この記事は、ホーランドアメリカライン社の「ウエステルダム」で体験した14泊15日の日本発着クルーズ乗船記です。
旅行記としての時系列形式ではなく、乗船を考えている方が知りたい「客室」「食事」「英語」「費用」「寄港地の実際」などを実体験に基づいてまとめています。
またウエステルダムで過ごして感じたこと、良かった点と困った点、そして「この船は誰に向いているのか」をお伝えします。
さらに私たちは同じプレミアム客船の「ダイヤモンド・プリンセス」と「セレブリティミレニアム」での日本発着クルーズの乗船経験もあるため、3つの船の比較も行なっています。
【この乗船記のまとめ】
- 乗船した船:ホーランドアメリカライン「ウエステルダム」日本発着クルーズ14泊15日
- 寄港地:神戸・那覇・石垣・花蓮・基隆・済州島・長崎・鹿児島
- 客室:ベランダ(ギャランティーで予約)
- 良かった点:クルーがフレンドリー/食事が美味しい/サーマルスイートが快適
- 困った点:リピーターランチで英語の会話についていけなかった
- 向いている人:静かな雰囲気と食事重視/英語OKな人
- 向かない人:日本語サポート重視/船内アクティビティ重視派
*本乗船記は2019年春の体験をベースにしています。必ずしも最新とは限らず、航路、料金、船内サービスなどは現在と異なる可能性があります。
一方で船内雰囲気や客層、日本語対応の状況といった基本的な特徴は大きく変わっていないと考えています。
最新情報はホーランドアメリカライン公式サイトでご確認ください。
【ウエステルダム乗船記】14泊15日の日本発着クルーズの概要

まずは、今回乗船したウエステルダムでの日本・台湾・韓国を巡る14泊15日クルーズの概要を紹介します。
クルーズ行程表
| 日時 | 寄港地 | 入港 | 出港 |
|---|---|---|---|
| 3月31日(日) | 横浜(乗船) | ーーー | 6:00pm |
| 4月 1日(月) | 終日航海 | ーーー | ーーー |
| 4月 2日(火) | 神戸(兵庫) | 8:00am | overnight |
| 4月 3日(水) | 神戸(兵庫) | ーーー | 5:00pm |
| 4月 4日(木) | 終日航海 | ーーー | ーーー |
| 4月 5日(金) | 那覇(沖縄) | 8:00am | 5:00pm |
| 4月 6日(土) | 石垣島(沖縄) | 8:00am | 5:00pm |
| 4月 7日(日) | 花蓮(台湾) | 8:00am | ーーー |
| 4月 8日(月) | 基隆 (台湾) | 8:00am | 5:00pm |
| 4月 9日(火) | 終日航海 | ーーー | ーーー |
| 4月10日(水) | 済州島(韓国) | 8:00am | 5:00pm |
| 4月11日(木) | 長崎 | 8:00am | 4:00pm |
| 4月12日(金) | 鹿児島 | 8:00am | 6:00pm |
| 4月13日(土) | 終日航海 | ーーー | ーーー |
| 4月14日(日) | 横浜(下船) | 7:00am | ーーー |
航路の概要と感想
14泊15日のうち、寄港日が9日、終日航海日が4日という構成です。
終日航海日が適度に入ることで、身体を休めたり、船内施設をゆっくり楽しむ時間が確保できます。
寄港地観光が続くと体力的に疲れも出てくるため、この配分は長期クルーズとしてバランスが取れていると感じました。

若くないので寄港地観光が続くと辛いのです・・。涙
寄港地は日本(神戸・那覇・石垣島・長崎・鹿児島)に加えて、台湾(花蓮・基隆)と韓国(済州島)が組み込まれた周遊型で、「日本発着で複数の国をまとめて回れる」点が特徴。
ホーランドアメリカラインの日本発着クルーズは以前より行われていますが、ダイヤモンド・プリンセスのように日本発着クルーズの本数は多くありません。
情報が少ない分、船内の過ごし方や寄港地での動き方を事前にイメージしにくいので、この記事では「実際にどう回ったか」「何が便利で、どこで疲れたか」も含めて紹介します。
【ウエステルダム乗船記】客室レビュー|ベランダ客室に14泊してわかったこと


今回利用したのは、ベランダ付き客室です。
14泊クルーズは船内で過ごす時間が長く、客室の快適さが満足度に影響します。
ここでは、「良い点/気になる点」など実際に14泊を過ごして感じた客室の使い勝手を紹介します。
14泊過ごして分かった「広さ」と過ごしやすさ


ウエステルダムのベランダ客室は約19.7㎡〜32.5㎡(約12畳〜20畳)です。
この数字の中にベランダやシャワーブース、洗面台、クローゼットなども含まれていると思うと、狭く感じるかもしれませんが、2人で14泊しても「狭くて困る!」という感じではありませんでした。
ただスーツケース2つを広げられるスペースはありませんでした。



