コペンハーゲンを出港して、ノルウェーとスコットランド巡る北欧ノルウェーフィヨルドクルーズの旅行記ブログです。
寄港地は、以下の10ヶ所。
- オスロ(ノルウェー)
- クリスチャンサン(ノルウェー)
- スタヴァンゲル(ノルウェー)
- フロム(ノルウェー)
- ベルゲン(ノルウェー)
- ラーウィック(スコットランド/イギリス)
- ポートリー(スコットランド/イギリス)
- インバーゴードン(スコットランド/イギリス)
- エジンバラ(スコットランド/イギリス)
- ニューカッスル・アポン・タイン(スコットランド/イギリス)
見所はなんと言ってもダイナミックな自然の造形美を感じられる北欧ノルウェーフィヨルド。
ノルウェーフィヨルドの美しく雄大な自然の絶景を楽しむことができました。
また、ノルウェー山間部の美しい景観の中を走るフロム鉄道や、20世紀最大のミステリーと言われたネッシーが目撃されたイギリス・スコットランドのネス湖も旅行記内で紹介しています。
乗船した船は、ホーランドアメリカ ラインのザイデルダム(ms Zuiderdam)。
約80,000トンのザイデルダムは、大きすぎず、小さすぎずの程よい大きさの中型船です。
この旅行記では、各寄港地での見所を始め、ザイデルダムの船内や食事の様子などを詳しくお伝えしています。
それでは、北欧ノルウェーフィヨルドクルーズへどうぞ。
旅行概要
日程 | 2017年6月21日(水)〜 2017年7月4日(火)13泊14日 (クルーズのみ:2017年6月22日(木)〜 2017年7月4日(火)12泊13日) |
乗船したクルーズ会社 | ホーランドアメリカ ライン (Holland America Line) |
クルーズ名 | 12days Fjords & Highland Cruise |
クルーズ船 | ザイデルダム(ms Zuiderdam) |
客室 | オーシャンビュー (カテゴリーD)、1038号室 |
出港・帰港地 | コペンハーゲン(デンマーク) |
寄港地 | オスロ(ノルウェー) クリスチャンサン(ノルウェー) スタヴァンゲル(ノルウェー) フロム(ノルウェー) ベルゲン(ノルウェー) ラーウィック(スコットランド/イギリス) ポートリー(スコットランド/イギリス) インバーゴードン(スコットランド/イギリス) エジンバラ(スコットランド/イギリス) ニューカッスル・アポン・タイン(スコットランド/イギリス) |
航空会社 | スカンジナビア航空(Scandinavian Airlines:SAS):成田 → コペンハーゲン スカンジナビア航空(Scandinavian Airlines:SAS):コペンハーゲン→成田 |
ホテル(前泊) | Scandic Copenhagen(スカンディック コペンハーゲン) |
航路
日時 | 寄港地 | 入港 | 出港 |
---|---|---|---|
2017年6月22日(木) | コペンハーゲン(デンマーク) | ーーー | 4:00pm |
2017年6月23日(金) | オスロ(ノルウェー) | 10:00am | 5:00pm |
2017年6月24日(土) | クリスチャンサン(ノルウェー) | 8:00am | 5:00pm |
2017年6月25日(日) | スタヴァンゲル(ノルウェー) | 7:00am | 4:00pm |
2017年6月26日(月) | フロム(ノルウェー) | 8:00am | 6:00pm |
2017年6月27日(火) | ベルゲン(ノルウェー) | 8:00am | 5:00pm |
2017年6月28日(水) | ラーウィック(イギリス) | 8:00am | 4:00pm |
2017年6月29日(木) | ポートリー(イギリス) | 8:00am | 4:00pm |
2017年6月30日(金) | インバーゴードン(イギリス) | 8:00am | 5:00pm |
2017年7月1日(土) | エジンバラ(イギリス) | 10:00am | 11:00pm |
2017年7月2日(日) | ニューキャッスル(イギリス) | 8:00am | 5:00pm |
2017年7月3日(月) | 終日航海 | ーーー | ーーー |
