【ワールドフレーバー ファーストクラス機内食の実食レポート】トルコ料理のレビュー・口コミ・感想

国際線ファーストクラス機内食のオンライン通販サービスの「ワールドフレーバー(WRLD FLVRS)」。

世界の航空会社に機内食を提供しているゲートグルメジャパンが手がけており、ワールドフレーバーの名前の通り、洋食・和食・中華料理など世界のファーストクラスの味が自宅で気軽に楽しめるのが特長です。

今回、2021年11月にワールドフレーバーのファーストクラス機内食のラインアップに新しく加わったトルコ料理をお試しさせていただきました。
この記事では、ワールドフレーバーのトルコ料理の実食レポート・口コミ・感想などをお届けします。

目次

通販で購入できるワールドフレーバーのファーストクラス機内食とは

ゲートグルメのケータリングトラック

ゲートグルメは、世界60ケ国に200を超える工場を持つ機内食ケータリング会社で、エミレーツ航空やターキッシュエアラインズなど20社以上の航空会社に機内食を提供する世界最大規模の企業です。

旅行好きの方なら、緑色の葉っぱのデザインが印象的なトラックを空港で見たことありませんか?

そう、このトラックがゲートグルメの機内食を積んでいるケータリングトラックです。

上記の写真はバンクーバー(カナダ)の空港で撮影したものですが、他にもワシントンD.C.、シカゴ、コペンハーゲンなどの空港でもゲートグルメのケータリングトラックを見たことがありますよ。

搭乗中に機内食をいただく際には、どこの会社が作った機内食なのかは知ることができませんが、今までに何度もゲートグルメの機内食を食べたんだろうなと思います。

そんな世界最大の機内食会社の日本法人であるゲートグルメジャパンが手がけている機内食メニューのオンライン販売サービスが「ワールドフレーバー(WRLD FLVRS)」です。

ワールドフレーバー(WRLD FLVRS)の大きな特長は

  • 実際にファーストクラス機内食を担当するシェフが調理したメニューをお取り寄せできる
  • 低温真空調理(Sous Vide Cookin)という調理方法を採用
  • 湯煎するだけ、またはそのままで簡単にファーストクラス機内食を楽しめる

ワールドフレーバーのお取り寄せ機内食は、実際にファーストクラス機内食の監修・調理を担当しているシェフ達がてがけています。
つまり国際食豊かな本格グルメをおうちで手軽にいただけるというわけなのです。

また「焼く」「蒸す」「煮る」に次ぐ第4の調理法として注目されている低温真空調理(Sous Vide Cooking)を採用している点も特長の一つです。

低温真空調理(Sous Vide Cooking)は、食材と調味料を入れた袋を低温でじっくり調理する方法で、食材の栄養分を逃がすことなく、みずみずしさを保ち、ジューシーでしっとりした仕上がりになると言われています。

その低温真空調理で調理された食材が真空パックの状態で自宅に届くので、後は湯煎するだけ!
この手軽さもポイント高いですよね。

それでは、早速トルコ料理を見てみましょう!

【口コミ・レビュー】ワールドフレーバーのトルコ料理

ワールドフレーバーのトルコ料理

フランス料理・中華料理と共に世界三大料理のひとつと言われているトルコ料理。

ケバブやトルコアイスはよく知られていますが、フレンチや中華料理ほど日本人にはあまり馴染みがないかもしれませんね。

そんな未知なる料理であるトルコ料理。
今回いただいたのは、

  • メルジメッキ チョルバス
  • ゼイティンヤール ピラサ
  • ベーエンディ クズ

トルコ人シェフ力作のスープ、前菜、お肉のメイン料理の3点です。

それにしても、いずれの料理も初めて聞くものばかりです。
一体どのような味なのか想像もつきません!

それでは「メルジメッキ チョルバス」からいただきましょう!

