バンクーバーを出港し、トレーシーアーム、スキャグウェイ、ジュノー、ケチカンを巡り、アラスカの大自然を満喫したアラスカクルーズの旅行記ブログです。
寄港地は、以下の3ヶ所。
- スキャグウェイ(アラスカ)
- ジュノー(アラスカ)
- ケチカン(アラスカ)
アラスカと言えば氷河!
このアラスカクルーズでは、トレーシーアームの最深部にあるソーヤ氷河と、市街地に近い場所にあるメンデンホール氷河を見学しました。
トレーシーアームは、アラスカ州都ジュノーの南に約50マイルの場所に位置するフィヨルドで、狭い水路の両側には切り立った峡谷が続き、フィヨルドの最深部にあるのがソーヤ氷河です。
また、メンデンホールでは氷河の近くまでトレッキングできます。
乗船した船は、夢と魔法の豪華客船 ディズニークルーズラインのディズニー ワンダー(Disney Wonder)。
ディズニーの夢と魔法がつまった、子供から大人まで安心して楽しめる豪華客船です。
この旅行記ブログでは、各寄港地での見所を始め、ディズニー ワンダー船内の設備や食事の様子などもお伝えしています。
それでは、ディズニー ワンダーでの大自然を満喫するアラスカクルーズへどうぞ。
寒いのはイヤ?それならカリブ海クルーズへ!
カリブ海クルーズの楽しみ方|豪華客船で行くカリブ海クルーズのおすすめの観光情報
アラスカクルーズ旅行概要
日程 | 2013年7月7日(日)〜 2013年7月16日(火)8泊9日 *クルーズのみ:2013年7月8日(月)〜 2013年7月15日(月)7泊8日 |
乗船したクルーズ会社 | ディズニークルーズ ライン (Disney Cruise Line) |
クルーズ名 | 7泊アラスカクルーズ |
クルーズ船 | ディズニー ワンダー (Disney Wonder) |
客室 | ベランダ付きカテゴリー6A、6652号室 (Deluxe Oceanview Stateroom with Verandah) |
出港・帰港地 | バンクーバー(カナダ) |
寄港地 | スキャグウェイ(アメリカアラスカ州) ジュノー(アメリカアラスカ州) ケチカン(アメリカアラスカ州) |
航空会社 | エア・カナダ(成田→バンクーバー) |
ホテル(前泊・後泊) | パン パシフィック バンクーバー ホテル(Pan Pacific Vancouver Hotel) エグゼクティブホテル ル・ソレイユ(Hotel Le Soleil) |
航路
日時 | 寄港地 | イベント |
---|---|---|
2013年7月8日(月) | バンクーバー(カナダ) | アドベンチャーズ・アウェイ(Adventures Away) |
2013年7月9日(火) | 終日航海 | フォーマル |
2013年7月10日(水) | トレーシーアーム | BBQランチ |
2013年7月11日(木) | スキャグウェイ | |
2013年7月12日(金) | ジュノー | セミフォーマル |
2013年7月13日(土) | ケチカン | |
2013年7月14日(日) | 終日航海 | ティル・ウィ ミート アゲイン(Till We Meet Again) |
2013年7月15日(月) | バンクーバー(カナダ) |
乗船したディズニー ワンダー(Disney Wonder)について
今回私たちが乗船した船ディズニー ワンダー (Disney Wonder)の概要です。
総トン数 | 83,000トン | 乗客定員 | 2,400名 |
デッキ | 11層 | 乗組員数 | 945名 |
就航年 | 1999年 | 客室数 | 877室 |
1999年に就航したので、私たちの乗船時には15年近くの年月が経っている客船です。
ただ、2年前の2011年にも同じくアラスカクルーズで乗船しているので、勝手知ったる船というところでしょうか。
私たちがクルーズデビューした思い出の船でもあります。
クルーズ旅行の準備
ディズニーワンダーでのアラスカクルーズは、2011年に続いて2度目の私たち。
今回のアラスカクルーズは、前年の2012年のディズニー ファンタジー乗船中に予約しました。
(その時の旅行記は「新造船ディズニーファンタジーで行く西カリブ海クルーズ旅行記」*外部の姉妹サイトに移動します)
予約時にディズニーの担当者から、「前年(2011年)と同じ部屋にする?」と提案されたのでした。
その部屋はとても気に入っており、また思い出深い部屋だったため、同じ部屋を予約したのでした。
帰国後、代理店のミッキーネットにこの予約内容を引き継いでもらい、その後のやりとりはミッキーネットを通じて行いました。
利用した航空会社
エア・カナダ:成田 ⇄ バンクーバー
私たちはエア・カナダを利用しましたが、他にも同じスターアライアンスのANA、JALも直行便を運航しています。
また乗り継ぎ便も合わせればいろいろな選択肢から選ぶことができます。
東京からバンクーバーまでの航空券を探すなら、一括検索&比較ができるエクスペディアがおすすめ!
