ウエステルダム (Westerdam) の船内紹介 | ホーランドアメリカライン 客船ツアー


2018年秋から日本発着クルーズを行なっている ホーランドアメリカライン のクルーズ客船 ウエステルダム(Westerdam)。2004年に就航した約80,000トン、定員2,000人弱の中型船で、 Oosterdam (オーステルダム)、Zuiderdam (ザイデルダム) Nooram (ノールダム) の姉妹船です。Westerdam はオランダ語で「西」を、他の姉妹船の船名もそれぞれ東南北を意味しているそうです。
2018年秋から日本発着クルーズを行なっているので、日本でも名前が知られてきたのではないかと思います。

ここでは2019年春に乗船したウエステルダムの船内施設などをご紹介します。それではウエステルダムの船内へどうぞ!

ウエステルダムの客船データとデッキプラン

まずは客船の概要です。

乗客定員1,964人
総トン数82,348トン
客室958室
乗組員810人
全長936フィート(285メートル)
全幅195.8フィート(32メートル)
就航年2004年
船籍オランダ

ウエステルダムは11層のデッキから構成されています。

Deck1 : Mainメインステージ、アトリウム、ゲストサービス、客室
Deck2 : Lower Promenadeメインステージ、カジノ、ビルボード オンボード、ギャラリーバー、BBキング ブルースクラブ&アメリカズ テストキッチン、ピナクルグリル、ピナクルバー、アートギャラリー、リンカーンセンターステージ、エクスプローラーラウンジ、ダイニングルーム
Deck3 : Promenadeメインステージ、ハドソン、ハーフムーン、スチュイヴアント、ミラベルラグジュアリーショップ、デジタルワークショップ、ザ ショップス、オーシャンバー、フォトギャラリー、ダイニングルーム
Deck4 : Upper Promenade客室
Deck5 : Verandah客室
Deck6 : Upper Verandah客室
Deck7 : Rotterdam客室、ネプチューンラウンジ
Deck8 : Navigation客室
Deck9 : Lidoフィットネスセンター、グリーンハウス スパ&サロン、ハイドロプール、リドプール、リドバー、ダイブイン、カナレット、リドマーケット、シービューバー、シービュープール
Deck10 : Observationエクスプロレーションカフェ、クロウズネスト、エクスカーションデスク、ザ ロフト、クラブハル、客室
Deck11 : Sportsオブザベーションデッキ、ザ リトリート、スポーツコート

クルーズ中に利用することが多いゲストサービスやメインダイニング、メインステージ、ショップなどはデッキ1から3に、またビュッフェレストランのリドマーケットはデッキ9です。デッキ9にはメインプール(リドプール)、サブプール(シービュープール)もあります。
詳しい ウエステルダムのデッキプランはホーランドアメリカラインの公式サイト で確認できます。

ウエステルダムの大きさは約80,000トンで、船内で過ごしやすい程よい大きさだと言われています。
世界最大級の大きさと言われているロイヤルカリビアンのハーモニー・オブ・ザ・シーズ(約230,000トン、全長361メートル、全幅65メートル)と比べると総トン数で1/3くらいです。比較されることが多いプリンセス・クルーズの船は10万トン以上の船が多いため、ウエステルダムクラスの大きさの船は少ないです。サン・プリンセス(約77,000トン)、コーラル・プリンセス(約92,000トン)が近いでしょうか。

ただウエステルダムは中型客船と言われていますが、全長が300メートル弱なので、船尾から船首まで移動するとなるとそれなりに大変です(一度、船首のメインステージと船尾の客室まで忘れ物を取りに往復したのですが、かなり疲れました。。。)

船内散策 〜デッキ2からデッキ3〜

それではウエステルダムの船内を散策してみましょう。
まずはデッキ2の船首のメインステージです。


メインステージはデッキ1から3までの3層吹き抜けとなっています。(写真はデッキ2から見たところ)
前方エリアにはテーブルが置かれているので、お酒を飲みながらステージを鑑賞する時などには便利ですよね。ただし床に傾斜がないので、前に背の高いゲストに座られてしまうとちょっと辛いかも。
また普段は客席となっているステージ前は、椅子が取り払われてちょっとしたスペースになり、太極拳のレッスンなども行われていました。


船の中央あたりにあるギャラリーバー(Gallery Bar)。
少し奥まった場所のせいか昼間はゲストの姿も少なく静かな場所です。


ギャラリーバーの壁には多くの絵画が飾られています。アートとお酒を楽しむことができる場所ですね。
またギャラリーバーにはボードゲームも置かれており、自由にプレイできます。


ウエステルダムは外国籍船なのでカジノも併設されています。カジノはギャラリーバーの隣にあります。


デッキ3の中ほどのオーシャンバー(Ocean Bar)。
オーシャンバーにはゆったりとしたソファーが置いてあります。日中は静かなので、ここで読書(昼寝?)をしたことも。^^


船尾にあるデッキ2と3の2層吹き抜けのメインダイニング。
どのクルーズ船でも食事といえば中心になるのがこのメインダイニングですよね。
ホーランドアメリカラインの場合、メインダイニングでは毎日の朝食とディナーを提供しています。またアフタヌーンティーやリピーター向けの特別なランチなどもメインダイニングで行っています。

ホーランドアメリカラインのディナーは、予約制(5:45または8:00)またはオープンシーティングに分かれています。ウエステルダム でのクルーズ時では、予約制はデッキ3、オープンはデッキ2となっていました。

デッキ2と3には他にも有料レストランのピナクルグリル(Pinnacle Grill) やショップ、クラシックやジャズなどのライブ演奏が行われるバーもあり、夕方以降はとても賑やかな場所となります。