2017年7月4日(火) | コペンハーゲン(デンマーク) | 7:00am | ーーー |
コペンハーゲンを出発し、ノルウェーの沿岸部にある都市を巡った後、北海を横断し、スコットランド(イギリス)に寄港し、再びコペンハーゲンに戻ってくる12泊13日のクルーズです。
乗船した船 (ms Zuiderdam: ザイデルダム) について
ms Zuiderdam (Holland America Line): ザイデルダム(ホーランドアメリカライン)
総トン数 | 82,318トン | 乗客定員 | 1,964名 |
デッキ | 11層 | 乗組員数 | 817名 |
就航年 | 2002年 | 客室数 | 982室 |
ホーランドアメリカライン(HAL)は、1873年にアメリカとヨーロッパを結ぶ海運会社として誕生したプレミアムクラスのクルーズ会社です。
ホーランドアメリカラインが所有するクルーズ船の一つ、ザイデルダム(Zuiderdam)の船体は白と紺色、船内はアンティークや美術品でデコレーションされており、落ち着いた雰囲気の船です。
就航から20年近くたっており、また半年前に新造船に乗ったばかりなので、古い船でガッカリしないかな、と不安でしたが、そんなことはありませんでした!
もちろん古さを感じる箇所もありましたが、きちんとメンテナンスされているようで、不便さはありませんでした。
ザイデルダムの船内施設がほぼ同じウエステルダムについては、次の記事で詳しくご紹介しています。
ホーランドアメリカラインのウエステルダム号でクルーズへ行こう!
クルーズ旅行の準備
半年前にカウントダウンで西カリブ海クルーズ(旅行記:年末年始をカリブ海で|西カリブ海クルーズ旅行記)に行ったばかりなのに、どうしてもクルーズに行きたくなってしまいました。
それもホーランドアメリカラインの船に乗りたい!!
できれば西カリブ海クルーズで乗ったコーニングスダム(ms Koningsdam)が良いのだけど、日程や値段が合わない。
ということで、今回は ザイデルダム(ms Zuiderdam)でのノルウェーフィヨルドクルーズに決定。
申し込みは出航の約1ヶ月前にホーランドアメリカの日本総代理店を通じて行いました。
出港直前の割引価格(フラッシュレート)が出ている「オーシャンビュー客室(G)視界不良、ギャランティ確保」で希望を出したところ、空き室はあるが
- 24時間以内に全額支払い
- 返金不可
という条件付きで申し込みをしました。
ギャランティ確保なので、この時点では部屋番号は確定しません。
出港の約1週間前に部屋番号が決まり、申し込み時のカテゴリーより少しだけアップグレード(G→D)されていました。
- 申し込み時の客室: オーシャンビュー (カテゴリーG)
- 乗船時の客室: オーシャンビュー (カテゴリーD)
利用した航空会社
スカンジナビア航空(Scandinavian Airlines:SAS):成田 ⇄ コペンハーゲン
船が出港するコペンハーゲンまでは直行便が出ているスカンジナビア航空(SAS)のプレミアムエコノミーを利用しました。
スカンジナビア航空のプレミアムエコノミーのシートや機内食などを詳しく紹介した記事はこちら
スカンジナビア航空 プレミアムエコノミークラス (SAS Plus : SASプラス) 搭乗記
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いろいろな飛行機会社の価格を比較できるので、安い航空券を見つけることができますよ。
私も旅行前にはチェックしています。
利用したホテル
Scandic Copenhagen(スカンディック コペンハーゲン)
乗船前日にコペンハーゲンで1泊したのはスカンディック コペンハーゲン。
コペンハーゲン中央駅から徒歩で10分ほどの場所にあるモダンでスタイリッシュなホテルです。
スカンディック コペンハーゲンの利用レポートは、次の記事で詳しくご紹介しています。
スカンディック コペンハーゲン(Scandic Copenhagen)|コペンハーゲン中心地に近いモダンなホテル
絶景の北欧ノルウェーフィヨルドクルーズ旅行記
1日目:スカンジナビア航空のプレエコでコペンハーゲンへ【ノルウェーフィヨルドクルーズ旅行記】
2017年6月21日(水)
北欧ノルウェーフィヨルドクルーズ旅行の始まりです!
