この記事では、セレブリティミレニアムのデッキプランを詳しく解説します。
2019年の大改装を経て、よりモダンでラグジュアリーな客船に生まれ変わったセレブリティミレニアム。
船内の施設も想像以上にスタイリッシュで、優雅な時間を過ごせました。
本記事ではセレブリティミレニアム船内の各デッキの特徴や施設、アクティビティを写真と共に紹介し、クルーズを快適に過ごすためのポイントをお伝えしていきます。
セレブリティミレニアムでのクルーズを計画中の方も、船内の魅力を知りたい方も必見です。
セレブリティミレニアムのデッキプラン
セレブリティミレニアムは12層のデッキから構成されています。
Deck1 | 医務室 |
Deck2 | 客室 |
Deck3 | メインステージ、コンシェルジュデスク、ゲストリレーションズ、寄港地観光デスク、トスカングリル、客室 |
Deck4 | メインステージ、リトリートラウンジ(スイート専用ラウンジ)、カジノ、フォトギャラリー、アートギャラリー、マティーニバー&クラッシュ、ランデブーラウンジ、ルミナ(スイート専用ラウンジ)、メインダイニング |
Deck5 | メインステージ、ショップ、ジェラテリア(アイスクリーム)、カフェアルバーチョ(カフェ)、スシオンファイブ(寿司・アジア料理)、セラーマスター(ワインバー)、ブルー(アクア専用ダイニング)、メインダイニング |
Deck6 | 客室 |
Deck7 | 客室 |
Deck8 | 客室 |
Deck9 | 客室 |
Deck10 | フィットネス、ヘアサロン、ペルシャガーデン、ザ・スパ、スパカフェ、屋外・屋内プール、オーシャンビューカフェ(ビュッフェレストラン)、サンセットバー、客室 |
Deck11 | スカイラウンジ(展望ラウンジ)、Xクラブ(ティーンエイジャー向け施設)、マストバー、ル・プティシェフ、客室 |
Deck12 | リトリートサンデッキ、バスケットコート、ルーフトップテラス(屋外ラウンジ) |
クルーズ中によく利用する施設は以下のデッキにあります。
- メインダイニング「メトロポリタン」(デッキ4&5)
- メインステージ「ザ・シアター」(デッキ3〜5)
- ショップ(デッキ5)
- ビュッフェレストラン「オーシャンビューカフェ」(デッキ10)
- ゲストリレーショナズ(デッキ3)
セレブリティミレニアムのデッキプランは「セレブリティクルーズの公式サイト」でも確認できます。
次からはセレブリティミレニアムの船内施設・設備を詳しく見ていきます。
【デッキ3】グランドフォイヤー・ゲストリレーションズ・トスカングリル他
デッキ3には以下のような施設・レストランなどがあります。
【船内施設】
グランドフォイヤー
ゲストリレーションズ
寄港地観光デスク
コンシェルジュデスク
キャプテンズクラブ(リピーター専用デスク)
Celebrity iLounge(コンピュータエリア)
会議室・ミーティングルーム
【レストラン&バー】
トスカングリル
まずは船内に入って一番に目を引く「グランドフォイヤー( Grand Foyer)」。
3層吹き抜けの大階段です。
黄金に輝いて見えますが、下品な感じはありません。
今までに写真などで見たことはありましたが、実物を見るととにかく圧巻の一言。
フォイヤー(Foyer)とはホテルや劇場などの入り口にある広々としたオープンエリアのことです。
他のクルーズ船ではアトリウムなどと呼ばれていますね。
大階段をのぼった先にはアート作品が飾られています。(上記写真は大階段ではなく、別の場所に展示されていたもの)
セレブリティミレニアムの船内には絵画や彫刻など多くのアート作品が飾られており、見ているだけでも楽しいですよ。
大階段ではいろいろなイベントが行われていました。
上記写真は「Paper Airplane Competition(紙ヒコーキ大会)」で、自分で作った紙飛行機を飛ばして、階段上の丸い輪の間を通せたら予選通過。決勝はどこまで飛ばせるかという距離を競うものでした。
これなら英語が多少わからなくても楽しめる!