いろいろな飛行機会社の価格を比較できるので、お得な航空券を見つけることができますよ。私も旅行前にはチェックしています。
バンクーバー行きの航空券を探してみる
利用したホテル
- パン パシフィック バンクーバー ホテル(Pan Pacific Vancouver Hotel)
- エグゼクティブホテル ル・ソレイユ(Hotel Le Soleil)
クルーズ前にパン パシフィック バンクーバー ホテルに一泊、下船後にエグゼクティブホテル ル・ソレイユに一泊しました。
パン パシフィック バンクーバー ホテルは、船が出航するクルーズターミナル(カナダ・プレイス)の真上にあるため、クルーズ利用者にはとっても便利なホテルです。
パン パシフィック バンクーバーホテルを詳しく紹介した記事はこちら
パン パシフィック バンクーバーホテル(The Pan Pacific Vancouver Hotel)|アラスカクルーズに便利なウォーターフロントのホテル
事前に申し込んだエクスカーション
- ライアーズヴィル・ゴールドラッシュ・トレイル・キャンプ(Lisarsville Gold Rush Trail Camp & Salmon Bake)
- メンデンホール氷河とロバート山トラムウェイ(Mendenhall Glacier Explorer & Mount Roberts Tramway)
乗船前にディズニークルーズのWebサイトから申し込みをしたのは、スキャグウェイの「Lisarsville Gold Rush Trail Camp & Salmon Bake」というチップとデールと一緒に砂金堀りをするものと、ジュノーのメンデンホール氷河とロバート山に行く「Mendenhall Glacier Explorer & Mount Roberts Tramway」の2つです。
アラスカクルーズでの服装
日本とは気候の違うアラスカ。
どんな洋服を持っていけば悩みました。
特にクルーズの場合、荷物が多くなりがちなので、防寒着も最小限にしたい。
そういう私たちが持っていった服装はこちらで紹介しています。
【アラスカクルーズおすすめの服装】アラスカ寄港地や船内での服装を徹底解説
ディズニー ワンダーで行くアラスカクルーズ旅行記ブログ
【1日目】エア・カナダでバンクーバーへ
2013年7月7日(日)
前日に梅雨明けしたため、この日の日本は猛暑。
そんな中、これから厳寒の地、アラスカクルーズへ出かけます!
船が出航するカナダのバンクーバーまでは、成田からエア・カナダを利用します。
いやあ、乗り継ぎがないって楽でいいですね。^^
あっ、今回はバンクーバーまでは9時間程度の飛行なので、エコノミーです。
クルーズ前泊に選んだホテルはパン パシフィック バンクーバー ホテル(Pan Pacific Vancouver Hotel)。
船が出るクルーズターミナル(カナダ・プレイス)の真上にあるため、エレベーターを降りればすぐに乗船手続きができるのでとても楽なのです。
バンクーバー国際空港からはタクシーで約30分の場所にあります。
そのためホテルに到着したのは午前10時過ぎ。
ただ、すぐにはチェックインできなかったため、荷物を預けた私たちはバンクーバーの町を散策することに。
本当は飛行機移動で疲れていたので、すぐにでも部屋に入り、休憩したかった!