荷物を出したりパッキングする時には、1つはベッドの上に置いて作業しました。
コンセントは充実しており、上記写真のデスクの他に、ベッドサイドテーブルにも充電用のUSBポートが備わっていました。
デスクの左下の棚は冷蔵庫、右下は棚です。ドライヤーは右下の棚に入っていました。
ウエステルダムの客室収納




14泊のクルーズでは、寄港地や船内の気温差への対応、さらにはガラ(フォーマル)用のスーツなども必要なため、どうしても荷物が増えがちです。
客室の収納は以下の通り揃っています。
- クローゼット(ハンガーで吊るす収納):シワにしたくない服に最適。高さが充分にあるため、ドレスなど丈の長い洋服も問題なく掛けられます。
- 引き出し:Tシャツや下着など、たたんで収納する衣類に使用しました。
- 棚:バスルーム内とデスク周り、ベッド脇にあり、日用品の置き場所に。薬、充電器、紙類などの小物をカテゴリ別に分けて置くと迷わず便利です。
- スーツケース置き場:ベッドの下に空間があり、収納可能でした。
クルーズでは「荷物を全部クローゼットに移して生活する」スタイルが一般的なため、収納力は重要です。
今回の14泊という長さを考えると、個人的にはもう少し引き出しやクローゼットの容量があれば、より快適だと感じました。
水回り(シャワー・洗面台)の使い勝手




バスルームはクローゼットの向かいにあります。
写真の左上に少しだけ写っているのが収納棚です。
さらに洗面台の下にも棚があり、バスルームの収納力はまずますと感じました。
ウエステルダムのアメニティを見てみる
- 固形せっけん
- シャンプー
- コンディショナー
- シャワージェル
- ボディーローション
- ヘアーキャップ
固形せっけん・シャンプー・コンディショナー・シャワージェルはイギリスのスキンケアブランド「Elemis(エレミス)」です。
ホーランドアメリカの場合、ベランダ付き客室にはバスタブが備わっていることが多いのですが、私たちが利用した4166号室はバスタブはなくシャワーのみでした。
でもシャワーブースは広さもあり、不便は感じませんでした。
シャワーは固定ではなく、可動するハンドシャワーなのが嬉しかったです。
ベランダ客室の活用シーンと注意点


ベランダは開放感があり「あると嬉しい」設備ですが、14泊の実体験としては「天候や状況によって使い勝手が大きく左右される」と感じました。
私たちが実際に重宝したのは、主に以下の3つの場面です。
- 混雑を避けた休憩: 船内施設が混み合う朝や夕方の時間帯に、プライベートな休息場所になります。
- 出入港の景色を見る: 寄港地が多い航路の場合、部屋からのんびりと入港・出港シーンを見られます。
- 客室内の換気: 空調による乾燥が気になる際、外気を取り入れてリフレッシュするのに役立ちます。
一方で、風の強さや外気温によっては、室内で過ごす方が快適な日も少なくありません。
特に春先(3月末〜4月中旬)の日本発着航路は、日によって体感が変わるため、ベランダに出るなら羽織れる上着があると良いです。



「ベランダで優雅に朝食」はクルーズの憧れですが、実際は日本近海だと寒く、逆に台湾周辺では蒸し暑くて……。結局、私たちは一度もベランダで食事をしませんでした。
14泊だからこそ分かった「良かった点/気になった点」


私たちが利用した客室は「VB4166」号室。
デッキプランを見てわかるとおり、かなり船尾に近い場所です。
船尾は比較的揺れを感じやすいと言われていますが、実際に部屋で過ごしていて強い揺れを感じることはありませんでした。
また、エレベーターが近く、クルーズ中によく利用するビュッフェレストラン「Lido(リド)」も後方にあるため、移動がとてもスムーズ。
結果的に利便性の高い快適な場所でした。
なおVB4166の右側には客室がありません。
ここはサービス用の階段で、その分バルコニーが横に長くなっているのです。(クルーズ中にサービス用階段が使用されることはありませんでした)



私たちは「ベランダだけスイート」と呼んでいました。笑
良かった点
- 船尾に近いということもあり人通りは少ない。廊下などからの音が気になることはほとんどなかった
- ビュッフェレストランへの移動がスムーズ
- 化粧品や小物を置ける洗面台のスペースが広く、身支度がしやすい
- 標準的な客室の約2倍の横幅のバルコニーは開放感は抜群
気になった点
- 船内は空調の影響で乾燥しやすい。加湿器はないため、濡れタオルを干すなどの対策が必要
- バスタブはなくシャワーのみ。14泊中「湯船に浸かりたい!」と思う日はあった
- 船首にあるメインステージなどへの移動は大変
ウエステルダムの各デッキの施設配置や客室カテゴリ別の違いについては、別記事「ウエステルダム デッキプラン」で詳しく解説しています。
ウエステルダムのデッキプラン
ギャランティー(保証)予約とは:仕組みと注意点
今回私たちはギャランティーで予約しました。
ギャランティー予約とは、客室の具体的な位置(部屋番号)を指定せずに申し込む予約方法です。
「客室タイプ(今回はベランダ)」のみを指定し、実際の部屋割りは出発直前、または乗船時に確定します。



