【クルーズに格安で行く方法】豪華客船の船旅にお得に行く5つの方法

いつかは行ってみたい豪華客船でのクルーズ旅行。
だけど「クルーズは値段が高い」というイメージを持っていませんか?
もちろん1泊5万円を超えるラグジュアリで高級なクルーズもありますが、気楽に乗ることができるリーズナブルな格安クルーズプランもあるのです。
この記事では、そんなクルーズをリーズナブルで格安で行く5つの方法をご紹介します。
クルーズを格安にするポイントは
・出港直前のタイミングに予約する
・オフシーズンを狙う
・片道クルーズ
・ギャランティキャビンで予約する
・リピーターになる
これらのポイントを押さえて、お得な格安クルーズを楽しみましょう。
Contents
お得な格安クルーズの見つけ方
外国船によるお得な格安クルーズプランを見つける5つのポイントをご紹介します。
出港直前のタイミングに予約する
外国船の場合、クルーズ出港直前など一定時期に空いている客室を埋めるために格安料金で売り出すことがあります。
そのためには、こまめに料金をチェックする必要がありますが、私もこの方法でかなりお得なクルーズを見つけたことがあります。
一般的に出発日が近くにつれてクルーズ値段は下がる傾向にありますが、必ずしも出港直前が底値になるわけでもないようで、一度下がった料金が出港前に上がったりしたこともありました。
このあたりの見極めはなかなか難しいです。。。
また、クルーズ出港直前に申し込んだ場合、好きな客室や、ディナーのシーティングを選べないこともあります。
もし「どうしてもこの客室を希望する!」という場合には、早めに客室を指定して予約することをおすすめします。
オフシーズンを狙う
シーズンが始まった直後や終わる直前のアラスカや、ハリケーンシーズンのカリブ海などオフシーズンにもクルーズ料金が安くなります。
2021年に予定されているアラスカクルーズで比較してみました。
下記はディズニー・クルーズライン、プリンセス・クルーズ、ホーランドアメリカ ラインの3社の、アラスカシーズン開始直後/終了直前と、シーズン中の7泊8日のクルーズ料金です。
船名 | 出発日 | 料金 |
ディズニー・ワンダー(ディズニー・クルーズライン) | 2021.5.27 | $1,624 |
ディズニー・ワンダー(ディズニー・クルーズライン) | 2021.7.12 | $2,408 |
エメラルド・プリンセス(プリンセス・クルーズ) | 2021.9.18 | ¥79,090 |
エメラルド・プリンセス(プリンセス・クルーズ) | 2021.7.31 | ¥112,090 |
フォーレンダム(ホーランドアメリカライン) | 2021.4.28 | $899 |
フォーレンダム(ホーランドアメリカライン) | 2021.6.23 | $1,049 |
このように比較すると、シーズン開始直後/終了直前と、シーズン中の料金に差があることがわかりますね。
私たちは5月初旬と7月中旬にアラスカクルーズに行きましたが、気候や寒さの違いはあまり感じませんでした。(5月も7月もアラスカはそれなりに寒かった!)
トップシーズンに行くアラスカクルーズ旅行
ディズニークルーズ で行くアラスカクルーズ旅行記
片道クルーズ(リポジショニングクルーズ)
片道クルーズとは、クルーズ船の配置エリアを変更する際に設定されるクルーズプランです。
リポジショニングクルーズ、回送クルーズとも言われています。
たとえば、日本周遊クルーズが終わり、次のアラスカクルーズに向かうために、横浜を出発し、太平洋を横断してバンクーバーまで行くようなクルーズです。
片道クルーズなので、行き(または帰り)の航空券を自分で手配するなど別途費用が必要になります。
たとえば2021年には下記のような片道クルーズがあります。
① 横浜発バンクーバー着 北海道・ロシア・太平洋横断クルーズ 15泊16日 | |||
船名 | セレブリティ・イクリプス | ||
料金 | $1,604 | 1日あたり料金 | $100.25 |
出発日 | 2021年4月18日(日) | 日数 | 15泊16日 |
出港地 | 横浜 | 帰港地 | バンクーバー |
寄港地 | 函館、室蘭、ペトロパブロフスク(ロシア)、ビクトリア(カナダ) | ||
詳細 | 詳細はこちら |
② 14-Day China & Japan 14泊15日 | |||
船名 | ホーランドアメリカライン・ノールダム | ||
料金 | $1,639 | 1日あたり料金 | $109.26 |
出発日 | 2021年1月30日(土) | 日数 | 14泊15日 |
出港地 | 香港 | 帰港地 | 横浜 |
寄港地 | 廈門(中国)、上海(中国)、長崎、済州島(韓国)、釜山(韓国)、広島、高知 | ||
詳細 | 詳細はこちら |
上記はどちらも1日あたり1万円台の格安クルーズです。
①のセレブリティ・イクリプスは、横浜を出港し、太平洋を横断してカナダへ行くクルーズです。
15泊16日と日数は長くいですが、寄港地は少なく終日洋上日が多くなります。
②のホーランドアメリカ ラインのノールダムは、香港から中国を経由して横浜に来るクルーズです。
いずれもクルーズ料金は安くなりますが、片道の航空券の手配もお忘れなく。
ギャランティキャビンで予約する
予約時に客室番号は指定せずに、カテゴリー(クラス)だけを決めておくシステムです。
その際、料金はそのカテゴリーの最も安い料金となります。
後日クルーズ会社が選んだカテゴリーの客室か、それよりも上のランクの客室を割り当ててくれるというものです。
つまり運がよければ客室がアップグレードされる可能性があるのです。
メリットは
・安い料金で予約できる
・もしかしたらアップグレードされるかもしれない
デメリットは
・客室が決まるのが出港直前ということもある
・エレベーターに近いほうが良い、船の中央が良いなどの位置の希望も出せない
私たちも何度かギャランティで予約したことがありますが、カテゴリーを超えたアップグレードを受けたことはありません。予約したカテゴリ内で少しグレードが良くなったくらいです。
客室や部屋の位置にこだわりがないけど、少しでもクルーズ料金を安くしたい場合にはおすすめの方法です。
リピーターになる
多くのクルーズ会社では、一度乗船するとメンバー会員として登録されるリピータープログラムを行っています。
そしてメンバー向けのリピーター割引や、早期割引を行っている場合があるのです。
クルーズの場合、乗船後にお金がかかることがあります。有料レストランや、有料のインターネット利用、さらにアルコールだけではなく、ソフトドリンクにも。
そう、船に乗ってからお金がかかることが多いのです!