朝に到着する時はアーリーチェックインができるか確認しておくことが必要ですね。
埠頭の周辺を歩き、港に停泊しているクルーズ船を眺めたり、ガスタウンの観光名所の蒸気時計を見学したり。
またハーバーセンターの展望台に上り、バンクーバーの町を一望するなど、疲れた身体にムチを入れ、バンクーバーを散策。
結局チェックインできるまで6時間もかかってしまいました。
(途中、ホテルの階下にあるコンベンションセンターのソファーで居眠りしていました。。。)
夕飯は2年前のアラスカクルーズの時にも利用した居酒屋「北の家 Guu 男前」。
食べ慣れた日本食で明日からの英気を養います。
さあ、明日からはアラスカクルーズ!
【2日目】ディズニーワンダーに乗船、そしてアラスカクルーズへ出航!
2013年7月8日(月)
いよいよディズニーワンダーに乗船します!
早朝の散歩に出かけた旦那は、ちょうどディズニーワンダーが接岸している貴重な瞬間に立ち会えたそうです。
これもカナダ・プレイスの上にあるパン パシフィック バンクーバー ホテルに宿泊したおかげ。
乗船後、まずはランチへ!
記念すべき初ランチはパロット ケイ(Parrot Cay)でいただきます。
乗船後のランチに営業しているのは、このパロット ケイとビーチブランケット ビュッフェ(Beach Blanket Buffet)の2カ所のみです。
ビュッフェは席を確保するのが大変なので、今回はテーブルサービスのパロット ケイにしたわけです。
ただパロット ケイもビュッフェ形式です。
ディズニークルーズのランチではお馴染みのエビが食べ放題なのは嬉しい!
7泊過ごす今回の客室の特徴は、ベランダは広いこと。
一般的なベランダと違い、壁が鉄板になっているのでイスに座って海を眺めることはできませんが、他より広いのがお気に入りなのです。
といっても寒いアラスカなので、あまりベランダに出ることはないかな。
ドリル(避難訓練)の後は、デッキで出航パーティーのアドベンチャーズ・アウェイ(ADVENTURES AWAY)。
ミッキーやミニー、ドナルドダックなどディズニーキャラクターが出演するので、デッキは大盛り上がり!
そして「星に願いを」の汽笛と共に船は出航します。
初日のディナーはランチで行ったパロット ケイです。
事前に出しておいた2人席のリクエストが通り、他のゲストと相席になることなく2人テーブルでした。よかった〜。
ディズニークルーズのディナーでは、3カ所のレストランをローテーションします。
その回り方も自分で選べるわけではなく、船にチェックインした時にわかるのです。
今回は「PTTAPTA」、つまり「パロット ケイ⇨トリトン⇨トリトン⇨アニメーターズ パレット⇨パロット ケイ⇨アニメーターズ パレット」という順番でした。
【3日目】洋上日の楽しみ!パロのシャンパンブランチ
2013年7月9日(火)
今日はどこにも寄港しない終日洋上日。
2年前のアラスカクルーズでは、船が大揺れに揺れてまっすぐに歩けないほどだったけど、今年はどうでしょう?
今日は洋上日の楽しみ、パロのブランチに行きます!
パロは有料のイタリアンレストランで、ブランチは洋上日の昼のみ、ディナーは毎晩やっています。
乗船前にWebから予約を入れたのですが、ブランチは人気があり、さらに洋上日のみ(今回のクルーズでは2日だけ)なので、なかなか希望の時間をとれないと聞いていたのですが、ちょうど良い時間がとれました。^^
パロは18歳以上限定で、ドレスコードがあります。
旦那がスポーツシューズで行った時には、靴を履き替えるようにと注意されたことがあります。
[パロのドレスコード]
男性はドレスパンツまたはスラックスと襟付きシャツ、女性はドレス、スカートまたはパンツとブラウスが推奨されています。
穴が開いていないジーンズは可能。ただしタンクトップ、水着、水着のカバーアップ、ショートパンツ、帽子、カットオフ、破れた服、不快な言葉のTシャツなどはNG。
詳しくはディズニークルーズラインのページをご覧ください。
前菜やパン、デザート、フルーツなどはビュッフェ形式で、自分で好きなものを好きなだけ食べることができるのです!
