クルーズ旅行の大きな楽しみのひとつが「食事」。
海を見ながらの朝食や、ドレスアップしていただくフルコースなど、豪華な食体験を期待している方も多いのでは?
一方で、「クルーズの食事はまずいと聞いたけど本当?」「有料レストランやドリンクの料金って高いの?」といった疑問や不安の声も少なくありません。
この記事では、そんな「クルーズ旅行の食事」に関するあらゆる疑問を解消します。
食事の内容や料金システム、レストランの種類から実体験をもとにしたおすすめ船まで、わかりやすく解説します。
これからクルーズを計画する方が、自分にぴったりの船で美味しい時間を過ごせるよう、食事のポイントをお伝えします。
「クルーズの食事がまずい」は本当?噂の真相と失敗しない船の選び方

「まずい」と感じる主な理由は?
インターネットやSNSで「クルーズの食事がまずい」といった声を見かけて不安になった方もいるかもしれません。しかし、こうした感想の多くは、以下のような理由に基づいています。
期待とのギャップ
公式サイトやパンフレットには、豪華な料理の写真が並んでいます。
ところが実際には、ビュッフェ中心の食事だったり、料理が作り置きだったりするケースもあり、そのギャップにがっかりする人もいます。

初めてのクルーズで、パンフレットの「豪華ディナー」の写真にワクワクして乗船。
でも実際には、最初のランチに利用したビュッフェでは、料理も冷めていて、「あれ、思ってたのと違う…」と正直がっかり。それに自分で盛ったので見た目も残念なことに。
もちろん船によるとは思いますが、最初に期待しすぎないことも大事だと感じました。
混雑したビュッフェでの食事体験
カジュアルクラスのクルーズラインでは、ビュッフェレストランが人気ですが、「温かい料理が冷めている」「席が混雑して落ち着かない」といった声が一部で見られます。
人が多い時間帯を避けるなどの工夫が必要です。
料理の質は無料・有料で差がある
無料で提供される食事の質には限界があります。
一方で、有料のスペシャリティレストランでは本格的なコース料理やシェフの創作料理を楽しめることが多く、満足度が大きく異なります。



同じ船内でも、やはり有料レストランの料理のクオリティは違いましたね。
たとえばウエステルダムで利用した「ルディズ セルドゥメール」で食べたシーフードは絶品!さらに味だけではなく料理の演出も凝っていて楽しい!
無料ダイニングも悪くはなかったですが、「せっかくのクルーズなら、有料レストラン1回くらいは試すべき」と思えるほどの差がありました。
船によって「食のクオリティ」は大きく違う
すべてのクルーズ船で食事が「まずい」わけではありません。
実際には船のグレードや運航会社(クルーズライン)によって、料理の質・サービス・雰囲気は大きく異なります。
- カジュアルクラス(例:カーニバルクルーズライン、MSCクルーズなど)
ファミリーや若年層向けで、手頃な価格帯が魅力。メインダイニングでのコース料理に加え、ビュッフェやピザ、ハンバーガーなどの軽食も豊富に用意されています。
料理のクオリティはプレミアムクラス以上と比べるとやや控えめな傾向がありますが、満足度の高い船も多く存在します。 - プレミアムクラス(例:プリンセス・クルーズ、ホーランドアメリカライン・セレブリティクルーズなど)
食事の評価が高く、メインダイニングでもコース仕立ての料理が提供されます。サービスも丁寧で、「食」にこだわる方にも人気があります。 - ラグジュアリークラス(例:リージェント・シルバーシー・オーシャニアなど)
食材やシェフのレベルも高く、まさに「洋上のグルメレストラン」。多くのスペシャリティレストランが追加料金なしで楽しめる場合もあります。



セレブリティ・ミレニアムのビュッフェレストラン「オーシャンビューカフェ」の料理の種類とクオリティに本当に驚きました!
サラダや前菜はもちろん、エスニック料理や日替わりのカービングステーションまであり、どれも見た目にも美しく、手抜き感ゼロ。何度訪れても飽きることがなかったのは、まさにプレミアムクラスならではだと思います。
このように、同じ「クルーズ旅行」でも、どの船に乗るかで食事体験は大きく異なります。
選び方のポイント:口コミと「食事評価」をチェック
「まずい」と感じるか「最高だった」と感じるかは、選ぶ船と自分の価値観によって決まります。そのため、以下の2点を重視して船選びをするのがおすすめです。
クルーズ口コミサイトで「食事の評価」を確認する
たとえば、Cruise Criticでは、各クルーズの食事に対する評価や実際の写真付きレビューが掲載されています。星の数や具体的なコメントを参考にしましょう。
実体験ブログやYouTubeもチェック
SNSやブログ、YouTubeなどで、乗船者のリアルな食事の様子を見ることができます。写真や動画で見ると、雰囲気や料理の内容がより具体的に把握できます。
以上のポイントを押さえておけば、「クルーズの食事がまずかった…」という後悔を防ぎ、自分に合った船で美食を楽しむことができるでしょう。