半年前に西カリブ海クルーズ(旅行記:年末年始をカリブ海で|西カリブ海クルーズ旅行記)に行ったばかりなのに、どうしてもクルーズに行きたくなり、出港の1ヶ月前に突然申し込んだ今回のクルーズ旅行。
そんなわけで寄港地の下調べをほとんどせずに出発日を迎えてしまいました。
果たしてどのような旅行になるでしょうか?
船が出港するコペンハーゲン(デンマーク)までは、成田からスカンジナビア航空(Scandinavian Airlines)の直行便を利用します。
今回、初めてプレミアムエコノミー(SAS PLUS)です。
エコノミーに比べ、若干足元に余裕はありますが、やはり長時間はきつい。。。
機内食はエコノミーと同じですが、なんとアルコールは無料です。
日本で作ってあるだけあって、機内食は美味しいですね。
コペンハーゲンでの宿はスカンデック コペンハーゲン(Scandic Copenhagen)です。
コペンハーゲン空港からは電車を使い、コペンハーゲン中央駅へ移動。
そこからはタクシーでスカンデック コペンハーゲンに向かいました。
ホテルはコペンハーゲン中央駅から徒歩で5分程度の場所にあるので、当初は徒歩で向かう予定だったのですが、重たいスーツケースを持って石畳の道を歩くのは無理と判断し、タクシーにしたのでした。^^
スカンデック コペンハーゲンは、豪華なホテルではないのですが、モダンで居心地の良いホテルでした。
部屋のインテリアもスタイリッシュ!
部屋で荷物を片付けた後は、疲れた身体に鞭打って(?)、コペンハーゲン散策に出ます。
市庁舎前広場の脇にあるアンデルセンの銅像を見たり、コペンハーゲン一番の繁華街であるストロイエをブラブラと歩きます。
長い1日もこれにて終了。
さあ、明日からはクルーズ本番です!
2日目:ザイデルダム乗船〜コペンハーゲン出港【ノルウェーフィヨルドクルーズ旅行記②】
2017年6月22日(木)
今日は北欧ノルウェーフィヨルドクルーズの出港日。
コペンハーゲンのクルーズターミナルは3箇所ありますが、今日乗船するのは中心地からは一番遠い港です。
ホテルからはタクシーで向かいます。
コペンハーゲンのクルーズ港については次の記事で詳しくご紹介しています。
コペンハーゲン クルーズ港へのアクセス方法|オーシャンキー(Ocean Quay)
今回のクルーズでは、初めてオーシャンビュー(海側客室)としました。
出港の1週間前に部屋番号が決まったのですが、喫煙者の旦那はガッカリしていました。
(喫煙所がデッキ9にしかないので)
夕方はお気に入りの展望ラウンジのクローズネスト(Crows Nest)でのんびり。
出航祝いで、かんぱーい!
Happy Hourで、お得に飲めました。
3日目:オスロでムンクの「叫び」を見る【ノルウェーフィヨルドクルーズ旅行記③】
2017年6月23日(金)
昨夕にコペンハーゲンを出港したザイデルダムは、最初の寄港地ノルウェーの首都オスロに寄港します。
今回のクルーズは13日もあるのに、洋上日は1日だけ。
毎日寄港地に寄るというかなりハードな日程です。
体調を崩さないように気をつけないと。
船が停泊した港は、なんとアーケシュフース城の目の前!
このオスロの港は、アーケシュフース城だけではなく、市庁舎や王宮などオスロの観光スポットに徒歩で行ける便利な場所にあります。
アーケシュフース城は1299年に建造、17世紀に修復された城塞ですが、今でも軍事基地として使われているため衛兵が警備しています。
お城の中にある展示物を見学することもできますが、私たちはサクッと外観を見て、次の場所へ。
次はアーケシュフース城から数分の場所にある市庁舎へ向かいます。
オスロ市庁舎はノーベル平和賞の授賞式が行われる場所として有名ですよね。
ですが、なんとこの日はクローズ!