そのお料理も担当のサーバーが丁寧に説明してくれます。
また温かいお料理は注文を受けてから作ってくれます。
デザートも美味しそうなものが並んでいます。
海外のデザートは甘すぎるのが多いけど、パロはほど良い甘さで食べやすいです。
午後はのんびりと部屋で休憩。
海外旅行に行くと、時間がもったいないと思い、「あれもしたい!こっちにも行きたい!」と詰め込んでしまいますが、あえて何をせず、のんびりと景色を楽しむ。
それもクルーズの楽しみなのかもしれません。
今夜のドレスコードはフォーマルです。
7泊のディズニークルーズの場合、フォーマルが1回、セミフォーマルが1回、残りはクルーズカジュアルとなっています。
メインステージに続く廊下にはレッドカーペットが敷かれ、今夜のショーの「 THE GOLDEN MICKEYS」の金色の旗が並んでいます。
ディズニークルーズのゲストはフォーマル度が高く、女性もロングドレスを着用している人が多くいます。
そんな私も背中がバックリ開いたロングドレス。
ディナーの前にドレスが入るか心配だったけど、とりあえず問題なく無事に着れました。✌️
【関連記事】 クルーズでの悩みの一つ、ドレスコードについて
「フォーマルとドレスコード」を見てみる
【4日目】巨大なソーヤ氷河に感動
2013年7月10日(水)
今日はこのアラスカクルーズのハイライト、トレーシーアーム(TRACY ARM)を航行します。
トレーシーアームは、アラスカ州都ジュノーの南に位置するフィヨルドです。
長さ約42キロメートルにもおよぶフィヨルドの最深部にあるソーヤ氷河(Sawyer Glaciers)を目指します。
お天気は曇り。
気温は10℃以上ありそうだけど、風が冷たくてデッキはめちゃくちゃ寒い!
狭い水路の両側には険しい山々が続き、やがて氷河のかけらが流れてきました。
氷河って本当に青い色をしているのですね。
ディズニーワンダーはゆっくりとトレーシーアームを航行していきます。
そしてソーヤ氷河に到着。
ディズニーワンダーは氷河の前でしばらく停泊します。
2年前にも見ているのですが、やはり自分の目の前にある巨大な氷河を見るととても感動。
ただ、本当に寒いのです。
防寒対策は忘れずに!!
デッキではBBQランチが始まりました。
でもあまり美味しそうに見えなかったのでパス。
夕方、アトリウムではエスキモールックのミニーちゃんのグリーティングが行われていました。
かわいい〜!
時刻は午後9時過ぎ。
日の長い夏のアラスカ、まだうっすらと明るいです。
【5日目】チップ&デールと砂金取りに挑戦!
2013年7月11日(木)
今日は最初の寄港地スキャグウェイに寄港します。
スキャグウェイは今回のアラスカクルーズでは最北の町となります。
デッキから見たスキャグウェイの町。
こう見ると小さい。
それもそのはずで、人口は1,000人程度。
ただ多くのクルーズ船がこのスキャグウェイにやってくるので、夏の間は観光客に対応するために町の人口が増えるのだそうです。
1890年代に金鉱が発見されて以降、一攫千金を狙う多くの鉱山師達が金を求めてこのスキャグウェイにやってきたそうです。
そんなゴールドラッシュ時代を彷彿とさせる街並みです。
今日は事前に申し込んだエクスカーション「ライアーズヴィル・ゴールドラッシュ・トレイル・キャンプ(Lisarsville Gold Rush Trail Camp & Salmon Bake)」に参加します。
バスでゴールドラッシュ時代を再現したライアー ズビルキャンプへ。
そこで人形劇を見たり、アラスカサーモンのBBQランチなどを体験します。
そして本日のメインイベントの砂金取り!