私たちは船前に客室番号が決まりました。
通常の予約より料金が安く設定されていることが多い点がメリットですが、その一方で、前方・後方や高層階・低層階といった客室位置を選べないというデメリットもあります。
同じベランダ客室でも、眺望や船内動線、上階施設との位置関係(足音など)によって快適さが変わるため、こうした点を理解した上で選ぶのがおすすめです。
*「ギャランティー=必ずアップグレードされる」というわけではなく、割り当てはその時の状況次第です。
【ウエステルダム乗船記】食事レビュー|メインダイニング中心に14泊で感じたこと


14泊の長期航路で心配だったのは「食事に飽きないか」でしたが、私たち夫婦は最後まで単調さを感じずに楽しめました。
ここでは、利用頻度の高いメインダイニングを中心に、実際の体験に基づいた感想をまとめます。
ウエステルダムのレストラン一覧や各店の特徴は下記の記事で詳しく紹介しています。
ウエステルダムのレストランと食事レポート
ウエステルダムのメインダイニング:「14泊でも飽きない」と感じた3つの理由


クルーズの満足度を左右するのは「毎日の食事」です。
ウエステルダムのメインダイニングは、派手さよりも「きちんとした食事を安定して楽しめる」という印象で、特に次の点が良かったです。
- 選択肢が複数ある:その日の気分や体調に合わせて選べるメニューが常に複数用意されている。
- 量の調整がしやすい:コースの品数を減らしたり、逆に気に入った料理を複数頼んだりと、自由に組み合わせが可能。
- 大きく外す日が少ない:どの料理も平均点が高く、当たり外れの波が少ない安心感がありました。



オーダーしていないのに、「美味しいから食べてみて!」と前菜やデザートを2品持ってきてくれることもありました(笑)。






【実食レポ】特に印象に残ったおすすめメニュー
数ある料理の中でも、特に「これは頼んで正解だった」と感じたメニューを紹介します。
ウエステルダムの料理は、複雑な創作料理よりも、素材の良さを活かしたシンプルなメニューの方が満足度が高い傾向にありました。


クルーズ中に何回か行われるフォーマルナイト(ホーランドアメリカでは Gala (ガラ) と呼ばれています)で提供されたステーキとロブスターという豪華な組み合わせのお料理( Surf and Turf :サーフアンドターフ)。
もちろんステーキもロブスターも追加料金無しでいただけます!


2人ともが大好きな Prime Rib of Beef Au Jus(プライムリブ)。
外側はしっかり旨味が凝縮されてて、中はとろけるように柔らかい。でもちゃんと肉の歯ごたえもある絶妙な火入れ。お肉の美味しい味を感じます。


Black Forest Cake no sugar added(ブラックフォレストケーキ)。
キリッシュフレーバーのクリームが美味しい、フワフワのケーキです。
チョコの濃厚な苦味と、生クリームのまろやかな甘さ、チェリーの爽やかな酸味に加え、ほのかに香るキルシュのアルコール感。このバランスが超絶良いのです。一番好きなデザート!
長期クルーズで無理をしない「食事の工夫」


14泊で毎日フルコースを食べ続けると、胃が重くなったり食事自体に疲れたりすることがあります。私たちは食事に「強弱」をつけることで、最後まで無理なく楽しめました。
実践して良かった工夫は以下の通りです。
- 「全種類頼まない」を基本にする: 「前菜+メインのみ」「スープ+メインのみ」など、1〜2品減らすだけで胃の負担は軽くなります。「フルコース=全部食べるもの」という思い込みを外すのがコツ。
- 意識的に「胃を休める日」を作る: 外国船は肉・バター・クリームを多用した料理が続きます。魚料理、蒸し料理、和食や麺類を意識的に選び、胃をリセットする日を設けました。
- 翌朝の食事でバランスを取る: 前夜にしっかり食べた場合は、翌朝をシリアル、お粥、フルーツ、サラダなどの軽めのメニューに切り替えて調整しました。
失敗談から学ぶ:乗船初日の体調管理と食事の注意点
今回の乗船で最も反省したのは、乗船初日の過ごし方です。
夫の体調が優れず、ディナーの途中で席を立つことがありました。
乗船日は気分が上がる一方で、同時に「移動の疲れ」や「環境の変化」が体に蓄積しているタイミングでもあります。私たちはこの経験から、初日は特に無理をしない方が良いと感じました。
この経験から、次のような点が大切だと感じています。
- 初日の食事は「控えめ」を徹底する: 気分が高揚していても、胃腸を慣らすために量は意識的に抑える。
- 無理にメインダイニングに行かない: 少しでも疲れを感じたら、自分のペースで食べられるビュッフェで済ませるのもアリ。
- 「楽しみは翌日以降」と割り切る: 「せっかくだから」という無理は禁物。常備薬の持参やこまめな水分補給など、基本の体調管理を優先する。
乗船初日は「体を慣らす日」と割り切り、食事も予定も控えめにするのが一番だと感じました。