市庁舎内を見学することはできませんでした。残念!!
次に向かったのはノーベル平和センター。
場所は通りを挟んだ市庁舎のすぐ前にあります。
企画展など見る場合は有料ですが、ギフトショップなどは無料で入ることができます。
そして本日のメイン、国立美術館でムンクの「叫び」を鑑賞します。
芸術に疎い我が家でも知っている超有名な絵画です。
この国立美術館にはムンク以外にもゴーギャン、ピカソ、モネ、セザンヌ等の作品が展示されています。
日本では考えられませんが、展示品の撮影がOKです。
次は、カールヨハン通りをめざします。
オスロ中央駅から王宮までのオスロのメインストリートで、多くのショップやカフェ、レストランなどが並んでいます。
オスロは見所が徒歩圏内にあって観光しやすい場所ですね。
4日目:クリスチャンサンの美しい町を歩く【ノルウェーフィヨルドクルーズ旅行記④】
2017年6月24日(土)
クルーズ2日目は、ノルウェーのクリスチャンサンに寄港します。
クリスチャンサンはこのクルーズで初めて知った場所です。
ノルウェーの南部の海に面しており、国内で6番目に大きい町です。
でものんびりしていて、静かなとてもステキなところでした。
クリスチャンサンの港からはこのCity Trainが中心地まで運行していました。
運賃は、一人US15$。
ノルウェーなのにドルが使えるのね〜。
City Trainは、魚市場や海岸、オフィス街を通り、ショップが立ち並ぶ繁華街で停車。
そこで下車して近辺を散策してみます。
残念ながら、朝早かったのでほとんどのお店は開店前でした。。。
次はターミナル近くの魚市場へ。
魚市場の周辺にはレストランもあります。
レストランも含め、このあたりの建物は落ち着いた色合いで統一されていました。
魚市場の中には数軒のお店が入っていますが、そんなに規模は大きくありません。
でもロブスターやエビ、カニなど美味しそうなものがたくさん!
ノルウェーでポピュラーな干したらもありましたよ。
魚市場の近くには、海に向かって公園が広がっています。
また公園の先には1672年、デンマーク王 フレデリックⅢ世が建てた要塞もあります。
残念ながら、この日はイベントがあり中は見学できませんでしたが。
穏やかな天気の中、のんびりとした一日を過ごすことができました。
5日目:北海油田の町スタヴァンゲルへ【ノルウェーフィヨルドクルーズ旅行記⑤】
2017年6月25日(日)
今日はノルウェーのスタヴァンゲルに寄港します。
スタヴァンゲルは、北海油田の基地として発展したノルウェー第4の都市です。
有名なリーセフィヨルドへの玄関口として、世界中から観光客が訪れる場所でもあります。
リーセフィヨルドといえば、水面からの高さは垂直600m、海にせり出した一枚岩のプレーケストーレンが有名ですよね。
一度は行ってみたいのですが、プレーケストーレンへ行くためには往復約4時間も歩かなくてはいけません。
体力の無い私には到底無理!