スタッフから小石や砂が入った皿を受取り、ゆっくり濾します。
そ~っと、泥や砂、小石を濾しながら皿の底に溜まった砂金を見つけるのですが、これがなかなか難しい!
でもいくつかの金を見つけましたよ!
これで私も億万長者?
砂金取り会場にチップが登場!
でも他の人は砂金に夢中でキャラクターどころではないよう。
他にもデールやドナルド・ダックが登場!
次はランチです。
ビュッフェ形式で好きなものをお皿に盛っていきます。
そしてランチの目玉はアラスカサーモンです!
ちょっと甘めのソースをかけていただくのですが、これが美味しかったです。
やっぱり本場のアラスカサーモンは一味ちがうのかな。
今夜のディナーはイタリアンレストランのパロです。
洋上日のパロのブランチと同じように、乗船前にWebサイトから予約を入れておきました。
担当するサーバーはブランチの時と同じクルー。
同じクルーということで、私たちの緊張もほぐれます。
まずはアンティパストからスタート。
ワゴンに載った生ハムやパルミジャーノ・レッジャーノ、マリネしたオリーブ、ドライ・トマトなどから好きなものを選びます。
どれも美味しかったですが、特にバルサミコ酢がかかったパルミジャーノ・レッジャーノが最高!
さらに前菜、メイン、パスタと選んでいきます。
パスタは2人でシェアしたのですが、デザートまで食べたら、もうおなかいっぱい!
パロは有料レストランでドレスコードもありますが、堅苦しくなく、サーバーとも気楽に話をすることができるので好きなレストランです。
【6日目】メンデンホール氷河とロバート山へ
2013年7月12日(金)
クルーズ6日目。
今日は2つ目の寄港地ジュノーに寄港します。
ジュノーはアラスカ州都で、アンカレッジ、フェアバンクスに次ぐ、アラスカで第3の都市です。
といっても人口は30,000人程度ですが、州都ということもあり、街中には連邦政府ビルや、アラスカ州知事官邸などがあります。
今日も事前に申し込んでおいたエクスカーション「Mendenhall Glacier Explorer & Mount Roberts Tramway」に参加します。
メンデンホール氷河見学とロープウェイでロバート山に上る、約3時間30分のエクスカーションです。
まずはバスで40分くらいの場所にあるメンデンホール氷河へ。
メンデンホール氷河は世界でもっとも市街地に近い場所にある氷河と言われています。
ハイキングコースも整備されおり、近くで氷河を見ることができるのです。
氷河の近くを流れるナゲット滝(Nugget Falls)までは往復で45分くらい。
それでは行ってみましょう!
うっそうとした木々が連なる中を歩いている途中、野生のハリネズミを発見!
(というか、他の人が見つけたのですが)
20分ほど歩いてナゲット滝に到着。
間近で見ると物凄い迫力で、日本の滝とは大違い!
いやあ、水飛沫がすごいこと。^^;
ここは氷河に近い場所、と言ってもまだ氷河の先端まで、約800mくらいあります。
次にバスでロバート山麓にあるロープウェイ乗り場へ移動。
ただ、船の乗船時間まで1時間くらいしかないのです。
でもここまで来て、山頂まで行かないわけにはいかない!
ロープウェイに乗り、ロバート山の山頂を目指します。
眼下に霧(雲)に包まれた、ガスティーノ海峡の景色が広がります。
本当は早朝に出発するエクスカーションを申し込んでいたのですが、人数不足のためお昼出発の組に変更されてしまったのです。
メンデンホール氷河とロバート山の両方とも行く場合は、早い時間に出発するエクスカーションをおすすめします。
なおロバート山からはエクスカーションのバスではなく、5分おきに出ているというシャトルバスで船に戻りました。
今夜のディナーはセミ フォーマル。
私は紺のワンピース。旦那はお気に入りの濃紺のピンストライプのスーツでパロット ケイへ。
そして今宵のメニューはTOY STORY DINNER。
メニューの表紙が3Dになっていて、テーブルには3Dメガネが配られていました。メニューの中身も3Dなのかと思ったが、さすがにそれは違った (^^;
メインは夫婦揃って大好きなロブスターです!