翌日は終日航海日だったので、部屋でゆっくり過ごして復活しました!
ウエステルダムはレストランの選択肢がいくつかあり、「どこに行けばいいか」「無料・有料の違い」などは次の記事をご覧ください。
ウエステルダムの食事・レストラン
クルーズ旅行の食事について
【ウエステルダム乗船記】14泊15日で「本当に良かった体験」トップ3


ここからは、今回のウエステルダム14泊15日クルーズを通じて、「これは良かった」と感じたポイントを3つ紹介します。
派手なイベントというより、ウエステルダムだからこそ感じられた「快適さ」を中心にまとめました。
1位:言葉の壁を感じさせない「クルーの距離感」


ウエステルダムで最も印象的だったのは、クルーとのコミュニケーションが非常に心地よかった点です。
日本発着クルーズとはいえ船内の公用語は英語ですが、ホーランドアメリカラインのクルー(多くはインドネシア出身)は、非常にフレンドリーでこちらが完璧な英語でなくても意図を汲み取ろうとしてくれる姿勢が印象的でした。
14泊もすると、顔なじみのクルーができて「昨日はどうだった?」と声をかけてくれるようになります。このような日常的なやりとりが、船内での居心地を良くしてくれるのです。



客室担当のクルー(インドネシアの女性)とは女子トークをしたこともありました。彼女のボーイフレンドも喫煙者だということで、2人で「タバコは止めてほしいよね〜」なんて話していたのでした。
また、クルーズ中に客室のトイレが流れなかったことがあり、原因は長時間トイレを使わなかったことだと思い、「その後は頻繁にトイレを使うようにしてるよ」と彼女に伝えたら、大笑いされました。
英語が不安な方向けの工夫や、最低限のフレーズについては別記事で詳しくまとめています。
英語ができなくてもクルーズを楽しむ方法
2位:食事の満足度が高い(14泊でも負担になりにくい)


食事についてはレビュー記事で詳しく触れましたが、単に「美味しい」だけでなく「14泊食べ続けてもストレスがなかった」ことは大きなポイントです。
メインダイニングだけではなく、ビュッフェの質も高く、馴染みのあるアジア料理のラインアップも豊富でした。
「今日は軽く済ませたい」「今日はがっつり食べたい」という毎日の気分の波に、応えてくれる選択肢があったおかげで、日数が長くても食事がストレスになりにくく、下船日まで食事を楽しめました。



ダイブインのハンバーガーは絶品!特にベーコンが入った「THE CANNONBALL」が大好きです!!
レストランの使い分けや、具体的に良かった点については別記事にまとめています。
ウエステルダムの食事・レストラン
3位:寄港地観光の疲れをリセットできる「スパ」


連日の寄港地観光による足腰の疲れを癒やしてくれたのが「スパ」です。
私たちは、乗船期間中にハイドロプール(温水プール)やサウナ、サーマルスイートを何度でも利用できる「カップルパス」を購入し、ほぼ毎日利用しました。
費用はかかりますが、寄港地観光で歩き疲れた足腰をほぐし、また体を芯から温めることで、翌日に疲れを残さず活動できたのは良かったです。



販売されるパスの枚数は限られています。乗船初日に申し込むと割引が適用されることも多いので、私たちは乗船後すぐに購入しました。
【ウエステルダム乗船記】相席ランチで英語がつらかった話と対策


ウエステルダムは全体的に満足度が高いクルーズですが、英語で苦労した場面もありました。
日本発着でも外国船のため船内は英語中心。注文・挨拶は対応できますが、「会話を楽しむこと」が目的の場になると、一気に難易度が上がります。
ここでは実際に私が直面した困った体験と、その経験から学んだ現実的な対策をまとめます。
英語が得意でない方は参考にしてくださいね。
【実録】リピーター向けランチで海外客6名と相席になった話
それは、リピーター特典である「マリナーズ・ランチ」での出来事。
このイベントは、食事をしながらゲスト同士が交流する場なのですが、私たちは会場への到着が遅れてしまいました。
その結果、二人席はすでに満席。案内されたのは、なんと海外からのゲスト6名が座る円卓での相席でした!!
当然、飛び交う会話はすべて英語です。
1対1ならまだしも、ネイティブを含む6名の会話スピードや話題の切り替えについていくのは至難の業です。
特に「日本周遊クルーズ」のため、彼らは日本のことについて色々聞きたがっていましたが、私たちは英語でうまく答えられず、愛想笑いをするのが精一杯でした。



