻 から教えてもらったお店「魚たつ」です。
私たちは長崎では ちゃんぽん を食べる予定だと伝えたら、
『ちゃんぽんはチェーン店の「リ○ガー○ット」が安くて美味しい!』
などと(ショッキングな?)ことを言われ、リ○ガー○ット なら地元にもあるので、I 夫妻 お勧めの「魚たつ」に変更したのです。
ただ、開店の30分前には行かないとお目当てのものは売り切れてしまうというので、張り切ってやってきました。
ランチは11時30分オープンです。
私たちが行った11時には既にお客さんが待っていました。
まだ30分もあるのに〜。
30分前に並ばなくては食べれないというのが、「人気No1 お寿司15貫セット」。
一日10食限定ですが、何と700円です。
一番乗りのご夫妻も長崎県在住でした。
時間があるので少しお話したところ、何と私たちが住んでいる市の名前をご存知だと。(同じ県に住んでいても知らない人が多数というとってもマイナーな市なのですが)
開店までの30分の間に、続々とお客さんがやってきました。
観光客と思える人もいましたが、多くは地元の方々(ランチをとりにきたサラリーマンとか)のようです。
開店時には既に10人以上は待っていましたので、この15貫セットを食べるためには早くから並ばないといけませんね。
ちなみに魚たつの隣も I 夫妻 のお勧めのお店で、
この「しいたけ肉そば」が美味しいのだとか。
次回に来ることがあったら、ぜひ食べてみたいです。^^
30分前に並んだ甲斐があり、限定10食のお寿司15貫セットをいただくことができました。
いや〜、15貫が一列に並ぶと圧巻ですね〜。
見たこともないネタもありましたが、地元の魚を使っているのでしょう。
調べてみると、三方を海で囲まれている長崎県は、対馬海流に乗って多くの魚が回遊し、また東シナ海にはプランクトンが豊富という絶好の環境が整っているそうです。そのため長崎県は漁獲量が日本で2位、獲れる魚の種類は1位という魚が豊富な土地なのです。
ただ鮨飯が少し甘く感じたので、そのことを I 夫妻 に伝えたら、長崎が唯一海外との貿易を行っていた頃、貿易船のバランスをとるための重し代わりに大量に砂糖を詰め込んでいたため、長崎では古くから多めに砂糖を使うということを教えてもらいました。
市電に乗ってグラバー園へ
長崎の魚を堪能した後、再び市電に乗り、グラバー園へ向かいます。
ちょうど停留場の前には
「文明堂総本店」の堂々たるお店がありました。
文明堂といえば、
「カステラ一番、電話は二番、♪♪」
というCMですよね〜。
ちなみに長崎に砂糖が海外からもたらされた頃、砂糖とともに、甘い味付けの南蛮料理やカステラ、金平糖、ぼうろなどの南蛮菓子も日本にもたらされたそうです。
私たちもカステラを購入する予定なのですが、お気に入りのカステラは文明堂ではないので、ここはパス。
「大波止」停留場から乗車し、朝と同じように「新地中華街」で「石橋」行きに乗換えします。
車内はウェステルダムのゲストと思われる外国人でいっぱい。
でも彼らはクルーズターミナル近くの停留場で降りていきました。
私たちが下車したのは、終点の「石橋」停留所です。
停留場から徒歩数分で「グラバースカイロード」に到着。
グラバースカイロードは、日本で初めて「道路」として位置づけられた斜めに動くエレベーターです。
エレベーター内の表示も斜めになっています。
グラバー園へのアクセス方法はいくつかありますが、高台にあるため少しでも楽しようとこのグラバースカイロードに乗ったわけです。^^
最上階の5階でエレベーターを降ります。
ちょっとした広場があり、眼下にはウェステルダムを見ることができます。
この広場にはネコがいました。
人慣れしているようで、私がベンチに座っていると、近づいてきてベンチに上がってきました。^^
グラバー園に行くには、さらにエレベーターを乗継ぎます。