さらに夕食後にはアトリウムでピクサー パルズ パーティー(PIXAR PALS PARTY)。
ピクサーの人気キャラクターによるダンスパーティーです。
トイストーリーや、モンスターズ・インク、Mr.インクレディブル、バグズライフなどなど、クルーのお姉さんを筆頭にみんな、とてもキレのあるダンスを披露していましたた。
そうそう、途中でレミーも登場し、踊っていましたよ。かわいい〜♪
【7日目】最後の寄港地ケチカンでの散策
2013年7月13日(土)
今日は最後の寄港地ケチカンです。
アラスカ州の最南部にあり、カナダとの国境にも近い町です。
雨が多い地域だと聞いていたので、お天気が心配です。
外をみると小雨が降っています。
天気予報では気温は17℃となっていましたが、寒そう!
海の近くまで山が迫り、平らな土地は海岸線に沿って50kmにも細く伸びているケチカン。
クルーズ船が接岸したダウンタウンには、整備された遊歩道やショップなどが立ち並んでいます。
今日はランチを食べてからケチカンの町を散策することに。
そしてビュッフェレストランではなく、テーブルサービスのトリトンでいただきます。
前菜、メイン、デザートからそれぞれ選べますが、そんなにお腹も空いていないので、スープとメインのみに。
ちょっと贅沢な気分でランチを味わうことができました。
まずはケチカンの観光名所のひとつ、クリーク通り(Creek Street)に向かいます。
クリーク通りには、ケチカン川に沿ってショップやレストランなどが立ち並んでいます。
開拓時代の売春宿だったドリーズ・ハウス ミュージアム(Dolly’s House Museum)もあります。
観光スポットということもあり、多くの観光客が歩いていますが、クリーク通りは短くてすぐに見終わってしまいます。
クリーク通りからトラム(ケーブルカー)に乗り、約2分ほどで頂上へ。
トラムを降りるとケープ フォックス ロッジ(Cape Fox Lodge)と言うホテルの中に到着。
ケープ フォックス ロッジの建物内は木をふんだんに使っており、とても落ち着きがあります。
ここでお茶をしても良かったなあ。
ロッジの前には6体のトーテムポールが建っていました。
それぞれのトーテムポールには意味があるようです。
と、突然茂みから鹿が現れた!!
しばらく唖然としていると、さらに茂みからもう1頭出てきたのです。
2頭は何をするわけでもなく、ホテル前の中庭を悠然と歩いていました。。。
あ〜、クマじゃなくて良かった。^^
さて、次の目的地に向かって歩きます。
最初の目的地はDeer Mountain Salmon Hatchery。
自然公園内にあるサーモンの孵化やその詳しい生態を観察したり、また傷ついた白頭鷲を保護している施設です。
ですが、「Tours Closed Until Further」と貼り紙があり、やっていないよう。
気を取り直して、小さな川を挟んで向いにある第2の目的地、トーテム遺産センター(Totem Heritage Center)へ。
館内にはたくさんのトーテムポールが展示されており、中には朽ち果てそうな物もあります。
古いものだろうということが伝わってきます。
また館内の一角には、伝統的な衣装やお面、狩猟の時に使っていた道具なども展示してあります。
ここには日本語のパンフレットもありました。
今宵のディナーは「Taste of Alaska」。
きっとアラスカの美味しい食材が食べれるのだろうと期待は大!