グランドフォイヤーをおりた先にはあるのはゲストリレーションズ(Guest Relations)。
私たちが乗った時には、日本語がわかるクルーが乗船していました。
乗船日に預けたスーツケースが夕方になっても届かなかった時などにお世話になりました。
デッキ3には寄港地観光デスク(Shore Excursions)もあります。
今回は日本各地を巡るクルーズだったので、私たちは寄港地観光ツアーは申し込みませんでしたが、乗船した日などは多くの人が並んでいました。
なお寄港地観光ツアーはセレブリティクルーズのアプリからも申し込むことができます。
グランドフォイヤーから少し奥まった場所にあるのがスペシャリティレストラン「Tuscan Grille(トスカングリル)」。
自家製生パスタやチーズなどのイタリアンも楽しめるステーキハウスです。
客席から調理している様子が見えるオープンキッチンになっています。
【デッキ4】 メインステージ・カジノ・ランデブーラウンジ・メインダイニング他
デッキ4にはメインステージ、カジノ、メインダイニングなどがあります。
【船内施設】
ザ・シアター(メインステージ)
フォトギャラリー
アートギャラリー
リトリートラウンジ(リトリートゲスト専用のラウンジ)
カジノ
【レストラン&バー】
メトロポリタン(メインダイニング)
ルミナ(リトリートゲスト用のメインダイニング)
マティーニ/クラッシュバー
ランデブーラウンジ
船首にあるメインステージ「THE THEATRE(ザ・シアター)」。
デッキ3から5までの3層吹き抜けとなっています。
シートは2人ずつで区切られており、椅子も跳ね上げ式ではなく、ゆったりしたソファーになっています。
また2席にひとつ配置されているテーブルがガラス製でオシャレ!
メインステージでは夜のショーだけではなく、昼間には日本や韓国を紹介するプレゼンも行われていました。
シアターから中央部に向かって歩くとフォトギャラリーとアートギャラリーがあります。
アートギャラリー近くには、タイタニック号の姉妹船「オリンピック号」で使われていた品々が展示されていました。
デッキ4を進むと中央あたりにカジノが広がっています。
私たちはカジノをやらないのでまったく知識はないのですが、いろいろなゲームが用意されていているようです。
終日洋上日の他に、釜山に寄港した日の夜や、大阪・青森に寄港した日の夜にオープンしていました。
色鮮やかなアルコールが飾られている「Martini/Crush Bar(マティーニ/クラッシュバー)」。
グランドフォイヤーを見下ろす位置にあります。
カウンターの上でお酒を冷やしているのは本物の氷です!
さらに船尾に向かって進むと「Rendezvous Lounge(ランデブーラウンジ)」があります。
ダンスフロアがある広々としたラウンジです。
昼にはブレスレット作成教室やお絵描きなどのアクティビティやアートオークション、夜にはバンドやシンガーによるライブパフォーマンスが行われていました。
メインダイニングが近くにあるので、ディナーの前に軽くアルコールを楽しむというゲストも。
私たちは折り紙教室に参加。
意外に難しかった!
ランデブーラウンジから少し離れた場所にある居心地のよいチェア。
ここで絵を描いていたゲストもいました。
私たちも乗船直後は読書するなどして過ごしていたのですが、照明が少し暗いこと、人通りがあるので、結局ここで過ごしたのは最初だけでした。
船内に居心地の良い場所を見つけるのは大切なことですよね!
メインダイニングの「Metropolitan(メトロポリタン)」は最後尾にあります。
デッキ4とデッキ5の2層吹き抜けで、壁一面がガラス窓となっているため、明るくて開放的なレストランです。
全客室が対象のレストランですが、デッキ5は固定の時間指定したゲスト用、デッキ4はそれ以外のゲスト向けとなっていました。
デッキ4にはリトリート(スイート)ゲスト用のメインダイニング「Luminae(ルミナ)」もあります。
セレブリティミレニアムのメインダイニングなど食事情報をまとめた記事は下記をご覧ください
セレブリティミレニアムの食事を徹底解説!