我が家もCruise CriticのForumをチェックしています
クルーズ船内のレストランの種類と特徴


クルーズ船は、まるで「海に浮かぶ美食の街」。
船の中には驚くほど多彩なレストランが待っています。
「今日はどこで食べよう?」と毎日悩むのも、クルーズならではの楽しみ。
でもレストランの特徴を知っておけば、その日の気分やスケジュールにぴったりの「美味しい時間」を選べます。
私も初めてクルーズに乗ったとき、こんなに食の選択肢があるとは思わず、船内マップ片手にレストラン探検をしていました。
ここではそんな実体験も交えながら、クルーズでの食事の基本となる4つのタイプをご紹介します。
メインダイニング:毎晩の食事を彩る正統派ダイニング


白いテーブルクロスがかかるクラシカルな内装、コース仕立ての料理、丁寧なサービス。
これが「メインダイニング」です。
多くのクルーズでは、夕食はメインダイニングが基本となり、前菜からデザートまで日替わりのコース料理が楽しめます。
雰囲気は高級レストランさながら。専属のウェイターが、ドリンクの注文から料理の提供までをきめ細かく対応してくれます。



「迷ったらおすすめを聞く」のがクルーズの鉄則。思わぬ料理に出会えるかもしれませんよ。
私が乗船した船では、夕食時に同じテーブルで同じウェイターさんが毎晩担当してくれました。
数日たつと好みも覚えてくれて、「今日は前回と違うお肉料理にしてみませんか?」と提案してくれる心遣いがとても嬉しかったです。
こんな時におすすめ
・ちょっとお洒落をして、フルコースを味わいたい夜
・無料でクオリティの高いコース料理を楽しみたい時
・毎晩の夕食を落ち着いた雰囲気で楽しみたい時
ビュッフェ:一日中楽しめるカジュアルな食のテーマパーク


「どれから食べようか迷う…!」と嬉しい悲鳴が上がるのが、ビュッフェレストラン。朝から晩まで営業していて、サラダ、パスタ、アジア料理、スイーツまでとにかく種類豊富。
私が特に感動したのは、ランチタイムのライブキッチン。目の前でパスタをソテーしてくれるシェフに思わず「写真撮っていいですか?」と聞いてしまったほど。味も本格的で、ホテルビュッフェ並みのクオリティでした。
雰囲気はカジュアルで、服装も自由。水着の上にTシャツだけでもOKというラフさも魅力のひとつです。
こんな時におすすめ
・いろいろな料理を少しずつ味わいたい時
・時間や服装を気にせず、気軽に食事したい時
スペシャリティレストラン:特別な夜にふさわしい有料レストラン


クルーズ代に含まれる無料の食事でも十分満足できますが、「ちょっと贅沢したいな」と思ったら有料のスペシャリティレストランがおすすめ。
熟成肉にこだわるステーキハウス、寿司カウンター、本格フレンチなど、ジャンル特化型のレストランが用意されており、多くは有名シェフの監修や特別な内装など「非日常」を演出しています。
追加料金の目安は1人あたり30〜60ドル前後。
なお人気店は早めの予約が必須です。
こんな時におすすめ
・誕生日や記念日など特別な日に
・好きなジャンルの料理をじっくり堪能したい時
軽食スポット&カフェ:自由気ままに楽しむ船内グルメ


クルーズ船内にあるのはレストランだけではありません。
プールサイドのピザスタンドやハンバーガーショップ、カフェ、そしてルームサービスなど、船内にはさまざまな飲食スポットがあります。
バルコニー付き客室では、朝食をルームサービスで注文して、海を眺めながらの優雅な時間を過ごすのもおすすめ。
私のお気に入りは、客室バルコニーでの朝食。ルームサービスでクロワッサンとフルーツ、ホットコーヒーを頼んで、海を眺めながらゆっくり朝を迎える時間は、まさに至福そのもの。
これが無料で楽しめるのは、クルーズならではですね。
こんな時におすすめ
・アクティビティの合間にサッと食事を済ませたい時
・人目を気にせず、自室で静かに食べたい時
料金はどこまで無料?クルーズ食事の料金・アルコール・チップの完全解説


クルーズ旅行の魅力としてよく語られるのが「オールインクルーシブ」。
確かに、食事やエンターテインメントの多くが旅行代金に含まれているため、コスト面での安心感があります。
とはいえ、いざ乗船してみると「これは別料金なの??」と驚く場面があるのも事実。
快適にクルーズを楽しむためには、「どこまでが無料で、どこからが有料か」を事前に把握しておくことが大切です。
ここでは、「食事」に関する料金の仕組みについて、詳しくご紹介します。
「基本料金に含まれる食事」と「有料の食事」
まず、基本的なルールを整理しましょう。
クルーズの食事は、そのほとんどが旅行代金に含まれており、追加料金なしで楽しめます。
無料で楽しめるもの(クルーズ料金に含まれている)
- メインダイニングでのコース料理(朝・昼・夕)
- ビュッフェレストランのほぼすべてのメニュー
- 軽食スタンド(ピザ、バーガーなど)
- 水、基本的なコーヒー・紅茶・アイスティーなど(船により一部有料の場合もあり)
追加料金が必要になるもの(クルーズ料金には含まれていない)
- スペシャリティレストラン(有料レストラン)
- アルコール類(カクテル・ビール・ワインなど)
- スペシャルコーヒー(カプチーノ、ラテなど)
- 炭酸飲料、フレッシュジュース類
- 客室内のルームサービスの一部(船によって有料)