その通り、前菜にサーモンやアラスカ・キングクラブ、そしてメインにはアラスカ・サーモン。
アラスカクルーズは食事が美味しいですね。
【8日目】のんびり過ごす洋上日
2013年7月14日(日)
とうとうクルーズ最終日を迎えてしまいました。
今日はバンクーバーに向けて、終日航海となります。
朝食はテーブルレストランのトリトンで。
朝からフォークやナイフが並んだテーブルで優雅に食事をいただきます。
といっても、恐らくビュッフェに並んでいる料理と同じものを、きれいにお皿に盛っただけだと思うのですけどね。^^;
天気は快晴。
こんなにすっきり晴れるのはクルーズ2日目の洋上日以来、実に5日振りです。
ということで、ランチはデッキに出ていただきます。
カリブ海クルーズでは、あまりにも暑くてデッキで食事なんかできなかったけど、今日はお天気も良いので、何とも気持ちがいい!
最終日ですが、アトリウムではプリンセス ギャザリング(Princess Gathering)が行われています。
我が家はフェイスキャラはあまり得意ではないので、上から眺めるだけ。
タオルフォールディング教室に参加。
ステージではクルーが実演し、それを基にゲストが作っていきます。
数種類の作り方が載っているマニュアルももらえ、それを見ながら作るのですが、これがなかなか上手くいかない!
でも上記のウサギは、なかなか上手くできたのでは?
船内にあるアイスクリームコーナー(Goofy’s Galley)で、どこまでアイスが盛れるかに挑戦!
アイスクリームはもちろん無料ですよ。^^
最後のディナーは、アニメーターズ パレット(Animator’s Palate)。
メニューもかわいいミッキー&ミニーのイラスト入りです
今夜は最後のディナーということもあり、食後にシェフを先頭にサーバー達の行進がありました。
1週間、美味しい料理をありがとう!
夕食後に行われる最後のイベント「ティル・ウィ・ミート・.アゲイン(Till We Meet Again)」。
グリーティングがメインなので、私たちも並んで写真を撮ってもらいます。
あ〜、これですべてのイベントは終わりです。
【9日目】ディズニーワンダー下船とバンクーバー散策
2013年7月15日(月)
下船の朝を迎えました。
今日は下船後はすぐに日本には帰らず、バンクーバーで一泊します。
ディズニーワンダーはスピードを落とし、ゆっくりとカナダ・プレイスに向って航行しいます。
それにしても、今日も良いお天気!
雲ひとつない抜けるような青空なのですが、テンションは低い (^^;
今日宿泊するのは、エグゼクティブ ホテル ル・ソレイユ。
カナダ・プレイスからタクシーで5分くらいの場所にあります。
ホテルに到着したのは10時過ぎだったのですが、もうチェックイン可能だということ。
早速、部屋に荷物を置いて、バンクーバーの町を散策しよう!
と思ったのですが、クルーズが終わってしまった喪失感?で、しばらく部屋で休憩。
がんばって外に出ます。
まずはランチを食べに、ロブソン通りを目指します。
ロブソン通りは、バンクーバーで一番の繁華街で、有名ブランド店やおしゃれなブティック、レストランが並ぶ通りです。
ランチに選んだのはロブソン通りにあるマイルストーンズ(milestones)。
エッグベネディクトが美味しいとネットで見たお店です。
半熟たまごがトロ~りとして、評判通り美味しい!
食後はロブソン通りや港を散策します。
それにしても良いお天気です。
気温は半袖でちょうど良いくらいですが、とにかく日差しがきつい!
カナダ・プレイスに戻ってきました。
ちょうどデッキで行われている出港パーティADVENTURES AWAY の様子が伝わってきます。
いいな〜、1週間前はあそこにいたのに。
結局ディズニーワンダーの出港まで見送ってしまいました。
さて、この旅行の最後のディナーは日本食です。
葉っぱ 居酒屋(Hapa Izakaya)というウォーターフロント・センターの入り口脇にあり、ホテル ル・ソレイユからも徒歩で5分程度の場所にあります。
残念ながら、どのお料理もボリュームが少なくて、コストパフォーマンスが悪いなあ。
ホテルに戻る前もう一度カナダ・プレイス周辺を散歩。
サマータイムとは言え、午後8時前だと言うのに辺りはまだ明るいです。
夕暮れ前の散歩には絶好の気候ですね。
最後に2010年冬のバンクーバーオリンピックで使われた聖火台を見に行くことに。
間近で見るととても大きいのでビックリ!