【デッキ5】ショップ・カフェ・スシ オン ファイブ他
デッキ5にはメインステージ、カフェ・和食レストランのスシ オン ファイブなどがあります。
【船内施設】
ザ・シアター(メインステージ)
ショップ
フューチャークルーズバケーション(船上クルーズ予約デスク)
【レストラン&バー】
メトロポリタン(メインダイニング)
ブルー(アクアクラスゲスト用のメインダイニング)
スシ オン ファイブ
セラーマスター
カフェアルバーチョ
ジェラテリア
デッキ5の船首にはショップが並んでいます。
クルーズ船ではお馴染みのジュエリーや時計、衣類、日用雑貨の他に、セレブリティミレニアムのロゴ入りグッズなどもあります。
高級ブランドの宝石や時計のショップは敷居が高く入りづらいと感じる私ですが、店外にディスプレイされているものもあり、気軽に見ることができますよ。
また最後の洋上日にはセールや抽選会も行われ、セール会場は溢れんばかりの人で賑わっていました。
なお寄港中はショップはクローズしています。
デッキ5の中央にある「Cafe Al Bacio(カフェアルバーチョ)」。
エスプレッソやカプチーノ、カフェラテなどのカフェ類や紅茶を有料で楽しめるカフェです。夜はバーとしてカクテルやワインも提供しています。
カフェアルバーチョの向かいにある有料のイタリアンジェラートの「Gelateria(ジェラテリア)」。
毎日手作りのジェラートを提供しています。
有料のスペシャリティレストランの一つ「Sushi on Five(スシ オン ファイブ)」。
アラカルトでお寿司や刺身、ラーメンなど和食系の料理がいただけるレストランです。
スシ オン ファイブの向かいにある「Cellar Masters(セラーマスター)」は、ウィスキーやワインが揃うバーです。
ワインテイスティングやワインセミナーなども行っています。
【デッキ10】 フィットネスセンター・プール・オーシャンビューカフェ他
デッキ10にはフィットネスセンター、屋内・屋外プール、ビュッフェレストランなどがあります。
【船内施設】
フィットネスセンター
ペルシャ ガーデン
ヘアサロン
トリートメントルーム
スパ
ソラリウム(屋内プール)
プール
【レストラン&バー】
プールグリル
スパカフェ
オーシャンビューカフェ
サンセットバー
デッキ10の船首には24時間利用可能なフィットネスセンターがあります。
各種マシンは無料で利用できます。
「Persian Garden(ペルシャ ガーデン)」は、タイル張りのベンチやサウナがあるリラクゼーションエリアです。
ベンチはじんわりと温かいので、座っていると気持ちよくなってきます。
落ち着いた雰囲気の部屋ですが、そんなに広くなく、また窓もないなので混雑している時にはあまりリラックスできないかも。
ペルシャ ガーデンはアクアクラスのゲストは無料で利用できます。
他にもヘアサロンやトリートメントルーム、スパなども揃っています。
さらに中央部分に進むと屋内プール「Solarium(ソラリウム)」があります。
海水を使っておりタラソテラピーの効果もあると言われています。
大人専用プールですが、16時から19時までは大人と一緒であれば子供も利用することができます。
プールサイドには多くのチェアが用意されており、私はここで熟睡してしまいました。。。
屋内プールだけではなく、屋外プールやジャグジーもあります。
天気の良い日には多くの人が日光浴をしていました。
プールサイドにはバーも。
こちらはハンバーガーやホットドッグの軽食がいただけるカウンター「Pool Grill(プールグリル)」。
ただし天候の悪い日にはオーシャンビューカフェ内で提供していました。
デッキプランには記載されていませんでしたが、プールグリルの横と、その反対側には卓球台もあります。
朝食やランチを食べ過ぎた後、腹ごなしに卓球をやっていました。
デッキ10の船尾にあるのは、クルーズ中に頻繁に利用するビュッフェレストラン「Oceanview Cafe(オーシャンビューカフェ)」。
早朝から夜遅くまでオープンしているので、いつ行っても何かしら食べることができます。
なおドリンクステーションは24時間利用可能です。
料理の種類が豊富!