アルコール類、カフェドリンク、ソフトドリンク類は、「ドリンクパッケージ(飲み放題プラン)」に加入することで、追加料金なしで楽しめるケースも多いです。
なおパッケージの内容によっては、1日15杯までなどの制限がある場合もあります。
船会社やプランによって異なるので、事前の確認がおすすめです。
有料レストランの料金相場
記念日や特別な夜に利用したいのが、スペシャリティレストラン。
追加料金が発生しますが、特別な雰囲気と質の高い料理が楽しめるため、多くの乗客に人気です。
料金は船会社によって異なりますが、一般的には1名あたり$30〜$60程度のカバーチャージ(席料)制です。
中には、有名シェフが監修した高級店など、$100以上かかるレストランもあります。
「追加で$50はちょっと…」と思われるかもしれませんが、街中の高級レストランでフルコースを食べることを考えれば、船内でこのクオリティの料理がこの価格というのは、むしろお得に感じる人も多いはずです。
ドリンクパッケージは本当にお得?
お酒を楽しみたい方に人気なのが、ドリンクパッケージです。これは1日定額で、対象ドリンクが飲み放題になるプラン。料金は船によって異なりますが、1日あたり$70〜$90前後が相場です。
ではドリンクパッケージは本当にお得なのか?
ポイントは「1日にどれだけ飲むか」に尽きます。
たとえば、クルーズではカクテルが $10〜$15、ビールは $7〜$9 程度の価格が一般的です。
仮に$80のパッケージだった場合、カクテルを6〜7杯、またはビールを10杯前後飲めば元が取れる計算になります。
ですので飲む量が少ない方やノンアル派の方には、都度注文のほうが経済的です。
また、アルコールを含まない「ソフトドリンクパッケージ」や、バリスタ系ドリンクを含む「プレミアムドリンクパッケージ」なども用意しているクルーズ会社もあります。
クルーズのチップ制度と「自動チップ」
クルーズ旅行で気になるのがチップの扱い。
欧米文化がベースのためチップの習慣がありますが、最近は自動で請求に組み込まれているのが一般的です。
クルーズ会社や客室ランクによって違いますが、目安は「1泊あたり1名につき:$15〜$27前後」 です。
この金額は、メインダイニングのスタッフや客室係(キャビンスチュワード)へのチップとして、旅行中の会計に自動で加算されます。つまり、現金を都度渡す必要は基本的にないのです。
とはいえ、特別に感動するようなサービスを受けた際は、別途チップを渡して感謝を伝えるのもスマート。
ですが、あくまでそれは任意であり、強制ではありません。



クルーズではチップが自動精算と聞いていたので、手渡すことは考えていませんでした。
でもあるクルーズに乗船した時、メインダイニングで近くの外国人ゲストが、最終日に担当クルーへ封筒を渡しているのを見て、感謝を直接伝えるのって素敵だなと。
それ以来、サービスが良かった時には、私たちも気持ちとしてチップを渡すようにしています。
ドリンク・チップも含まれる?ラグジュアリークラスの魅力
ここまで「追加料金が発生するポイント」をご紹介してきましたが、実はこのルールもクルーズのグレードによって大きく異なります。
たとえば、ラグジュアリークラスのクルーズ船では、
- スペシャリティレストランの食事
- 高級アルコール(シャンパンやプレミアムワインなど)
- バリスタ系ドリンク(エスプレッソやカプチーノなど)
- 船内チップ
これらすべてが最初から旅行代金に含まれていることが多く、追加費用を気にせずに滞在を楽しめます。さらに、ミニバーの利用やルームサービスまで無料という船も。
一方、カジュアルやプレミアムクラスのクルーズ船では、これらが有料になることが一般的です。
そのため、「一見すると高額に見えるクルーズ代金」でも、トータルで見れば割安になることもあるのです。
旅行スタイルや飲食の好みに応じて、船のグレード選びも大切なポイントになります。
クルーズは「何が含まれているか」が重要
クルーズ旅行のコストを正しく理解するには、「船内での追加料金」がどこに発生するかを知っておくことが不可欠です。
- 基本的な食事やドリンクは無料でも、特別な料理やアルコールは有料
- ドリンクパッケージは「飲む量」次第でお得にも不利にもなる
- チップは自動計上が基本なので、特別な場合以外は気にしすぎなくてOK
- ラグジュアリー船なら、追加料金ゼロで楽しめるケースも
「安く見えて高くつく船」もあれば、「高く見えてトータルでお得な船」もある。
それがクルーズの奥深さでもあります。
旅のスタイルに合った船を選んで、賢く快適なクルーズライフを楽しんでくださいね。
クルーズ旅行で美味しく食べるためのヒント