ということで今日も自力で観光します。
港の西側は旧市街が広がっています。
スタヴァンゲル旧市街は、古い民家の立ち並ぶ住宅街で、白い壁と切り妻屋根の家々が美しいエリアです。
港から少し中に入ると、このようにカラフルな建物が並ぶオブレホルムガータ通りに出ます。
個性的なカフェがいくつも立ち並んでいます。
今日の目的地はノルウェー石油博物館(Norwegian Petroleum Museum)。
入館料は、120NOK(¥1884)
なんと日本語のパンフレットもありました。
北海油田の石油採掘はノルウェーにとって重要な産業。
そしてスタヴァンゲルは北海油田の基地として発展した町です。
ノルウェー石油博物館内では、ノルウェーでの石油発掘の歴史を学んだり、石油やガスをテーマにした映画を見ることができます。
またドリルや船舶、掘削/生産設備の模型、救命カプセルなども展示されています。
事故にあった救命カプセルの展示もあり、水の力の怖さを改めて感じることができます。
6日目:フロム鉄道とノルウェーフィヨルドの大自然を満喫【ノルウェーフィヨルドクルーズ旅行記⑥】
2017年6月26日(月)
今日の寄港地はノルウェーのフロムです。
フロムは人口500人程度の小さな村ですが、急勾配の山間部を通るフロム鉄道を目当てに毎年多くの観光客が訪れるそうです。
世界でもっとも美しい鉄道の一つと言われているフロム鉄道は、今回のクルーズの中で楽しみにしていた観光の一つです。
ソグネフィヨルドの分岐するアウルランドフィヨルドの突き当たりにあるフロム。
すぐ後ろに山々が迫っているのがわかりますね。
港のすぐ近くにあるフロム駅からフロム鉄道に乗車。
今日は船のエクスカーションでフロム鉄道に乗り、Vatnahalsen(ヴァトナハルセン)駅まで行き、そこで下車。
60分程度の自由時間後、再びフロム鉄道で戻ってくるというものです。
フロム鉄道は、フロムとミルダル駅間の約20kmを1時間で結ぶ山岳鉄道です。
20kmの間にトンネルが20個もあり、その長さの合計は6km。
つまりフロム鉄道の1/3がトンネルということになり、いかに山の中を通っているかがわかります。
途中、車窓から頂上に雪が残る山々や、滝など美しい自然を見ることができます。
途中のショッスフォッセン(Kjosfossen)駅で5分ほど停車します。
ホームのすぐ目の前には巨大なショッスフォッセン滝が迫っているのです。
この滝を見るために停車するわけですね。
ほとんどの乗客は下車して、このショッスフォッセン滝の写真を撮っていました。
でも水飛沫がすごいのご注意を!
夕方、ザイデルダムはフロムを出港。
デッキからフィヨルドの絶景を堪能します。
お天気は良いのですが、とにかく風が冷たくて寒い!!
フィヨルド見学は寒さ対策をお忘れなく。
7日目:ベルゲンの定番観光地を散策【ノルウェーフィヨルドクルーズ旅行記⑦】
2017年6月27日(火)
クルーズ6日目はノルウェー最後の寄港地ベルゲンです。
ベルゲンはノルウェー第2の都市で、日本からも多くの観光客が訪れる北欧旅行のメジャーな観光地なのですね。
確かに街中で日本から来たと思われる団体さんを見かけました。
ベルゲンでまず思い浮かぶのは、世界遺産にも登録されているブリッゲンですよね。
ブリッゲンは、14世紀頃にドイツから来たハンザ商人たちが商館を開設し、居住を許された区域です。
今はショップやレストランなどに利用されています。
港に面した正面はカラフルな建物ですが、中に入ってみると木製の路地が続いています。
ハンザ商人が商品をのせた台車をスムーズに移動させるために板張りになっているそうです。
この通りも趣きがあってステキですね。
ブリッゲンから近くの場所に市場があります。
魚やフルーツなど美味しそうなものが並んでいます。
その場で食べれるように調理もしてくれるますよ。
さらに市場から徒歩5分程度の場所にフロイエン山に登るためのケーブルカーの駅があります。
私たちが行った時にはすごい行列!
混雑を避けたいのであれば、空いている朝一番がオススメです。
フロイエン山の標高は320m。
頂上からはベルゲンの町を一望できます。
ベルゲンの全体像がわかるので、やはり朝早くに来た方が良さそうですね。
港の近くにはベルゲンフス城があります。
1560年代に造られたローセンクランツの塔の内部は見学できます。
また13世紀にベルゲン王を拓いたホーコン王によって建築されたホーコン王の館もあります。
8日目:スコットランドの小さな町ラーウィックへ【ノルウェーフィヨルドクルーズ旅行記⑧】
2017年6月28日(水)
船はノルウェーを離れ、スコットランドへ。
今日はスコットランドのシェトランド諸島の州都ラーウィックに寄港します。
ラーウィックは、約100の島からなるシェトランド諸島の中で最大の島メインランドにあります。
人口は約7,500人の小さな町ですが、シェトランド諸島の商業、工業、そして文化の中心地となっているそうです。
スコットランド上陸!
