青森の寄港地観光紹介 〜セレブリティミレニアム日本一周クルーズ乗船記ブログ7〜

セレブリティミレニアムで行った青森にあるあらりんご

この乗船記ブログではセレブリティミレニアムの日本一周クルーズで寄港した青森での観光の様子を紹介しています。

横浜を出港し、神戸・大阪・広島・釜山(韓国)・函館と巡った後、11日目に青森へ寄港しました。

青森には昨年2回クルーズで訪れており、その時に「ねぶたの家ワ・ラッセ」や「八甲田丸」など青森駅周辺の観光スポットは巡っていたため、今回は青森市内のアップルパイを食べ歩くことに。

同じアップルパイといえど、お店ごとに特徴があり、美味しさもそれぞれ。
楽しいアップルパイ巡りとなりました。

この乗船記ブログでは青森で食べたアップルパイと共に観光スポット、移動手段、費用などもあわせて紹介しています。ぜひクルーズで青森に行った際の参考にしてくださいね。

今回のクルーズの概要は下記の記事をご覧ください
セレブリティミレニアムで行く日本一周クルーズ乗船記

目次

青森の観光プラン

青森A-factoryに入っているスキップエッグ

青森といえば、りんご!
ということで、今回は青森市内にあるアップルパイの食べ歩きをします!!

青森観光で巡ったルート

青森港 新中央ふ頭

青森アップルパイ食べ歩きに出発!
まずは青森駅まで歩きます。

青森市営バス(約20分)

「青森駅」から市営バス(観光通り線)に乗車し、「妙見」で下車。

SPOT
アンジェリック

青森駅からは離れた場所にある洋菓子店。アップルパイが有名だけどお洒落なケーキもたくさん!

青森市営バス(約20分)

「妙見」から市営バス(青森駅行き)に乗車し、「新町一丁目」で下車。

SPOT
シュトラウス

ウィーンで修行し国家資格を取得したオーナーがオープンしたウィーン菓子専門店。

SPOT
やきとり直

シュトラウス近くにある焼き鳥屋。青森郷土料理「イカメンチ」を購入。

SPOT
青森駅のリンゴジュース自販機

JR青森駅構内にある青森りんご100%のジュースだけを販売している自販機。

SPOT
SKIP EGG(スキップエッグ)(A-Factory内)

弘前アップルパイ総選挙を3連覇した絶品アップルパイ。

SPOT
à la ringo(あら、りんご。)(A-Factory内)

2024年4月にオープンした青森りんごを使ったスイーツのお店。

SPOT
アスパム

青森の観光情報や物産品を紹介する観光物産館。

青森港 新中央ふ頭

徒歩で青森港に戻ります。
これで青森アップルパイ食べ歩きは終了です!

青森観光でかかった費用

青森市営バス 「青森駅」〜「妙見」乗車料金 (大人1名:330円2人)660円
青森市営バス「妙見」〜「新町一丁目」乗車料金 (大人1名:300円2人)600円
アップルパイ(アンジェリック)460円
アップルパイ(シュトラウス )500円
アップルパイ(スキップエッグ)500円
アップルパイ(à la ringo)480円
いかメンチ(やきとり直)500円
合計(2名分)3,700円

アンジェリックは青森駅近くではないためバスを利用しました。シュトラウス、スキップエッグ、à la ringoはすべて青森駅から徒歩圏内にあります。

青森で巡ったアップルパイ・観光スポット紹介

セレブリティミレニアムから見た青森港新中央ふ頭

5月12日(日)
入港:7:00
出港:17:00

朝7時、セレブリティミレニアムは予定通り青森港 新中央ふ頭に入港しました。

新中央ふ頭からJR青森駅までは徒歩約20分。
歩ける範囲ということなのか、ここではシャトルバスサービスはありませんでした。

まずは歩いて青森駅を目指します。

20分は微妙な距離なので、シャトルバスがあれば嬉しいのですが・・・。

青森の新町商店街から見た青森駅

新町商店街を抜けて、先に見えるのがJR青森駅です。

青森市営バス

まず向かうのは、ネットでも評判の高い「アンジェリック」。
でも青森駅からは離れた場所にあるためバスに乗って行きます。

今回乗車したのは青森市営バス「K37 問屋町(観光通り線)」です。
他には「K30 モヤヒルズ(観光通り線)」「K38 流通団地(観光通り線)」などでもOKです。