会話に入れない気まずさから、食事の間はひたすら無料のシャンパンを飲んでやり過ごしました……(苦笑)。
今ならこうする:相席イベントで困らないための現実的な対策
この経験を経て、もし次回同じような状況になった場合に取るべき、英語力に頼らない現実的な対策を3つ考えました。
- 早めに会場へ行き、2人席の希望を伝える
今回最大の要因は、到着が遅れ二人席が埋まってしまったこと。
相席を避けたい場合は、なるべく早く会場へ行き「二人席(Table for two)」を希望する旨を伝えるのが最も確実です。 - 無理に参加しないという選択もある
リピーター特典は魅力的ですが、交流そのものがストレスになっては本末転倒。
内容が「ゲスト同士の交流」を主目的とするものであれば、参加を見送るのも一つの判断。 - 退出時のフレーズを用意しておく
相席になってしまい辛い場合は、デザート前に「I’m full, thank you.(お腹いっぱいです)」や「I have a plan after this.(この後予定があって)」と言って、早めに切り上げる準備をしておくと心理的な負担が減ります。
これから乗る方へ|「注文の英語」と「会話の英語」は別物
ウエステルダムは、ダイヤモンド・プリンセスなど日本発着が主力の船と比べると、日本語サポートは限定的です。「日本発着だから日本語だけで大丈夫!」と考えて乗船すると、今回の相席ランチのような場面で戸惑う可能性があります。
ただ、レストラン等の日常的なやり取りは、短い英語と工夫で対応できることが多いです。
しかし会話が主役となる場は難易度が異なります。英語に不安がある場合は、無理に参加せずイベントを選ぶことが、ストレスなく楽しむコツです。
英語が不安な方向けの準備については、以下の記事でも詳しく解説しています。
英語ができなくてもクルーズを楽しむ方法
翻訳機があっても「多人数での会話」はハードルが高いが、保険としては有効
今回の相席のような状況を振り返ると、たとえ翻訳機があったとしても解決は難しかったと感じます。6人がテンポよく会話する場では翻訳機の処理が追いつかず、無理に使おうとすればかえって場の流れを止めてしまう恐れがあるからです。
ただし、翻訳機が役立つ場面もあります。「どこから来たの?」といったシンプルな質問や、一言だけ意味を確認するような限定的な使い方であれば十分役立ちます。
私はこの経験以降、クルーズには翻訳機(ポケトーク)を持参するようになりました。
完璧に会話するためではなく、困ったときの保険として持っておくと安心です。
特にクルーへの質問や何かトラブルが起きた場面など、1対1で目的がはっきりしている会話では助かる場面が多いです。
英語が苦手な私たちが「お守り」として持参した翻訳機の実力とは?
【実機レビュー】「ポケトーク」は本当に使える?検証した本音
【ウエステルダム乗船記】寄港地ダイジェスト|アクセス情報と観光ルート


次に各港での「滞在時間」や「船が着く場所(ターミナル)」、私たちが選択した「移動手段」を紹介します。
観光プランを立てる時の参考にしてくださいね。
| 寄港地 | 港名 | 入出港時間(*1) | 主な移動手段 | シャトルバス |
|---|---|---|---|---|
| 神戸(*2) | 神戸ポートターミナル(4Q1/Q2) | 8:00〜(翌)16:30(*3) | ・ポートライナー ・シティーループバス | 港 ⇄ 元町 |
| 那覇 | 那覇港 若狭バース(泊8号) | 8:00〜18:00 | ・タクシー | なし |
| 石垣島 | 石垣港 新港クルーズ岸壁 | 8:00〜18:00 | ・観光タクシー | 港 ⇄ 石垣港ターミナル |
| 花蓮(台湾) | 花蓮港 | 8:00〜16:30 | ・徒歩 | 港 ⇄ アズールホテル |
| 基隆(台湾) | 基隆港 | 8:00〜17:30 | ・貸切チャーター | なし |
| 済州島(韓国) | 済州島国際ターミナル埠頭 | 8:00〜16:30 | ・徒歩 | 港 ⇄ 観徳亭 |
| 長崎 | 長崎港 松が枝埠頭 | 8:00〜15:30 | ・市電 ・徒歩 | なし |
| 鹿児島 | マリンポートかごしま | 8:00〜17:30 | ・フェリー ・サクラジマアイランドビュー | 港 ⇄ ドルフィンポート |
各寄港地の観光ルートと見どころ(ダイジェスト)
各港で私たちが実際に巡ったルートと、短時間滞在でのポイントを振り返ります。
神戸




観光ルート(1日目):
港 →(ポートライナー)→ 三宮駅 → (シティーループバス)→ 三宮駅 → ランチ → 三宮駅 →(シティーループバス)→ 神戸異人館 → (シティーループバス)→三宮駅 → (ポートライナー)→ 港
観光ルート(2日目):
港 →(ポートライナー)→ 貿易センター駅 → 「希望の灯り・復興モニュメント」→ 神戸市役所展望ロビー → 南京町 → (シャトルバス)→ 港
シティーループバスとポートライナー、徒歩で満喫
1日目は「シティーループバス」をフル活用して主要スポットを周遊。神戸異人館も散策。
2日目は東遊園地内の「希望の灯り」や復興のモニュメント、市役所の無料展望台へ。ランチは南京町で食べ歩き。
シティーループバスは、北野異人館、元町、南京町、旧居留地、メリケンパーク、ポートタワーなど17ヶ所の観光スポットを1周約65分で巡るバス。手軽に観光できるので便利です。
那覇