クルーズ中は基本的にすべての食事を船内でいただきます。
だからこそ、快適で美味しく食べたい!
そのために知っておくと良いクルーズでの食事のマナーやルール、ヒントをご紹介します。
メインダイニングでのディナーのシーティング
メインダイニングでのディナー時には、「固定制(フィクス)」または「自由時間制(フレックス)」のいずれか、または両方が採用している船が多いです。
- 固定制(フィックス)では乗船時に決められた時間・テーブルで毎晩食事をとる形式です。
クルーズ予約時に「ディナーの時間帯」を選び、乗船後は毎晩その時間・席が自動的に確保されるため、都度の予約は不要になります。
テーブルは、相席(シェアテーブル)か専用テーブルかを事前に選べる場合もあります。 - 自由時間制(フレックス)は、「エニタイム・ダイニング」や「フリースタイル・ダイニング」とも呼ばれ、好きな時間に訪れることができるスタイルです。
時間に縛られず、好きなタイミングで夕食がとれるスタイルなので、日中の観光の予定が読みづらい時に便利です。
予約不要で利用できることが多いですが、空席状況に応じて案内されるため、混雑時には待つ場合もあります。
近年では船内アプリから空席状況の確認や予約ができるクルーズ船も増えています。
固定制では、通常時間帯を2回に分け、1回目を「ファーストシーティング(メインシーティング)」、2回目を「セカンドシーティング」とよび、ファーストシーティングは18時前後、セカンドシーティングでは20時前後にスタートします。
時間だけではなく、テーブルも固定となり、クルーズ中は毎晩同じテーブルでディナーをいただきます。
サーブするクルーも同じですので、顔なじみになり、より細かなサービスを受けられます。
シーティングを希望する場合は、クルーズ申し込み時に希望を出しましょう。
一方、自由時間制(フレックス)ではディナータイム中の好きな時間にレストランに行き、空いたテーブルに案内してもらうというシステムです。
時間にしばられることがありませんが、ホリデーシーズンなど混雑しているクルーズでは、テーブルに案内されるまでに時間がかかることもあります。



私たちもカウントダウンクルーズに乗船した時、メインダイニングの受付で30分以上も待ったことがあります!!
どちらのスタイルが合うかは旅の過ごし方によって変わるため、事前にしっかりと検討しておきましょう。
ディナー時のドレスコード
最近のクルーズはカジュアル化が進んでいますが、ドレスコードを定めているクルーズ船もあります。
ドレスコードが設定されている場合、メインダイニングやスペシャリティレストランなどのパブリックスペースでは、夕方以降にドレスコードが適用されることが一般的です。
船によっては「フォーマルナイト(ドレッシーな服装が推奨される日)」が設定されている場合もありますが、近年は「スマートカジュアル」で代替されているケースも増えています。
なお、カジュアルなビュッフェやカフェではドレスコードがない場合が多く、気軽な服装で利用できます。
ちなみにその日のドレスコードは、前夜に客室に配布される船内新聞で確認できます。