青森市営バスの妙見バス停

20分ほど乗車して「妙見」バス停で下車します。

アンジェリック

青森にあるアップルパイが有名なアンジェリックの外観

アンジェリックは「妙見」バス停からは歩いて5分程度、バス通りから一本入った場所にあります。

事前にこの建物の写真を見ていたので、すぐにアンジェリックだとわかりましたが、外観からでは何のお店かわかりませんよね!
でもスタイリッシュで 壁に描かれた木がおしゃれ。

店内にはカラフルなケーキ、洋菓子、マカロン、ペストリー、パンなどが並んでいました。
どれも美味しそう!!

10時開店の10分後くらいに入ったのですが、日曜日ということもありすでに多くの人が!
週末には午前中で売り切れてしまうと聞いていましたが、店内の様子を見ていると納得です。

青森アンジェリックのアップルパイ

アンジェリックのアップルパイ(460円)

パイ生地に薄くスライスされたリンゴがのっています。
生地はサックサクで今までに食べたことがない食感。

またりんごのシャキシャキ感も良いです。
加工されていないため、フレッシュなりんご本来の味を楽しめます。

ただ仕上げに使われているアプリコットジャムの香りがりんごを邪魔しているように感じてしまいました・・。

目的のアップルパイだけではなく、他のケーキも買いたかったです!

シュトラウス

青森にあるウィーン洋菓子店シュトラウスの入り口

再び「妙見」から青森駅行きのバスに乗ります。
ただ終点の青森駅まで行かず、その手前の「新町一丁目」で下車。
そこから新町商店街まで歩き、本日2軒目の「シュトラウス」へ。

青森駅からは徒歩5分程度の場所にあるシュトラウスは、老舗和菓子店「甘精堂本店」が経営しているウィーン菓子専門店です。(シュトラウスの隣りに和菓子店があり、店内でつながっていました)
オーストリアで修行を積み、国家資格を取得したオーナーがオープンさせたそうです。

店構えや店内もヨーロッパを感じさせる重厚なインテリアです。

なお2階にはカフェが併設されていて、アップルパイを始め、ウィーン発祥のザッハトルテなどをいただくことができます。

青森シュトラウスのアップルパイ

シュトラウスのアップフェルシュトゥルーデル (500円)

正確にはアップルパイではなく「アップフェルシュトゥルーデル」です。
シュトゥルーデルというとっても薄い生地でフィリングを包んで焼いたオーストリアのアップルパイです。

この薄い生地が何層にもなっており、パリパリといい感触。他のアップルパイとはまた違った食感です。

青森県産のりんごと、レーズン、胡桃でできたジューシー感のあるフィリングがたっぷり詰まっていて、食べ応えがあります。
表面にかかっている粉砂糖(?)とパイ生地との相性も良かったです。

りんごは柔らかく煮てありますが、個人的にはもう少し形が残る程度が好きかな。
またシナモンが効いているのですが、苦手な人にはちょっとツラいかも。


acureのリンゴジュース自動販売機

スクロールできます
JR青森駅にある青森りんご100%のリンゴジュース自販機

次はJR青森駅へ。
目的は、2階の改札口近く、JR東日本旅行センターの入り口にあるりんごジュース自販機です。

acureブランドのリンゴジュースは我が家の最寄りJR駅でも売っているのですが、自販機すべてがりんごジュースというのは、ここ青森駅の他には、新青森駅や東京駅だけだそうです。

青森りんご「つがる」100%のジュース

青森のりんごだけで作られたりんご100%ジュース。
7種類あるのですが、この自販機で売られていたのは4種類でした。
その中から「つがる」を購入。

「つがる」は甘味も酸味もそんなに強くありません。
とっても飲みやすいですよ。

SKIP EGG(スキップエッグ)

青森にあるA-Factory外観

リンゴジュースで休憩した後は、青森駅から徒歩2分の「A-Factory」へ。

青森県産食材を使ったグルメやお土産物が揃う複合商業施設で、青森県産りんごを使ったシードルやアップルソーダを製造しているシードル工房も併設されています。
ガラス張りのため工房での製造工程を見学することもできますよ。