観光ルート:
港→(タクシー)→ やちむん通り → ランチ → 国際通り→(タクシー)→ 港
雨天プランで「やちむん通り」へ
あいにくの雨で石畳散策は断念。タクシーで「やちむん通り」へ向かい、シーサー購入や壺屋焼の窯元を見学。ランチもやちむん通りにある琉球料理店で。
港は国際通りから離れているので(徒歩で20分以上)、移動方法を事前に考えておいた方が良いです。
石垣島




観光ルート:
港→ 石垣島鍾乳洞 → エメラルドの海を見る展望台 → 石垣やいま村 → 川平湾 → ユーグレナモール → 港
レンタカーなしでも「観光タクシー」で効率よく
石垣島はレンタカー移動が主流ですが、慣れない土地での運転リスクや手続きの手間を避け、4時間の貸切観光タクシー(約14,000円)を事前予約しました。 おかげで石垣島鍾乳洞、展望台、石垣やいま村、川平湾をスムーズに周遊。
石垣島は見どころが点在しているため、短時間で主要スポットを回るなら、タクシーやレンタカーなど車の手配をしておくと動きやすいです。
花蓮(台湾)




観光ルート:
港 → (シャトルバス)→ 花蓮市公有綜合市場(綜合市場) → 花蓮鐵道文化園区 → 小籠包 → (シャトルバス) → 港
シャトルバスで市街へ
船会社手配の無料シャトルバスで市街地へ。市場や「花蓮鐵道文化園区」をのんびり散策。昼間のため東大門夜市は閉まっていたが、蒸し餃子で有名な「周家小籠包蒸餃」で念願の小籠包を堪能。
派手な観光よりも、台湾の日常を感じる街歩きが楽しいエリアです。
基隆(台湾)




観光ルート:
港 → (貸切チャーター)→ 九份 → 阿妹茶楼(九份)→ (貸切チャーター) → 基隆廟口夜市 → 港
貸切チャーターで九份へ
九份を訪れるため、現地オプショナルツアーサイト(ベルトラ)
滞在時間が限られるクルーズ観光では、無理に自力で移動するよりもチャーター車を利用する方が、確実かつ安全に目的地を回れます。
済州島(韓国)




観光ルート:
港 → (シャトルバス)→ 東門在来市場 → 済州中央地下商街→ (シャトルバス) → 港
市場と地下街を散策
入国審査は驚くほどスムーズ。無料シャトルバスで旧済州の中心地エリアへ。「東門在来市場」の散策と、地下街の食堂でのランチで韓国料理を体験。
東門在来市場には多くの店が入っていて、迷路のように広がる巨大なマーケットは歩いているだけでも楽しいです。
長崎




観光ルート:
港 → (市電)→ 出島 → 新地中華街 → ランチ → (市電) → グラバースカイロード → グラバー園 → 大浦天主堂 → 岩崎本舗 → オランダ坂 → 東山手甲十三番館 → 港
徒歩と市電で主要スポットを巡る
出島、新地中華街、グラバー園、大浦天主堂などの主要スポットを、徒歩と路面電車(市電)で巡りました。昼食は人気の居酒屋で地魚の寿司を堪能。混雑を避けるため開店30分前から並ぶのがポイント。
長崎は観光地がコンパクトにまとまっており移動しやすいため、短時間でもプランを立てやすいです。
鹿児島