今まで私たちが経験したのは、
7日間のクルーズ:フォーマル1回、インフォーマル1回、カジュアル5回
14日間クルーズ:フォーマル(ガーラ)3回、カジュアル11回
となっていました。
フォーマルの時にどのような服装にすれば良いのかは、クルーズの悩みの一つではありますが、周囲から浮かないよう、自分だけカジュアルになりすぎない、かといって反対にキメすぎない服装を心がけています。
ドレスコードの有無や内容はクルーズ会社ごとに異なるため、乗船前に公式サイトで確認するのがおすすめです。
コース料理のマナー
普段はあまり気にしないコース料理のマナー。
いざという時に慌てないよう、最低限のマナーは覚えておきましょう。
- セットされたナイフ、フォークは外側から各1本ずつ順番に使う
- 食事の途中でナイフ、フォークを置く時にはナイフ、フォークを八の字に広げて置く。食べ終わったら、お皿を下げて良いという合図として2本揃えて置く
- 食事中の音に注意。くちゃくちゃと噛む音、スープをズルズルとすする音、食器がガチャガチャ触れる音はNG
難しく考えすぎず、基本のマナーさえ押さえておけば、クルーズのディナータイムを楽しく過ごせますよ。
時間を守ること
ディナーの開始時間が決まっている場合、時間に遅れないようにテーブルにつきましょう。
クルーズでは、基本的にそのテーブルの全員が揃ってから、オーダーをとるからです。
また、食べるスピードも周りと合わせましょう。
クルーは、同じテーブルの全員の方が食べ終わってからお皿を下げ、次のお料理を出します。
一人だけゆっくりと食べていると、その間、他の人は次のお料理を出してもらえません。
我が家では、旦那は前菜の後にスープを頼むのですが、私はお腹がいっぱいになってしまうので、スープはオーダーしません。
その場合、旦那がスープを飲み終わるまで、次の私のメイン料理もサーブされないわけです。
あるクルーズで、メイン料理が来るまで時間があるからと言って、前菜を食べ終わった私に追加で前菜を出してくれたことがあったのです。
嬉しいけど、お腹いっぱいになっちゃうので、この追加の前菜も旦那に食べてもらいました。笑
テーブルのリクエスト
知らない人たちと食事を通して交流を深めることはクルーズの楽しみの一つですが、あまり英語が得意でない場合、外国の方と毎晩食事を共にするのはちょっと厳しい。。。
というわけで、私たちはいつも乗船前に、メインダイニングでのディナーの時間と一緒に、「二人席希望」というリクエストを出しています。
「リクエスト」なので確約ではありませんが、だいたい希望通りとなっています。
乗船前にリクエストを受け付けてもらえなくても、乗船後に申し出ることもできますので、諦めずに希望を伝えてみましょう。
英語ができなくてもクルーズは楽しめる?
【英語が不安でも豪華客船でのクルーズ旅行を楽しむ方法】
誕生日や記念日にはお祝いをしてくれる
事前に誕生日や記念日を伝えておくと、ディナーの時に歌やケーキなどでクルーがお祝いをしてくれます。
私たちは乗船前に代理店を通じて結婚記念日をクルーズ中に迎えることを伝えておいたら、ディナーの最後にケーキとインドネシア語でのお祝いの歌を唄ってもらいました。
クルーズ中、お祝いの場面を目にすることが多く、周囲のゲストも一緒にお祝いしてくれます。
思い出に残るステキな記念日になりますよ。
ドリンクパッケージやスペシャリティレストランの活用も
「ドリンクパッケージは本当にお得?」で紹介したように、ソフトドリンクやスペシャルティコーヒー、アルコールを含むドリンク類は、原則として有料ですが、事前に「ドリンクパッケージ(飲み放題プラン)」を申し込めば一定の範囲で追加料金なしで楽しめます。
パッケージには1日あたりの杯数制限がある場合や、価格帯の上限が設定されていることもあるため、事前に確認しておくと安心です。
また、イタリアン、鉄板焼き、寿司、フレンチなどの「スペシャリティレストラン」では、より本格的で落ち着いたディナーが体験できます(追加料金制が多いですが、パッケージに含まれる場合もあり)。
ラグジュアリー船(例:リージェント セブンシーズ、シルバーシー、シーボーン)では、こうしたスペシャリティレストランの利用や高級アルコール、チップまでもが全て含まれている「オールインクルーシブ」形式が一般的です。
スペシャリティレストランのディナーは料金が高くなりますが、ランチならお手頃価格で楽しめることもありますよ。
アレルギーや食事制限にもきめ細やかに対応
クルーズでは、食事の楽しみを誰もが安心して体験できるよう、アレルギー対応やベジタリアン・ヴィーガンメニューの提供も行われています。
乗船前にリクエストしておけば、専門スタッフが毎回丁寧に対応してくれるため、安心して過ごせます。
また、子ども向けのキッズメニューも用意されており、パスタやチキンナゲットなど、食べ慣れた料理を選べるので、家族連れにも好評です。



ダイヤモンド・プリンセスでは、事前にアプリを通じて、アレルギーやベジタリアン、グルテンフリーなどを知らせることができました。
ダイヤモンド・プリンセス体験談:1日で食べた全食事レポート(写真付き)


これまではクルーズの一般的な食事について解説してきましたが、ここからは私たちが実際に体験したリアルな食事の様子をご紹介します。
乗船データ:
- 船名:ダイヤモンド・プリンセス
- 航路:日本発着クルーズ(横浜発着)
乗船したのは大浴場や寿司レストランなど日本人にも乗船しやすい外国船の一つ、ダイヤモンド・プリンセス。
料理も日本人ゲストを意識したと思われるメニューが多数ありました。
【朝食】海を眺めながら、和洋ビュッフェで一日をスタート


朝は、多くのゲストがビュッフェレストランから一日を始めます。
窓の外に広がる青い海を眺めながら、ゆったりと朝食を楽しむひとときは、まさに非日常の贅沢です。
私たちも朝食は気軽に食事ができるビュッフェレストランの「ホライゾンコート」で。
朝は5時30分から11時30分までオープンしていました。(5時30分から6時まではコンチネンタルブレックファスト)
テーブルは右舷・左舷の2箇所にあり、かなりの席数があるのですが、洋上日などは空いている席を見つけるのは大変。
混雑を避けたいのであれば、少し時間をずらすことをオススメします。


ビュッフェ台には、定番のハム、ベーコン、チーズ、スモークサーモン、卵料理、クロワッサンやペストリーなどの洋食メニューを始め、日本発着クルーズということもありご飯、お粥、味噌汁、納豆などの和食メニューもありました。