また「日本食」「韓国料理」「インド料理」などテーマに合わせた料理を毎日提供していました。
ラーメンや焼きそば、焼き鳥、さらにはどら焼き、お汁粉なかもありましたよ。どれも外国船とは思えないほどの美味しさ。
船尾の屋外テラスにあるのは「SunsetBar(サンセットバー)」。
最後尾なので航跡や夕日を見ながらお酒を楽しむことができます。
まさにクルーズならでは!
【デッキ11】 スカイラウンジ・ルプティシェフ
デッキ11にはスカイラウンジ、ル・プティ・シェフなどがあります。
【船内施設】
スカイラウンジ
Xクラブ(13歳から17歳の専用エリア)
キャンプ アット シー(キッズルーム)
【レストラン&バー】
ル・プティ・シェフ
デッキ11のエレベーターホールには「LOVE」のオブジェ。
新宿駅西口側の「新宿アイランドタワー」の前にもありますね。
船首部分にある「Sky Lounge(スカイラウンジ)」。
広々としたラウンジで、曲名当てクイズやミニアーチェリー、ダンス教室などのイベントが行われたり、エンターテイメントやリピーターパーティーの会場としても使われていました。
私も曲名当てクイズや一般常識クイズなどに参加しましたが、そもそも問題が英語。さらにクイズの内容もアメリカ人向け(?)のようで、ほとんど解答できませんでした(涙)
先頭部分にあり、前面は大きなガラス窓のため見晴らしは最高!
私たちのお気に入りの場所で、海を眺めながら読書や音楽を聴くなどのんびり過ごしていました。
ただし悪天候で海が荒れている時にスカイラウンジにいたら、船酔いしてしまいました。
やはり高層階は揺れが大きい!
スカイラウンジの入り口には数独やクロスワードパズル、ボードゲームなどが用意されていました。
数独やクロスワードパズルは日替わりで問題がかわるので、クルーズ中ずっと楽しめますよ。
でも数独は難しかった!
クルーズ中に解けなかったです・・・。
デッキ11の中央には「Le Petit Chef at Qsine(ル・プティ・シェフ)」があります。
料理に合わせてテーブルにプロジェクションマッピングが映し出されるという趣向のスペシャリティレストランです。
【デッキ12】リトリート サンデッキ・ルーフトップテラス・バスケットコート
デッキ12にはリトリート サンデッキ、ルーフトップテラス、バスケットコートなどがあります。
【船内施設】
リトリート サンデッキ
バスケットボールコート
ルーフトップテラス
最上階のデッキ12の船首部分にはリトリート宿泊者専用ラウンジ「The Retreat Sundeck(リトリート サンデッキ)」があります。
広々とした空間にスタイリッシュな家具が配置され、まるで高級リゾートホテルのよう。
先頭部分にあるのでここからの眺めも良いです。
デッキ12後方の「Rooftop Terrace(ルーフトップテラス)」。
大型モニターでは毎日映画が上映されており、青空の下で映画鑑賞を楽しめます。
特徴的なXのファネルマークの下にはバスケットボールコートがあります。
セレブリティミレニアムの乗船記はこちら
セレブリティミレニアムで行く日本一周クルーズ乗船記
セレブリティミレニアムで快適なクルーズを!
セレブリティミレニアムの船内には、8カ所のレストラン、10カ所以上もあるカフェやバーをはじめ、プールやカジノ、スパ、フィットネスセンターなど多くの施設があります。
寄港地観光だけではなく船内ライフも満喫するためには、デッキプランを上手に活用するのがポイント!
セレブリティミレニアムのデッキプランを利用して、すてきなクルーズ旅を満喫してくださいね。
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