観光ルート:
港 → (シャトルバス)→ ドルフィンポート → (フェリー) → 桜島 → (サクラジマアイランドビュー) → 火の島めぐみ館 → 溶岩なぎさ公園足湯 → (フェリー) → ドルフィンポート → (シャトルバス) → 港
フェリーで桜島へ
フェリーで桜島へ渡り、循環バス「サクラジマアイランドビュー」を利用して島の西エリアを周遊。このバスは湯之平展望所など主要な11のポイントを巡り、途中で下車もできるため桜島観光に非常に便利です。
観光後は「溶岩なぎさ公園」の足湯でリフレッシュし、ランチには名物の黒豚ラーメンを楽しみました。
【ウエステルダム乗船記】費用の全公開|14泊15日で実際いくらかかったか
次に14泊15日クルーズにかかった費用を紹介します。
| 項目 | 金額(二人分) | 備考 |
|---|---|---|
| クルーズ代金 | ¥269,846(*1) | 一人分は¥134,923($1,199) |
| 港湾税・諸税等 | ¥43,660(*1) | 一人分は¥21,830($194) |
| 船内追加費用 | ¥58,850(*2) | 有料レストラン、スパ利用料($535/二人分) |
| チップ(サービスチャージ) | ¥44,660(*2) | 一人分は¥1,595($14.5/1日) |
| 海外旅行保険 | ¥8,370 | |
| 合計 | ¥425,386 |
*上記金額は2019年当時の記録です。料金体系は変更される可能性があるため、最新条件は必ず公式案内で確認してください。また寄港地での観光に使った費用は含めていません。
14泊15日を「1日あたり」で見たときの費用感
14泊クルーズは総額だけを見ると高額に感じますが、「1日あたり」に分解すると印象はかなり変わります。
今回のウエステルダム14泊15日では、二人分の総額が 425,386円。
これを日割り計算すると、1日あたり約30,385円(2名分)、つまり1人あたり約15,200円です。
この金額には、宿泊費、移動(航海)、基本的な食事、船内エンターテインメントが含まれています。
陸路の旅行で、同等のホテルに泊まり、都市間を移動しながら3食外食を続ける場合、1日1万5千円の予算内に収めるのは現実的にかなり困難です。
ウエステルダムのようなプレミアムクラスの船は、1人1泊2万円前後が相場となることも珍しくありません。
もちろん航路や時期で条件が変わったり、ドリンク、Wi‑Fi、スパ、有料レストランなどの利用で最終的な総額は変わりますが、基本料金が1万円台前半で収まっている今回のプランは、プレミアム船のサービスを考慮すれば、かなり手頃な設定だったと考えています。
【ウエステルダム乗船記】14泊で本当に役立った持ち物まとめ|長期クルーズ目線の実用リスト


このウエステルダム日本発着14泊クルーズで、実際に持って行って役立ったものと、持っていけばよかったと感じたものを紹介します。
日本発着クルーズでは寄港地で買い足すことも可能ですが、観光時間を使って探す手間や、使い慣れた物が手に入らないケースもあります。
今回は14泊という日数を前提に、体調管理と船内での快適さを優先して準備しました。
ここでは「ウエステルダム14泊クルーズで実際に持参して役立ったもの」に加え、「持っていけばよかったもの(次回以降の実体験あり)」も紹介します。
一般的な「クルーズの持ち物チェックリスト」は別記事でまとめています。
クルーズの持ち物について
実際に持って行って助かったもの
1)常備薬セット
長期クルーズでは「ちょっとした不調」を引きずるとつらくなるため、常備薬は優先度が高い持ち物です。
私が持っていったのは、胃腸薬・鎮痛薬・酔い止め・のどや鼻の薬・絆創膏に加えて、疲労回復系の市販薬をまとめた常備薬セットでした。
特に寄港地観光が続く日程では、疲労回復薬があるかどうかで回復スピードが違うと実感しました。
14泊分の薬をスッキリ整理。私が愛用しているケースはこちら。
薬の種類や日数に合わせて小分けできる、便利な常備薬ケース
2)携帯用おしり洗浄器
洗浄機能付きトイレが備え付けられているクルーズ船や客室クラスもありますが、外国船ではまだ一般的とは言えません。
今回乗船したウエステルダムでも、客室トイレに洗浄機能はありませんでした。
日本では当たり前になっている設備だけに、長期クルーズでは「なくても大丈夫だろう」と思っていると、じわじわと不便さを感じやすいポイントです。
携帯用のおしり洗浄器を1つ持って行ったことで、滞在中の快適さが大きく変わります!
電源不要で使えるタイプも多く、かさばらないため、長期間船内で生活するクルーズでは用意しておいて損はないアイテムだと感じています。
船室のトイレ対策に。電源不要で軽量な「おしり洗浄器」はこちら。
コンパクトに持ち運べる、実用的な携帯おしり洗浄器
3)歩きやすい靴(履き慣れたもの)
寄港地観光ではとにかく歩きます!(そして意外に船内も歩きます!!)
新しい靴や「旅行用に買った靴」よりも、普段から履き慣れている靴が一番安心です。
靴ずれ対策グッズも用意しましたが、結果的に使いませんでした。
「履き慣れた靴を選ぶ」こと自体が最大の対策だと感じました。
4)薄手の羽織るもの(船内の冷え対策)
3月末〜4月中旬の日本発着では、船内は空調でひんやり感じることがありました。
特にレストランやメインステージなどでは、羽織れるものが1枚あるだけで体感がかなり違いました。
厚手である必要はなく、軽く持ち歩けるものが便利です。
5)水着
ウエステルダムのサーマルスイート(ハイドロプール、サウナ等)を利用するには水着が必要でした。
「行こうと思ったのに水着がない」という状況を避けるため、最初から入れておいて正解でした。
6)洗濯用洗剤とピンチ(簡易洗濯用)
荷物を少なくするためにも、クルーズ途中で洗濯しています。
ウエステルダムには船内ランドリーがないため、下着や靴下などの小物は客室の洗面台で手洗いし、バスルームのロープに干しています。
7)薄型クリアファイル/ドキュメントケース
船内新聞(デイリープログラム)、寄港地マップ、下船案内など、紙類は意外と多いです。
14泊では、これらをまとめておけるケースがあると、客室内が散らかりにくくなりました。
8)湿布・冷却シート
寄港地観光が続いた後の足や腰のケア用です。
翌日の疲れの残り方が違います!
持っていけば良かったと感じたもの
9)翻訳機
ウエステルダムは外国船なので船内は基本的に英語が必須。
日本発着クルーズでは日本語対応に力を入れているクルーズ船もありますが、まだまだ多くの船での公用語は英語です。
完璧に話すためではなく、「最低限の往復」を作るための道具として有効ではないかと思います。
また船内で配布される案内(下船案内やスケジュール変更など)もすべて英語のため、カメラ翻訳もできればなお安心です。
船内新聞の解読やクルーとのやり取りに、一台あると心強い
英語が苦手な方の強い味方、カメラ翻訳もできる最新AI翻訳機
10)スマートウォッチ(体調管理用)
歩数・睡眠・疲労の目安を見るために欲しかったアイテムです。
14泊では疲れが蓄積しやすく、「今日は休む」「明日は軽めにする」と判断する材料があると安心です。
特に寄港地が続く航路では、体調管理の補助ツールとして価値があると感じました。
毎日の歩数と睡眠を計測します
長旅のペース配分を助けるスマートウォッチの口コミを見てみる
3社乗り比べてわかった「ウエステルダム」の立ち位置と選び方