リピーターになると、このような有料レストランや飲み物、インターネット利用などの割引特典を利用できることがあります。
クルーズ料金自体だけではなく、このような費用も抑えるために上手に利用したいですね。
リピータープログラムの特典については次の記事で解説しています。
Mariner Society (マリナーソサエティ) | ホーランドアメリカ リピータープログラム
実際にクルーズ料金はどのくらい安くなるのか?
プレミアムクラスのホーランドアメリカ ラインのウエステルダムで日本発着クルーズに行った時には、出港の約2ヶ月前に予約をしました。(旅行記「2019年ウエステルダムで行く日本発着クルーズ」)
予約した前後のクルーズ料金をチェックしたところ、予約時が一番の底値で、その後は少し料金が上がってしまいました。
つまり、本当に出発の直前が一番安くなるというわけではなかったのです。
ちなみにその時のクルーズ料金は
・予約以前:$2,750(¥302,500)
・予約した時:$1,199(¥131,890)
・予約した後、出港まで:$1,249(¥137,390)
この時は14泊15日のクルーズなので、1日あたり 約$80(¥8,800)という格安料金です。
一番安いと言われている内側(インサイド:窓無し)の部屋ではありません!なんとこれでベランダ付きの部屋です。
クルーズ料金に含まれているもの/含まれていないもの
ここで改めて「クルーズ料金」に含まれているものを見てみましょう。
一般的にクルーズ料金には「宿泊+食事+移動+エンターテイメント」など以下のものが含まれています。
クルーズ料金に含まれるもの
・乗船してから下船するまでの移動費
・宿泊費
・朝食・昼食・夕食などの食事代
・船内エンターテイメント費用
・船内アクティビティ参加費
・船内のプールやジム、ジャグジーなどの利用料
上記はクルーズ料金にあらかじめ含まれているので、乗船中や乗船後に費用を請求されることはありません。
一方、一般的にクルーズ料金に含まれない費用は
クルーズ料金に含まれない費用
・船内クルーへのチップ
・港湾税(ポートチャージ)
・政府関連諸税
また個人で利用する下記のような費用もクルーズ料金には含まれていませんので、利用した分の費用を支払う必要があります。
その他のクルーズ料金に含まれない費用(例)
・アルコール飲料代
・カジノ
・寄港地観光代
・港への送迎代
・医療費代
・電話代やインターネット利用料
・クリーニング
・エステ
・有料レストラン
格安クルーズのデメリットはあるのか?
料金が安いからといって、サービスや食事、クルーの対応が悪くなる、なんてことはありません!
上記でご紹介したように、プレミアムなのに1日あたり約$80の格安料金で豪華客船でのクルーズ旅行が楽しめるのです。
それでは今までのクルーズ旅行を少しご紹介しましょう。
上記の写真は通常の広さのベランダ付きタイプの客室です。
もちろんスイートルームのように豪華ではありませんが、2人で過ごすには十分です。
べランダ付きの客室でしたので、ベランダに出ると こんな景色 が広がっています。
そしてクルーズの良いところは、クルーズ料金に朝食・ランチ・ディナーの食事代が含まれていること。
上記の写真は、ガーラ(フォーマルナイト)の時に提供されたステーキとロブスターという豪華な組み合わせのお料理( Surf and Turf :サーフアンドターフ)です。
ステーキもロブスターも追加料金無し!
また、船内ではショーやカジノ、生バンドによる演奏、映画等、さまざまなエンターテイメントを無料で楽しむことができます。
また、「ずっと船の中にいて退屈ではないの?」と思う方もいるかもしれませんが(私も最初は思っていました!)、ゲストを飽きさせないようにいろいろなアクティビティが用意されているのです。
もちろんそのアクティビティもほとんどが無料です。
でも最高の贅沢は、なにもせずにのんびりと海を眺めること。
日々の生活の中、なかなか「のんびりと過ごす」なんてことは難しいですよね。
クルーズでは、そんなぜいたくな時間を過ごすことができる場所なのです。
クルーズに格安で行く方法
クルーズを格安で行く5つの方法は、
・出港直前のタイミングに予約する
・オフシーズンを狙う
・片道クルーズ
・ギャランティキャビンで予約する
・リピーターになる
でも「もっと値段が下がるかもしれない」と思って待っていたら、逆に値段が上がってしまったり、完売してしまう可能性もあります。
またクルーズは乗船した後にもいろいろと費用がかかるので、クルーズ料金そのものを安くするだけではなく、乗船後の費用も上手に抑えてクルーズを楽しみたいですね。
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