昨日までのノルウェーの風景とまったく違う景色が広がっています。
見渡す限り、石でできた建物が並んでいます。
それにしても寒い!
6月下旬だというのに、気温は12度。
極暖のヒートテックを着て、さらにストールも巻いて出かけます。
港のすぐ近くにあるシャーロット砦。
この場所に最初に砦が築かれたのは1652年の第一次英蘭戦争の時。
ただ現在残っているのは、1780年代に再建されたものだそうです。
次は英国最北にあるショッピングセンターへ。
でも思っていたより、こじんまりとしてる?
中には、ミニスーパー、ミニホームセンターの他、肉屋、魚屋、床屋、おもちゃ屋、ファストフードなどなど30店ほど入っていました。
サクッと見学して終了。
ラーウィックには特に有名な観光スポットがあるというわけではありませんが、重厚な石造の建物を見ているだけでも楽しかったです。
9日目:絵画のような美しい港町ポートリー【ノルウェーフィヨルドクルーズ旅行記⑨】
2017年6月29日(木)
クルーズ8日目。今日はスカイ島のポートリーに寄港します。
スカイ島もポートリーも今回のクルーズで初めて知った場所です。
今日もエクスカーションを入れていないので、自力で町歩きを行います。
スカイ島が見えて来ました。
広陵とした緑が海岸線まで広がっています。
昨日のラーウィックとはまた違う雰囲気ですね。
港にはカラフルな建物が並んでいます。
ポートリーの港は絵のような美しさと言われているそうです。
でも港周辺の見所はここだけでした。
帰国後、改めてスカイ島のことを調べたら、少し離れた場所に景色が美しい場所がいろいろとあることがわかりました。
何度も行ける場所ではないので、やはり事前にちゃんと下調べをしておくべきでした。
結局、一時間ほど散策し、船に戻ります。
スカイ島の自然を満喫するには、エクスカーションなどに参加したほうが良さそうです。
10日目:ネス湖のネッシー現れる?【ノルウェーフィヨルドクルーズ旅行記⑩】
2017年6月30日(金)
今日の寄港地はインバーゴードンです。
インバーゴードン自体は小さな町ですが、ネス湖への玄関口となっています。
といっても、自力でネス湖まで行くのは大変なので、船が用意しているエクスカーションを申し込みました。
申し込んだエクスカーションは、バスでネス湖まで行って帰ってくるというものです。(全行程4時間強で一人約$130)
ネス湖まではバスで約1時間かかります。
バスで30分ほど走った後、ハイランド地方の中心都市 インバネスの町に入りました。
丘の上に見えるのは、インバネス城。
1057年にスコットランドのマール・コリュム3世によって建設されたと言われています。
1時間ほどでネス湖に到着。
まずはビジターセンターで15分ほどのビデオを見ます。
ネス湖の湖畔にある廃墟となってしまったアーカート城(ウルクハート城)の歴史を紹介したビデオです。
上映が終わるとスクリーンが上がり、窓の外に広がるネス湖が見えるという演出もありました。
さてネッシーは現れるでしょうか?
ネス湖は幅は約2kmほどですが、長さが約35kmもあるそうです。
船にでも乗って湖に出ないと、とても見つけることはできそうもありませんね。
もちろんネス湖をクルージングするエクスカーションもありましたが、早々に満席になっていました。
結局、ネッシーの姿は見ることができませんでした。^^;
11日目:エジンバラ城とエジンバラの町を散策【ノルウェーフィヨルドクルーズ旅行記⑪】
2017年7月1日(土)
クルーズ10日目。
今日の寄港地 エジンバラは、さすがに私もその名前くらいは聞いたことがある有名な観光地。
エクスカーションは入れていないので、自力で観光します。
実は船が到着したのは、エジンバラではなく、クイーンズフェリーという町です。
ちょっと寂れた感じ?