【10日目】エア・カナダで日本へ
2013年7月16日(火)
日本への帰国の日。
行きと同じようにエア・カナダで日本に戻ります。
ホテルからタクシーで約25分、バンクーバー国際空港に到着です。
バンクーバー国際空港は、ガラス張りで外からの明かりを取り入れており、開放感のあるつくりですね。
国際線エリアにはブランド品を扱っている免税店がありますが、我が家には無縁。
お馴染みのメイプルクッキーを買って帰ります。
我が家のお気に入りは 「Turkey Hill」というメーカーのもので、これまでも旦那がカナダ出張の際にここのメイプルクリームクッキーを買ってきてくれていたのでした。
帰りのエコノミーの座席配列は3−3−3。
窓際の3列だとトイレの度に席を立たなければならないはわずらわしい。
なので、復路は中央列2席にしました。
ところが、隣に座っていたオジサンが別の席に移っていったのです。
なので、3人席を2人で使うことに。
ちょっと狭いけど、少し楽に過ごせました。
機内食は往路同様、チキンまたはビーフ。
なので、2人でそれぞれのメニューをいただきました。
味は?
まあ普通ですよね。
ディズニーワンダーでのアラスカクルーズを振り返って
今回乗船したのはディズニークルーズラインのディズニーワンダーで、バンクーバーを出港し、スキャグウェイ、ジュノー、ケチカンに寄港する7泊8日のクルーズです。
スキャグウェイ、ジュノー、ケチカンは、アラスカクルーズでは定番の寄港地で、さまざまなアラスカ観光が楽しめるようエクスカーションが用意されています。
今回はスキャグウェイでの砂金取りとジュノーでのメンデンホール氷河とロバート山に参加しましたが、キャラクターと一緒に砂金取りができるなんて、ディズニークルーズならではのエクスカーションですよね。
アラスカクルーズでは、他にもホエールウォッチングや犬ぞり、ヘリコプターで氷河着陸などアラスカの自然を楽しむエクスカーションがあります。
ですが、総じて値段は高めなので、あれもこれも!というわけにはいきません。。。
アラスカクルーズが出港するバンクーバーへは、直行便も出ており、日本からは行きやすいです。
船が出港するカナダ・プレイスもバンクーバーの繁華街に近い場所にあり、また空港からも地下鉄で行くことができるなど、アクセスの良さもアラスカクルーズの魅力の一つです。
船から下船してその日のうちに飛行機で日本に帰ることもできます(前回のアラスカクルーズの時は、下船後にバンクーバーで宿泊せずにすぐに帰国しました)が、それでも1週間ほどの休みが必要になります。
ディズニークルーズでは、ドーズ氷河シーニッククルージングとケチカンに寄港する5日6泊クルーズもありますが、やはりアラスカを満喫するならスキャグウェイやジュノーにも行きたいところですよね。
ぜひ1週間ほどの休みがとれる夏休みにアラスカクルーズに行ってみてはいかがでしょうか?
バンクーバーからのクルーズの前泊にピッタリなホテルが、パン パシフィック バンクーバー。
以前カナダ・プレイスから徒歩10分程度の別のホテルに宿泊したのですが、重いスーツケースを引きずって歩いて港まで向かうのは無理!結局タクシーを使うはめに。
船が出港するカナダ・プレイスの上にあるホテルなので、移動がとにかく楽!
今回の旅行で実感しました。
ブランドショップが並ぶロブソン通りに近い方が良い!という方は エグゼクティブ ホテル ル ソレイユ がオススメです。
スタッフが明るくて対応もとても良かったですよ。
パン パシフィック バンクーバー の詳しい内容を見てみる