正直なところ、味はアメリカの標準的なホテルのビュッフェと大きくは変わりませんが、豊富なメニューと眺めの良さ、そして「海の上で食べる」という非日常感がたまりませんね。



「ししゃも」もありましたよ。漢字で「示唆も」と書かれていました 笑


ライブキッチン(その場で作ってくれる)もあります。
メニューに記載されている具材の中から好きなものを選び注文すると、出来上がったオムレツはテーブルまで持ってきてくれました。


私が好きだったのはジャムとホイップクリームをたっぷりのせたワッフル。
食欲のない朝に食べていました。
でも朝から糖分取りすぎですね。
【ランチ】デッキで楽しむ!焼きたてピザとあつあつラーメン


午前中は船内アクティビティに参加したり、お気に入りの場所で読書など。
そしてランチはデッキサイドにあるピザスタンド「プレーゴ・ピッツェリア」へ。
このピザも無料で食べられるのです!






カウンターで注文すると、オーダーのたびに焼いているわけではないようで、作り置きのピザをカットしていました。
でも作りたてでなくても美味しい!
クルーズ中何度もこのピザを食べました!!
なおアプリの「オーシャンナウ」からもピザを注文できます。
自分のいる場所までピザを届けてくれるので、わざわざカウンターまで行って注文する必要がありません。
でもアプリではピース単位での注文ができず、ホールになってしまうので注意!


ダイヤモンド・プリンセスの特徴として、ビュッフェレストラン「ホライゾンコート」のランチタイムにラーメンが登場します。
他にも、焼きそば、チャーハン、手巻き寿司、トンカツなど日本食を意識したメニューも豊富。
ピザも美味しいけど、ホライゾンコートでいろいろなメニューを食べるのも楽しいですよ。
【夕食】旅のハイライト。メインダイニングで味わう豪華ディナー


夕食はクルーズのハイライトのひとつ。
カジュアルな昼間とは一変し、少しお洒落をして向かうのはメインダイニング。一日の締めくくりにふさわしい、特別な時間が流れます。
多くの船で提供されているメインダイニングでは、コース仕立てのディナーを追加料金なしで楽しめます。
ダイヤモンド・プリンセスのメインダイニングでのディナーは、「メダリオンクラス」アプリの「ダイン・マイウェイ」で17時から20時40分の間で、20分おきに好きな時間で予約をとることができました。
毎日違う時間、違うレストランでディナーをとることも可能です。



以前は2回制(前半・後半)の固定でしたが、2023年から好きな時間で予約するシステムへと変更になりました。
ダイヤモンド・プリンセスにはメインダイニングが5箇所あります。
それぞれレストランのインテリアや雰囲気が異なるので、お気に入りのレストランを見つけるのも楽しいかも。
なお提供しているメニューは5箇所ともすべて同じです。
もちろん日本語のメニューも用意されているので、安心!


この日はフォーマルディナーだったので、ちょっとオシャレしてレストランへ。
なお前菜・メイン・デザートから選ぶようになっていますが、必ずしもそれぞれから1品を食べなくては行けないということではありません。
「前菜を2品、メインはなし、デザート2品」とか、「メインのお肉と魚の1品ずつ」なんて自由にオーダーすることもできます。


デザートは、シトラスクリームのチョコレート・ヘーゼルナッツ・バー。高級チョコレート菓子のような味わいでフォーマルナイトに相応しい!






もちろんメインダイニングのディナーにも日本人向きのメニューが用意されています。
上記写真は、おすすめメニューとして毎晩提供されている「鶏の照り焼き」。とにかくタレが美味しくご飯が進む味!「チキン南蛮」は鶏がサクサクに揚げてあり、甘酢タレとも合っていました。そして「那須田楽」。外国船でなす田楽が食べられるとは!
食事が美味しい船はここ!人気クルーズ船おすすめランキングTOP5