メルジメッキ チョルバス(レンズ豆のスープ)

ワールドフレーバーのレンズ豆のスープ

トルコの伝統的な料理のひとつ「メルジメッキ  チョルバス」。

メルジメッキはレンズ豆、チョルバスとはスープを意味しているそうで、メルジメッキ  チョルバスで「レンズ豆のスープ」となります。

初めて食べますが、クセがなく、口当たりの良い食べやすいスープです。

スープの具は、レンズ豆の他にジャガイモ、たまねぎ、にんじんが入っています。
レンズ豆やジャガイモなどはスープにほどよく溶けて、とろみのあるスープになっています。

とろみがあるので、身体が温まり、寒い季節にはピッタリですね。

そして驚いたのは、レモンのスライスが入っていること。
味のアクセントになっていて、とろみのあるこってりした味だけど、口の中に爽やかさが広がるというおもしろいスープです。

それにレンズ豆には、疲労回復・美肌効果のあるビタミンB群や鉄分、食物繊維など女子に嬉しい栄養がたっぷり。
身体にも優しいスープです。

ゼイティンヤール ピラサ(長葱の前菜)

ワールドフレーバーの長葱の前菜

前菜は、千葉産の長ネギをたっぷり使った冷たいお料理です。

ワールドフレーバーのファーストクラス機内食は湯煎するものが多いのですが、このゼイティンヤール ピラサは湯煎せずに冷たいままいただきます。

ゼイティンヤールとはオリーブオイルの野菜煮を意味し、トルコでは定番のお料理だそうです。
長ネギやにんじん、玉ねぎはオリーブオイルで柔らかく煮込まれており、野菜の甘みやおいしさがよくわかります。

オリーブオイル煮なので油っこいのかと思いきや、ゼイティンヤールにもレモンスライスが入っていて、一緒に食べると爽やかでサッパリします。

またお米も入っているのですが、これがちょうど良いアクセントになっています。

長ネギの味が苦手な人も、にんじんやお米と一緒に食べるとネギの強い辛みが和らいで食べやすくなりますよ。

ベーエンディ クズ(ラム肉のナスペースト添え)

ワールドフレーバのラム肉のナスペースト添え

メインはラム肉のナスのペースト添えです。

トルコでは宗教上の理由から羊肉を使った料理が多いのだそうです。
そんなトルコではメジャーなラム肉をトマトベースのソースで長時間ゆっくりと調理し、ナスのペーストと一緒にいただく料理です。

ラム肉は独特なにおい・臭みがあるため、苦手という人もいますよね。
海外に行くと頻繁に見るラム料理ですが、実は私たちも積極的に食べることはありませんでした。

でもこのラム肉は長時間調理されたということもあり、味がしっかり染みていて、ラム肉の嫌な臭いなどは感じません。
またお箸でホロホロ崩れる柔らかさ。

ラム肉が苦手な旦那(いろいろと苦手な食べ物が多い人です)ですが、特にお肉とトマトソース、それにナスのペーストを一緒に食べると、絶妙な味わいになり、美味しいといって完食していました。^^v

ナスのペースト(ベーエンディ)は、日本でもパンなどにつけて食べるのは知っていましたが、お肉に合わせるというのは初めてです。
ただナスの味が強く、ちょっとクセがあるかな。

実はどのようにお皿に盛って良いのかわからず、まずは上記の写真のようにナスのペーストの上にラム肉を置いてみたのですが、これではトマトソースを味わうことができません。

ワールドフレーバーのラムのシチュー

そこでトマトソースも存分に楽しむために深皿に入れてみました。

パッケージにはラムシチューと書いてあるので、この盛り付けの方が正解なのかな?

なお、ラム肉は生後1年未満の羊肉なので臭みが少ないと言われていますが、まったく臭いがしないかというと、そういうわけでもありません。
でも羊の嫌な臭いではありません。

とはいえ、後味が少し残るので、本当に苦手な人にはちょっとキツイかもしれません。

トルコ料理(2人前)の内容

ワールドフレーバーのトルコ料理4品

ワールドフレーバーのトルコ料理には、以下の食材が含まれています。

上記写真の左から

  • ナスソース(ベーエンディ クズ:ラム肉のナスペースト添え)
  • ラムシチュー(ベーエンディ クズ:ラム肉のナスペースト添え)
  • レンズ豆のスープ(メルジメッキ チョルバス)
  • トルコ風根菜のオリーブオイル煮(ゼイティンヤール ピラサ:長葱の前菜)

いずれも2人前の量が入っています。

またワールドフレーバーのファーストクラス機内食は3点でも充分な量があるので、あとはご飯やパンなどの主食を自分で用意すればOKです。

【価格】
4,320円(税込・送料別)*送料は地域によって追加で料金が発生します。

調理方法(食べ方)と賞味期限は?