私はこれまで、日本発着クルーズにおいて以下の3つのプレミアムブランドに乗船してきました。
- ホーランドアメリカライン:ウエステルダム(2019年3月)/フォーレンダム(2018年4月)
- プリンセスクルーズ:ダイヤモンド・プリンセス(2023年4月・6月・9月)
- セレブリティクルーズ:セレブリティミレニアム(2024年5月)
同じ「外国船による日本発着クルーズ」であっても、実際に乗船してみると船内の雰囲気や日本語環境、過ごし方には違いがあります。
ここでは他の2社と比較してウエステルダムがどのような位置づけにあるのか、実体験をもとに紹介します。
*内容は私たちの乗船時の体感に基づいています。サービス内容は時期や航路によって変更される可能性がある点をご了承ください。
他社との比較で見えた、ウエステルダムならではの特徴
日本発着クルーズにおける主要3社の特徴を整理すると、以下のようになります。
- ダイヤモンド・プリンセス:安心感と日本仕様の充実
日本人乗客が多く、日本語スタッフや案内が非常に充実しています。客室の湯沸かしポットやスリッパ、和食メニューの選択肢の多さなど、初めての外国船でもストレスなく過ごせる体制が整っています。 - セレブリティミレニアム:都会的でモダンな非日常感
洗練されたデザインのインテリアが特徴で、雰囲気は非常に都会的です。日本発着であっても英語主体の場面が多く、より国際色の強い、スタイリッシュな空間を好む層に向いています。 - ウエステルダム:静寂と交流を楽しむ大人の空間
上記2船と比較すると、賑やかさよりも落ち着いた時間を重視する空気感が際立っています。日本人比率はそれほど高くなく、日本語対応も限定的ですが、クルーとの距離が近く、挨拶や一言のやり取りが自然に生まれるフレンドリーな環境です。
今回の14泊の航海で感じたのは、流暢な英語が話せなくても、基本的な挨拶さえあれば十分に居心地良く過ごせるという点です。他2社に比べても、クルーとの日常的なコミュニケーションが生まれやすく、それが船内での居心地の良さにつながっていたように感じました。
ウエステルダムのレストラン情報や利用した感想などは別記事で詳しくまとめています。
ウエステルダムの食事・レストラン
クルーズの食事全般(無料/有料、よくある疑問)はこちら。
クルーズ旅行の食事について
英語が不安な人向けの準備や工夫については別記事にまとめています。
英語ができなくてもクルーズを楽しむ方法
【ウエステルダム乗船記まとめ】日本発着クルーズの満足点とおすすめポイント


14泊15日のクルーズを終えて振り返ると、ウエステルダムでの時間は本当に快適で、プレミアム船ならではの「大人の落ち着き」を存分に味わえる旅でした。
この船には、最新鋭の巨大船にあるようなウォータースライダーや、煌びやかなショッピングモールはありません。 その代わり、静かなラウンジ、安定感のある食事、そして適度な距離感のサービスがあり、長期間でもストレスなく暮らすことができました。
ダイヤモンド・プリンセスの手厚い日本語サポートや、セレブリティの都会的な華やかさも素敵ですが、「船内では静かに読書や音楽を楽しみたい」 「賑やかすぎるのは苦手だが、食事のクオリティは譲れない」という方にとって、ウエステルダムの規模感と雰囲気は、「ちょうどいい」選択になるのではないでしょうか。
英語環境や収納面など、事前に知っておいたほうがよい点もありますが、それらを差し引いても「居心地の良さ」がある船です。
この記事で紹介した費用感や持ち物、寄港地の立ち回りなどの私たちの実体験が、これからウエステルダムへの乗船を検討されている方に役立てば嬉しいです。