私たちもここで青森土産を購入したことがあります。

青森A-Factoryにあるスキップエッグ

3個目のアップルパイは、A-Factoryに入っている「SKIP EGG(スキップエッグ)」です。

弘前アップルパイ総選挙で3連覇を果たした弘前にあるケーキ店「ボンジュール」の姉妹店です。

青森スキップエッグのアップルパイ

SKIP EGG(スキップエッグ)のアップルパイ(500円)

りんごは甘酸っぱさが特徴の「紅玉」を使用。
と言っても程よい酸味です。

りんごは大きめにカットされているので、ストレートにりんごの美味しさを堪能できます。
しっとりしすぎず、また少しシャキシャキ感が残っているのも良いですね。

バター香るパイ生地はサクサク。りんごとの相性もGOODです。

シナモン苦手な私でも美味しく食べられます!

4個のアップルパイの中ではスキップエッグが一番自分好みでした。

à la ringo(あら、りんご。)

青森A-Factory内のあら、りんご。

最後は同じA-Factory内の「à la ringo(あら、りんご。)」。
2024年4月にオープンした青森りんごを使ったスイーツのお店です。

アップルパイ以外にもりんごを使ったタルトタタン、パウンドケーキもあります。

青森あらりんごのアップルパイ

à la ringo(あら、りんご。)のアップルパイ(480円)

アップルパイは、サンふじ、王林、名月、紅玉などの中から、常に3種類をライナップしているそうです。

私たちが購入したのは濃厚な甘さと程よい酸味が特徴の「サンふじ」。
そのためかこのアップルパイも少し酸味を感じましたが、程よい酸っぱさで食べやすいです。
たっぷりのりんごをサクサクの生地で包んでいます。

丸っこいフォルムもかわいいですよね。

青森県観光物産館アスパム

青森県可能物産館アスパムの外観

A-Factoryの次は「青森県観光物産館アスパム」へ。

「A」をモチーフにした三角形の外観が特徴的なアスパム内には青森県の名産品や工芸品が販売するお店や、地元の味覚を楽しむことができるレストランなどが入っています。
また観光情報コーナーでは、青森県内の観光スポットやイベント情報を知ることもできます。
さらに13階にある展望台からは青森市内や陸奥湾、さらに天気が良い日には北海道の山々まで見渡すことができます。

展望台は有料です。

アスパムに入っているJA全農あおもりのあおもりりんごジュース

私たちが好きなのはアスパム1階に入っている「JA全農あおもり」のあおもりりんごジュース。
青森県産りんごだけを使用した果汁100%りんごジュースです。

紙コップ1杯で100円です。
雑味のないりんごの甘さと酸味とのほどよいバランスで飲みやすく、美味しい!

アスパム2階にある市町村ホール

2階の「市町村ホール」にはフリースペースがあり、ここでリンゴジュースを飲みながら、購入したアップルパイを食べました。

アスパム市町村ホールから見たダイヤモンドプリンセス

大きな窓からは停泊中のクルーズ船が。(上記はダイヤモンドプリンセスで青森に寄港した時の写真です)

スクロールできます
青森郷土料理「いかメンチ」
青森郷土料理「いかメンチ」を内部
いかメンチのポスター

ここで「やきとり直」で買った「いかメンチ」もいただきます。

やきとり直はその名前の通り焼き鳥店なのですが、店頭でいかメンチも売っていたのです。
ウィンドウに貼られていたいかメンチのポスターが美味しそうだったので、つい買ってしまったというわけです。

ゴロゴロと大きく刻んだイカがたっぷり入っていて、食べ応えあります。
味付けされていて、このまま食べることができました。

初めていかメンチを食べたのですが、今回の旅行で一番美味しかった料理かも。2個で500円でした。

アップルパイといかメンチを食べたら、お腹いっぱい!
これで青森観光は終了です。

アスパムからクルーズターミナルまでは歩いて帰ります。
10分ほどでクルーズターミナルに到着です。

約6時間の青森アップルパイ散策でした。
今回4店舗のアップルパイを食べましたが、アップルパイと言えどお店によってこだわりはさまざま。

次回は他のアップルパイも食べてみたいなあ。

明日は再び終日洋上日、その次は清水に寄港します。

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