船内散策 〜デッキ9〜

次に船尾から中央部分のビュッフェレストランのリドマーケット(Lido Market :リド)があるデッキ9に移動しましょう。


キッチンを挟んで料理が並んだカウンターが2箇所設置されています。同じ物を提供しているのかなと思ったら、片方だけにしかない料理もありました。
料理の多くはクルーがサーブしてくれます。

リドでは早朝から、昼、夜とほぼ一日中食事や飲み物を提供しています。アルコールや一部のドリンク以外はすべて無料(というかクルーズ代金に含まれている)です。


こちらはドリンクステーション。
コーヒー、水、お湯、レモネード、氷と種類は少ないです。紅茶はアールグレイ、ダージリン、イングリッシュブレックファースト、グリーンティーなどのティーバッグが用意されています。


食事をする場所もカウンターを挟んで2ヶ所に設置されています。
洋上日はゲストで混雑し、空いているテーブルを探すのも一苦労、なんてことも。^^


リドと同じデッキ9の中央あたりに位置するメインプールです。
屋根が開閉式になっているので、天気が悪かったり寒い時でもプールに入れます。
またプールの回りにはビーチチェアが並んでおり、お天気のよい洋上日などは椅子取り合戦が勃発する場所です。笑


船尾にある有料エリアのハイドロプールです。
ハイドロプールではミネラル水が使われているそうです。もちろん温水です。プールの真ん中には、立っているのも大変な強力なジェット流が出ています。その上の蛇口部分から打たせ湯のような感じでこれまた強力な水が噴き出てきます。


こちらはセラミックのラウンジャーが並んでいるサーマルスイート(有料エリア)。
このようにラウンジャーが外に向かっているので、寝ながら海を眺めることができるのですが、数が少ないので、混雑時にはすぐには利用できない時もあります。

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フィットネスも設置されています。
船首にあるので大海原を見ながら運動できますね。よくクルーズは運動不足になると聞きますが、意外に船内を動き回るので、今までに利用する機会はないのです。


デッキ9の最後尾にあるのはサブプールのシービュープール(Sea View Pool)。


シービュープールの脇にはウエステルダム唯一の喫煙できるスペースがあります。禁煙ができる時はテーブルの上に灰皿が置かれています。

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喫煙エリアの近くのバー(Sea View Bar) 。
まさしく海を見ながらお酒が飲める場所ですね。

船内散策 〜デッキ10からデッキ11〜

次はデッキ10へ。


船首にあるラウンジのクロウズネスト(Crow’s Nest)です。
船の先端にあり、前面は大きな窓ガラスのため見晴らしがとても良いのです。ゆったりとしたソファなども置いてあり、景色を眺めながらゆっくりと過ごすのに良い場所です。 
このようにジグソーパズルやチェス、本なども置かれており、自由に利用できます。


クロウズネストにはエクスプラネーションズ カフェ(Explanations Cafe)が併設されています。
コーヒーやティーだけでなく、アルコールも用意されています。

 景色を眺めながらゆっくりと過ごすクロウズネスト


クロウズネストの一角にはエクスカーションの相談や申し込みができるデスクが設けられています。ただし常設ではなく、決められた時間にしかオープンしていませんでした。オープン時間は客室に毎晩配られる船内新聞に記載されていました。


デッキ11の後方のスポーツコート(Sports Court)へ。
ここにはバスケットコートがあるので、何10年ぶりかにシュートをしてみました。が、とてもお見せできる写真はないです。。。


スポーツコートから前方の方に歩いていくと途中にデッキチェアが置かれています。
お天気が良い日には日光浴にもってこいの場所ですね。ここではあまりゲストの姿を見ることがないので、静かに過ごせますが、紫外線が怖い!


さらに一番前まで進むと有料のプライベートエリア Retreat (リトリート)があります。
私たちは利用したことがないのですが、最上階の船首部分なので見晴らしは良いでしょうね。

ウエステルダムの客室(キャビン)

最後に私たちが利用した客室(キャビン)をご紹介します。
今回のキャビンは、デッキ4の後方部分にある4166号室です。


ツインのベッドにソファーとテーブルというおそらく平均的なベランダタイプの部屋だと思います。2017年にパナマ運河クルーズに行った時に乗船した Zuiderdam (ザイデルダム) の時もベランダタイプの部屋に宿泊しましたが、その時と客室の作りは同じでした。
なおベッドは2つのベッドをつけてダブルにもできます。


ベッドの前には大きなスクリーンが設置されています。
映画やニュースの他に、レストランのメニューやブリッジからのカメラ映像、どこを航海しているかわかる地図などを見れます。

4166号室は船尾にかなり近い場所になります。ただ、エレベーターが近いので不便さは感じませんでした。
クルーズ中にたびたび利用するバッフェレストランのリドもデッキは違いますが後方にあるため、エレベーターに乗るだけですぐに行けます。
ただし、船の前方のメインステージなどに行くには大変!忘れ物をとりにメインステージとキャビンを往復した時には、もうグッタリ。



ウエステルダムに限らずホーランドアメリカラインの船内を歩くと、階段ホールやエレベーターホール、廊下などに絵や彫刻、骨董品が飾られているのを頻繁に目にします。これらが落ち着いた雰囲気を演出しています。
カジュアル船のように派手なアトラクションなどはありませんし、船に入って一番に目にするアトリウムもこじんまりしていますが、レストランやラウンジには生花が欠かさず、船内のいたるところに美術品が飾られているホーランドアメリカラインは、夫婦2人でゆっくりと船旅を楽しむのにはぴったりの居心地の良い船です。

ウエステルダムでのクルーズ旅行記

 

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