「どうせなら、食事が美味しいと評判の船に乗りたい!」
特に初めてクルーズに行く場合や、初めて乗船する船の場合、食事に関する心配ってありますよね。
ここでは、世界的なクルーズ口コミサイト「Cruiseline.com」による実際に乗船したメンバーによる評価によって選ばれた“Best Cruise Line for Food and Dining”のランキングを紹介します。
Best Cruise Line for Food and Dining
順位 | クルーズ会社 | スコア |
---|---|---|
1位 | セレブリティ・クルーズ | 4.251 |
2位 | ロイヤル・カリビアン | 4.25 |
3位 | ヴァージン・ボヤージュ | 4.147 |
4位 | バイキングオーシャンクルーズ | 4.132 |
5位 | ホーランドアメリカライン | 4.126 |
セレブリティ・クルーズはCruiseline.comでは4年連続の1位を獲得しています。さすが「美食の船」と言われているだけありますね。
1位:セレブリティ・クルーズ
セレブリティクルーズは「高級感」と「美食」を両立したプレミアムクラスの代表格。
船内のすべての料理をミシュラン3ツ星レストランのオーナーシェフや出身シェフが監修しており、基本の食事の質が非常に高いのが特徴。
2位:ロイヤル・カリビアン
ファミリー層に人気のロイヤル・カリビアンも、実は食の充実度で高評価。
メインダイニングのほか、ビュッフェ、グリル、カフェ、アジア料理、イタリアン、ステーキハウスなどバリエーション豊富なレストランを多数展開しています。
特に最新の「アイコン・クラス」の船では食事の選択肢が40以上もあり、「毎日違う味を楽しんでもまったく飽きない」とリピーターから好評。
3位:ヴァージン・ボヤージュ
大人専用(18歳以上)でスタイリッシュな雰囲気のヴァージン・ボヤージュは、全レストランが追加料金なし。メインダイニングという概念がなく、すべてがスペシャリティレストラン扱いで、ステーキ&シーフード、スペイン料理、イタリアン、韓国式BBQなどジャンルも多彩です。
またフードコート風の「The Galley」では、タコス、お弁当付きの寿司バー、ヌードルバーなども楽しめます。
4位:バイキングオーシャンクルーズ
寄港地の食材を使った地産地消メニューや、ワインペアリングディナー、オープンキッチンのライブクッキングなど、ゆったり落ち着いた食事体験が魅力です。
また、すべてのレストランが無料な上、ランチ・ディナー時のビール、ワインなども料金に含まれるオールインクルーシブスタイルなのも嬉しいポイント。
5位:ホーランドアメリカライン
伝統あるプレミアムクラスのホーランド・アメリカは、クラシックで正統派な欧米料理を高品質で提供していることが特長。
「Culinary Council」によって監修されたメニューは、安定感のある味と上品なプレゼンテーションで年配層から高評価を得ています。
特にステーキハウス「ピナクル・グリル」のステーキやシーフード料理に強く、フォーマルダイニングを楽しみたい方におすすめのクルーズラインです。



とはいっても、「味覚」は人それぞれ異なりますので、参考程度にみてくださいね。
セレブリティミレニアムに実際に乗船した時の食事レポートはこちらの記事をどうぞ。料理の種類も多くて美味しいビュッフェレストランがお気に入りです!


ホーランドアメリカラインにも乗船しました。食事に力を入れているクルーズライン。船内で一緒になった料理研究家も美味しいと絶賛!


予約・服装・アレルギーは?クルーズ食事のよくある質問(Q&A)