ワールドフレーバーの梱包

商品はそれぞれのメニュー(食材)ごとに真空パックされ、冷蔵の状態で届きます。

ワールドフレーバーの根菜のオリーブオイル煮パッケージ裏

自宅での調理はとても簡単です!

食材をそのまま湯煎するだけです。
湯煎する温度も時間もすべて同じなので、食材が入る大きさのお鍋を用意して、そこに投入すれば完了です!

今回は、湯煎せずに冷たいままいただく料理もありましたので、間違えてお鍋の中にいれないように注意してくださいね。
湯煎もせずに、封を切ってお皿に盛るだけで簡単にファーストクラスの味を楽しむことができちゃうわけです。

ただし湯煎の際には気を付ける点があります。

沸騰前(85度程度)のお湯の中で15分間湯煎するわけですが、冷蔵の食材を入れると一時的に温度が下がります。
それを85度程度に戻し、そのまま15分間温めなくてはいけません。

というのも高温度で湯煎し続けると、お肉が固くなってしまうためです。

私は調理用の温度計を持っていないため85度を見極めるのが難しかったですが、お肉も固くならず美味しくいただけたので、そんなに「キッチリ85度にしなくてはいけない!」などと神経質にならなくても良いかも。

なお賞味期限は食材の裏側に書いてあります。

ワールドフレーバーのwebサイトには、「商品が届いてから7日くらいの賞味期限になるように発送している」と記載されています。

冷蔵ですが、1週間くらいの賞味期限があると慌てて食べなくても良いので嬉しいですね。

ワールドフレーバーの贅沢デザート

ワールドフレーバーのプリン3種

ワールドフレーバーのファーストクラスメニューにはデザートもあります。

「ポット デ クレーム」というフランスの家庭で作られるプリンです。

牛乳は使用せず、生クリームを100%使っている上に、卵も卵黄のみなので、味は濃厚。
最近は固めのプリンが人気のようですが、私はこのプリンのような滑らかな口当たりの方が好き!
まるでクリームそのものをいただいているようです。

味はアールグレイ、バニラ、ソルトカスタードの3種類。
アールグレイ味のプリンは珍しいのでは?

どれも美味しかったのですが、中でも気に入ったのはバニラです。
クリーミーで口の中でとろけてしまうほど。
濃厚な味わいですが、しつこさはありません。

ぜひ食後にプラスして、贅沢なひとときを過ごしてくださいね。

国際線ファーストクラス機内食オンライン販売サービス「WRLD FLVRS(ワールドフレーバー)」について

ワールドフレーバーの公式サイト
WRLD FLVRS(ワールドフレーバー)」の公式サイト

今回トルコ料理をいただきましたが、ワールドフレーバー(WRLD FLVRS)には他にも中華料理、和食、西洋料理、タイ料理、韓国料理、インド料理など国際食豊かで美味しそうなメニューが揃っています。

おうちごはんをワンランクアップさせたい方は、ぜひチェックしてくださいね。

ワールドフレーバーの他の機内食メニューの感想はこちら
和食の実食レポート・口コミを見てみる
韓国料理の実食レポート・口コミを見てみる
スイス料理の実食レポート・口コミを見てみる
南インドカレーの実食レポート・口コミを見てみる

お取り寄せで楽しむワールドフレーバーのファーストクラス機内食

ワールドフレーバーのトルコ料理3品

今回いただいたのはワールドフレーバー(WRLD FLVRS)のトルコ料理

  • メルジメッキ チョルバス(レンズ豆のスープ)
  • ゼイティンヤール ピラサ(長葱の前菜)
  • ベーエンディ クズ(ラム肉のナスペースト添え)

です。

普段はあまり馴染みのないトルコ料理ですが、意外に口に合うことがわかりました。

またラム肉など自宅での調理が難しい食材も、あらかじめ本場のシェフが調理してくれているので、自宅では湯煎するだけという超簡単さ。
普段はなかなか食べれない本格料理を自宅で美味しくいただけるなんて、本当に贅沢ですよね!

ワールドフレーバーにはトルコ料理だけではなく、洋食や和食・タイ・中華・インド料理など世界各国のファーストクラスメニューが揃っています。

旅行気分で特別な味を楽しめるはず。
ぜひ皆さんもおうちで本格的なファーストクラスメニューを味わってくださいね。

ごちそうさまでした。

よかったらシェアしてね!
目次