でもちゃんとセキュリティがあります。
エジンバラへは港から出ている有料シャトルバスを使います。
岩山の上に聳えるエジンバラ城。
風格ありますね〜。
エジンバラ城に入るためにはチケットを購入しなくてはいけないのですが、それがものすごい行列!
購入できるまで30分以上かかりました。。。
岩山の上に建つ城だけあって、眺めがとても良い!
エジンバラの町並みの奥には海(フォース湾)が見えますね。
城内にはスコッチウイスキーのショップがありました。
いろいろな種類のウイスキーが並んでいます。
高いものだと、¥500,000 くらいするものもありました。
また試飲も行われていました。
城内には市内最古の教会や礼拝堂、スコットランド歴代の王室の宝石や王冠、武器など歴史的遺品が数多く展示されています。
エジンバラ城では毎日午後1時に空砲を撃ちます。
この空砲は、元々船の航行を助ける目的で開始されたそうで、エジンバラ市内だけではなくフォース湾までその音が届くそうです。
エジンバラ城を後にして新市街のメインストリート、プリンセス通りへ。
多くのショップが並び、こちらも多くの人で賑わっています。
ぶらぶらと眺めているだけでも楽しいですよ。
12日目:ニューカッスル・アポン・タインへ【ノルウェーフィヨルドクルーズ旅行記⑫】
2017年7月2日(日)
最後の寄港地はニューキャッスルです。
イングランド北東部にある工業都市で、正式にはニューキャッスル(またはニューカッスル)・アポン・タインといいます。
人口約30万人という北部イングランドで最大の都市です。
海辺にはオシャレな住宅が並んでいますが、この港は貨物船も共用しており、反対側には自動車運搬船が停泊し、船尾から次から次と車が降りてくる様子も見られました。
今日もエクスカーションは入れず、自力で港周辺を散策します。
向かったのはアウトレットモール。
店舗は全部で50店ちょっとといった感じ。
NikeやGAP、Hallmarkなどおなじみのショップもありましたが、ほとんど初めての店ばかり。
掘り出し物でもあるかなと思ったけど、残念ながら買いたいという物には出会えず。
ターミナルの周囲にはあまり観光できる場所はありませんが、市内にでればいろいろと見所があるそうです。
なお市内に行くシャトルバスは無料で、30分おきに運行していました。
本当は私たちも行ってみたかったのですが、今日は有料レストランでのランチの予定を入れてしまったのでした。
14日目:コペンハーゲンへ帰港〜日本へ【ノルウェーフィヨルドクルーズ旅行記⑬】
2017年7月4日(火)
下船の朝を迎えてしまいました。
朝には船を降り、そのまま空港へ向かい午後の便で日本に帰ります。
私たちは、ホーランドアメリカラインが用意するバス(一人$39)でコペンハーゲン国際空港に向かいます。
ちなみにコペンハーゲン中央駅行きのバス(一人$15)もありました。
14日ぶりのコペンハーゲン国際空港。
特にすることもないので、さっさとチェックインを済ませ、搭乗口に向かいます。
成田行きの出発は15時45分。
空港に到着したのは10時過ぎ。
まだまだ時間はあるので、SASのラウンジで休憩です。
中は明るくてモダンなインテリアでまとめられています。
軽い食事や飲み物も無料でいただくことはできますが、食事は種類は多くありませんでした。残念!
15:45 スカンジナビア航空(SK983)の東京行きに搭乗。
帰りもプレミアムエコノミーです。
狭くて寝づらいけど、帰りはほとんど寝てました。
10:40無事に成田に到着。
今回もトラブルもなく、また体調を崩すことなく、今回も無事に楽しく旅行を終えることができました。
フィヨルドの大自然に触れることができた今回のクルーズ。
ですが、寄港地の事前調査を怠ったせいで、ちょっと消化不良な面も。
まだまだ魅力的な場所があるので、ぜひもう一回行ってみたいと思います。
ノルウェークルーズ、また行くぞ!