ここまでクルーズ船の食事についてご紹介してきましたが、、最後に細かな疑問や不安にお答えしていきます。
事前に知っておくだけで、船上での食事がより快適で楽しいものになります。
- レストランの予約は必要ですか?
-
レストランの種類や食事の時間帯、さらにクルーズ会社や船によって異なります。
メインダイニング(Main Dining Room):
夕食は「固定制(フィクス)」と「自由時間制(フレックス)」のいずれか、または両方のスタイルが採用されています。「固定制」は、乗船時にあらかじめ決められた時間と指定されたテーブルで毎晩食事をする形式です。クルーズ予約時に時間帯を選び、基本的に乗船後は都度の予約は不要です。
一方、「自由時間制」は、空いている時間帯に好きなタイミングで利用できるスタイルです。多くの場合、予約なしで入れますが、混雑する時間帯には順番待ちが発生することもあります。
また、朝食や昼食もメインダイニングで提供されていることが多く、基本的に予約なしで利用可能です。
ビュッフェレストラン:
予約不要で、朝・昼・夕すべての時間帯に気軽に利用できます。 - クルーズにはドレスコードがありますか?どんな服装が必要ですか?
-
はい、ドレスコードはありますが、最近のクルーズはカジュアル化が進んでおり、基本的には「リゾートカジュアル」程度でOKな船がほとんどです。
メインダイニングやスペシャリティレストランなどのパブリックスペースでは、夕方以降にドレスコードが適用されることが一般的です。
昼間のTシャツや短パンでも、夜は襟付きシャツやワンピースなどに着替えるのが無難です。ただし、水着や裸足での入店は禁止されています。船によっては「フォーマルナイト(ドレッシーな服装が推奨される日)」が設定されている場合もありますが、近年は「スマートカジュアル」で代替されている場合も増えています。
また、カジュアルなビュッフェやカフェではドレスコードがない場合が多く、気軽な服装で利用できます。
- ドレスコードの種類をもう少し詳しく教えてください。
-
主に「リゾートカジュアル」「スマートカジュアル」「フォーマル(またはイブニングシック)」などのドレスコードが設定されているクルーズ船が多くあります。
- リゾートカジュアル:ポロシャツやブラウス、きれいめのパンツやワンピースなど。日中の服装に少し手を加えた程度でOKです。
- スマートカジュアル:男性なら襟付きシャツに長ズボン、女性は落ち着いたワンピースやスカートなど。
- フォーマル/イブニングシック:ジャケットやワンピースなど、ややドレッシーな装い。必ずしもタキシードやイブニングドレスが必要というわけではありません。
呼び方や内容は船会社によって異なりますが、多くの場合はガチガチの正装ではなく「少しおしゃれを楽しむ」程度で大丈夫です。
ドレスコードの有無や内容はクルーズ会社ごとに異なるため、乗船前に公式サイトで確認するのがおすすめです。 - メインディッシュを複数頼んでも大丈夫ですか?
-
メインダイニングではメインディッシュを2品以上注文しても問題ありません。
クルーズのメインダイニングではコース料理が提供され、前菜・メイン・デザートなどを自由に選ぶことができます。
複数のメインを食べ比べてみたいという希望にも、快く対応してくれます。
これはクルーズの食事における最大の魅力の一つです。気になる料理があれば、遠慮なくオーダーしてみましょう!ただし、スペシャリティレストランでは注文スタイルやルールが異なる場合があり、追加料金が発生することもあります。
ビュッフェ形式のレストランでは、料理を自由に取れるため、メインにあたる料理も好きなだけ楽しめます。 - 食物アレルギーや宗教上の制限は対応してもらえますか?
-
事前申告すれば、ほとんどのクルーズ船で柔軟に対応してくれます。
予約時に必ず該当情報を申告してください。乗船後も、メインダイニングの責任者(メートル・ディ)に確認すれば、専用メニューの提供や注意喚起が徹底されます。ヴィーガン、グルテンフリー、ハラールなども対応可能なケースが多いです。
- ダイニングに飲み物を持ち込んでもいいですか?
-
基本的に、クルーズのレストラン(ダイニング)への飲み物の持ち込みには制限があります。
多くのクルーズ会社では、乗船時に限りワインやシャンパンなどを1〜2本まで持ち込むことが可能ですが、それらをダイニングで飲む場合は「抜栓料(コーケージチャージ)」がかかるのが一般的です。
また、船内のバーやショップで購入したワインやスピリッツ類についても、ダイニングに持ち込むことは可能な場合がありますが、こちらも同様に抜栓料が発生することがあります。
一部のクルーズ会社では、船内購入品に限り抜栓料が無料となることもあるため、事前確認をおすすめします。一方、寄港地など船外で購入したアルコール類は、通常その場で回収され、クルーズ終了時まで保管されるため、客室やレストランに持ち込んで飲むことはできません。
ノンアルコール飲料(ソフトドリンクやジュースなど)についても、クルーズ会社によっては持ち込みに制限がある場合があるため、事前に公式サイトなどで確認すると安心です。
- 食事中のチップ(サービス料)は必要ですか?
-
食事のたびに個別でチップを渡す必要はありませんが、サービス料(チップ)は別途かかるのが一般的です。
多くのクルーズ船では、レストランや客室清掃などのサービス全般に対する「自動チップ(自動サービス料)」が、1日あたり一定額(目安:1人あたり15〜27ドル)加算される仕組みになっています。これはクルーズ料金にあらかじめ含まれている場合もありますが、多くの場合は下船時や乗船中にまとめて精算される形式です。
また、一部のプレミアムクラスやオールインクルーシブのクルーズでは、サービス料がクルーズ料金にすでに含まれている場合もあります。この場合は、追加のチップを支払う必要はありません。
特別なサービスや、特に良い対応を受けた場合に、個別でチップを渡すのは自由です。
【まとめ】クルーズの食事は「旅の楽しみ」のひとつ。船選びと事前準備がカギ


クルーズ旅行の食事は、「味はどう?」「有料なの?」「ドレスコードが不安」といった疑問がつきものですが、実際には多くの船で美味しい料理を好きなだけ楽しめるうえ、基本的な食事は旅行代金に含まれているため、安心して利用できます。
「クルーズの食事はまずい」という声を耳にすることもありますが、それは船による違いや好みによるもの。実際には、料理のクオリティを重視して選ばれているクルーズ船も多く、「レストラン巡りが旅のメインだった」と感じる乗客も少なくありません。
また、アレルギーやベジタリアン対応などのリクエストにも、事前申告しておけば柔軟に応じてくれる船がほとんど。ドレスコードやチップ、アルコールの扱いも、ルールを押さえておけば怖くありません。
クルーズの食事は、単なる“食べる”を超えた体験です。事前に自分に合った船を選び、気になる点をチェックしておけば、きっと「またあの味を食べに行きたい」と思える旅になりますよ!
\ 船・出港地・目的から探せますよ! /
旅行前にチェックしておきたい初心者向け記事はこちら
【初心者向け】クルーズ旅行ガイド|費用・服装・選び方の完全マニュアル
実体験を交えて、クルーズ費用の内訳や目安、クルーズのスタイル別の総額例などを解説
クルーズに持っていけばよかったもの・便利グッズ10選|クルーズ旅行に役立つ持ち物チェックリスト付き
【クルーズでの船酔い対策】船酔いしない予防方法や原因を解説
クルーズ旅行の疑問50選!船酔い・服装・料金などの不安を完全解消【クルーズ旅行Q&A】